里山暮らし
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BLOG里山暮らし
2019.03.25
京北桜情報3 「吊り橋の枝垂れ桜 @ 魚ヶ渕」
京北には、たくさんの桜がありますが、今回ご紹介するのは、魚ヶ渕の吊り橋の枝垂れ桜。この桜は近所に住んでいるおじいさんがまだ20代のころ、近所の人たちと植えたんだそうです。樹齢は約60年くらい。撮影2018年4月5日です。この吊り橋は、歩くと揺れるので少し怖いです。桜がない時期でも、吊り橋を見にきてもいいかもしれません。平日であれば、誰もいないタイミングもあるので、独り占めできますよ。河原でお弁当を食べても気持ちがいいと思います。川沿いを自転車で走ると気持ちがいいと思いますよ。ここの下流には他の桜のスポットもありますので、またご紹介しますね。魚ヶ渕吊り橋〒601-0251 京都府京都市右京区京北周山町山キハ22ウッディー京北から約3キロです。車で5分、自転車15〜20分、徒歩40分京北のお花見情報やお食事の情報を、「里山の名桜をひとりじめ」で紹介していますので、合わせてお読み下さい。
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2019.03.23
京北桜情報2
桜にはたくさんの種類があるって知っていましたか?一般的に知られているのが(私基準です)、ソメイヨシノ、枝垂れ桜、八重桜(牡丹桜)、ヤマザクラでしょうか。昔から品種改良をしていて、今は600種類ほどあるそうですよ。そして種類によって花が咲くタイミングが違うのです。周山の川沿いの木に花が咲いていたので、梅かと思ったら、どうやら早咲きの品種の桜のようです。桜と梅の違いって知ってますか?花びらの先端が別れているのが、桜のようです。下の写真は、すぐそばの梅の木。桜と違って、花びらの先端が丸いですね。ほのかに匂いもします。見た目結構似ていますが、よく見ると違います。桜の方が梅よりも花の数が多いですね。上の方の写真の桜です。花の咲き方がまばらで、ソメイヨシノの咲き方とは少し違うように思います。こちらの写真は別の桜です。この桜は一般的なものより、ピンクが強いそうに見えます。タイミング的にはソメイヨシノが咲く頃か少し遅れて咲くのではないかと思います。ソメイヨシノや枝垂桜はまだまだツボミですね。これから桜の開花情報をアップさせてもらいます。京北に訪れるタイミングのご参考にしてください。京北のお花見情報やお食事の情報を、「里山の名桜をひとりじめ」で紹介していますので、合わせてお読み下さい。
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2019.03.21
仲良く暮らせるまちづく「ゆめハウス」さん
私たちの事務所のご近所に、素敵なお家があります。「ゆめハウス」さんです。お家といっても素敵なところは、そのお家の活動にあります。ゆめハウスさんは、誰もが暮らしを楽しみながら、みんなで助け合い、仲良く暮らせる京北の町づくりをもっとうに、NPO法人として会員の皆さんと共に様々な活動に取り組まれています。うたごえ喫茶や映画会、ミニ・デイサービスやマイカー送迎、困りごと総合相談などなど。そして、面白い取り組みだなぁと思ったのが、ゆめハウスの中で会員のみで利用できる通貨「ゆめ券」です。会員同士でマイカー送迎でお世話になった時のお礼や、ゆめハウスの喫茶での利用や、販売されている手作り品の購入などに、使える通貨だそう。会員同士のボランティアで、ゆめ券を手に入れることも可能だそうです。あなたも「ゆめ長者」を目指しませんか?!ハウスのWi-Fiを利用してメールやインターネットのチェックをされる方、バスの時間待ちで、おしゃべりやコーヒーをいただかれる方もいらっしゃるそうです。コーヒーは、ゆめ券がなくても現金で対応して下さいます。バスの待ち時間に立ち寄ると、おしゃべりの楽しいオーナーさんから京北の情報が、教えてもらえるかもしれませんよ。◎ゆめハウス〒601-0251京都市右京区京北周山町東丁田5https://www.facebook.com/keihokuyumehouse
