BLOG行催事2019.08.14

小塩の上げ松

夏の京都といえば大文字焼きなどの五山の送り火が有名ですが、京都の北部山間地域ではあちこちで松上げという伝統行事が行われます。

この松上げ(上げ松)は古くより愛宕神社の信仰で火伏・防火の祈りが込められています。

京北の小塩地区でも毎年、8月23日前後の土曜日(今年は24日)に、防火や豊作、無病促進などの願いを込めてこの松上げ(上げ松)が行われます。

小塩の上げ松は、高さ15メートルの「灯篭木」の先端に直径2m高さ4mの「もじ」と呼ばれる杉葉等を詰めたカゴのようなもの中に、男性たちが松明を投げ入れて行われます。

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男性たちの掛け声のなか、松上げを見学するのはエキサイティングです。


まだ見られたことがない方は、是非この機会にお立ち寄りください。

ちょっとした出店の出店もありますので、家族連れでも楽しめますよ。

公共機関でのアクセスがあまり良くないので、自家用車で行かれることをお勧めします。

・小塩松上げ
日時 8月24日(土)20:00〜
場所 京都市右京区京北小塩町

一本道を進むと会場の奥の方へ臨時の駐車場がありますので、そちらをご利用ください。