京のとろみ
料理を撮影し続け40年。京都の食事情を知り尽くした食いしん坊カメラマンが、好物のとろみ料理を披露する新企画。和食のあんかけ料理をはじめ中華の甘酢餡、カレーうどんやデザートまで。ハリー巨匠撮影、シズル感たっぷりの写真とともにご紹介します。
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BLOG京のとろみ
2019.12.29
「餃子の王将」のあんだく天津飯
京都発祥の中華料理チェーン店「餃子の王将」2019年3月31日現在、海外含め729店舗あるらしい。その1号店が1967年京都の四条大宮にオープンした。私の家から800m徒歩10分以内である。小学生の頃は親に連れられ、高校生になると学校から近いので毎日のように足を運んだ。今でも週に1〜2のペースで通っている。お気に入りのメニューはたくさんあるけれど今回は天津飯。この天津飯のオーダーには必殺の裏技がある。「あんだく天津飯」だ!注文時に「餡多めで」や「餡たっぷりで」と頼むと追加料金無料で餡がたっぷりかかってくる。玉子のとろみ、餡のとろみが圧倒的。私はこの餡に餃子や唐揚げも絡めて食べる。うまい!とろみだくだくの天津飯。とろみストとしてこれをオーダーしない手はない。ぜひ一度、試してほしい!
ハリー中西
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BLOG京のとろみ
2019.11.26
「京一」のあんちゅう
「あんちゅう ひとつ〜」と厨房にオーダーがとおる。ここは中華そばが名物の食堂「京一」のテーブル。40年以上通う店内は昭和そのままで老若男女で賑わっている。中華そばは「ちゅうか」「たまちゅう」「カレーちゅう」「あんちゅう」の4種類ある。一番人気は濃厚なカレーを使った「カレーちゅう」。しかし、私がオススメしたいのはとろっとろの餡でとじた「あんちゅう」である。和風中華スープを濃いめの餡でとじ、たっぷりとおろし生姜が乗っている。具は細切れの焼豚と玉子、麺はもちろん中華麺。濃厚な餡で食べ終わるまで熱々、大量のおろし生姜で体はポカポカ。これからの季節、底冷えのする京都には欠かせない一品だ。真夏に大汗をかきながら食べるのも最高にいい。これまた名物のパフェやソフトクリームで〆たら完璧である。
ハリー中西
料理カメラマン
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