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2019.03.19
京北桜情報
京北には桜の花見スポットがたくさんあって花見し放題ですよ。大阪市とほぼ同じ面積なのに、京北の人口は約4,700人で、大阪市の人口は約2,690,000人。花見スポットはたくさんあるのに、人口が少ないので、人口桜密度?はめちゃめちゃ低い。ということは桜を独り占めし放題な訳ですよ。掲載している写真は、道の駅ウッディー京北の横(西側)を流れる弓削川沿いの桜で、昨年の4月3日に撮影したものです。ウッディー京北の南側の上桂川沿いにも桜がたくさんあります。私は以前、ウッディー京北の南側で花見をしたことがありますが、完全に貸切でした。地元の方は農繁期で忙しいのか、もっといいスポットを知っているのか、はたまた知り合いに見られるのが恥ずかしいのかわかりませんが、この辺でお花見をしている人はほとんど見たことがありません。このスポットはウッディー京北でお弁当を買って、お手軽にお花見できるので、オススメですよ。京都の市街地と比べて、気温が5度ほど低い京北では、桜の開花時期が1週間ほど後になります。(※京北地域は大阪市と同じくらいの面積があるので、京北の中でも開花時期は違います。)今年は暖冬だったので、開花は早いんですかね?こちら写真は同じ場所で、3月19日に撮影したものです。ただいま準備中のようですね。京北のお花見情報やお食事の情報を、「里山の名桜をひとりじめ」で紹介していますので、合わせてお読み下さい。
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BLOG里山暮らし
2019.03.15
ひっそりと咲く春
雨上がりのある朝、家の近くを散歩しているとご近所の方に出会いました。今年は雪も少なくて、桜の開花は早いでしょうかね?などと話をしていると、「桜もそうやけど、春の野草も咲いてるよ」と教えていただきました。ご近所の方は、トレッキングがご趣味で地方の山々へよく歩きに行かれますが、もちろん、地元京北の山にもお詳しく、野草にもお詳しい方で「あそこに咲いてる花は、昔はこの辺の山にたくさんあったんやけどねぇ」と、その方と教えてもらった場所へ行ってみました。そこには、白くて可愛らしい花がたくさん咲いていました。「これは、黄連(オウレン)って言うんやで。漢方薬にもつかわれててな、昔はびっしり咲いていたんやけど、乱獲にあってな...今はほとんど見れなくなってここの場所は人が来ないから、ひっそり生き延びたんやな。」帰宅して調べてみると、どうやらセリバオウレンのようです。杉植林の山にも生息し、寒冷地を好むようです。ご近所の方に教えていただいた通り、漢方薬に利用され、殺菌作用や抗炎症作用があり、古くから健胃薬として利用されていたようです。京北の町は、昔はなんでも自給自足ができた町と教えてもらいました。町の先人の方々は、体調を整えてくれるこの花を大切にされいたことでしょう。ですが、乱獲にあってしまったことは本当に悲しく残念です。だから、先人の方々の気持ちを想うと、この花が咲く場所は、残念ですがお教えすることはできません。この花がやがてまた、たくさん咲いてくれますように。私も京北の自然を大切にしたいと、改めて思いました。
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BLOG里山の食
2019.03.11
ふき味噌作り
散歩中にふきのとうを見つけたので、収穫しました。暖かくなってきて、開いてしまっているものもあるので、今回ふき味噌を作ることにしました。ということで、今日はふき味噌の作り方をご紹介します。材料 1.ふきのとう 90グラム(今回の収穫)2.麦味噌 140グラム (九州の実家から送られて来たもの)3.みりん 大さじ24.酒 大さじ25.胡麻 大さじ26.米油 大さじ1材料の量は好みで調整したらいいと思います。ふきのとうはややアクが強いので、子供でも食べやすいように、胡麻をいれて、みりんとお酒も多めに入れました。作り方①2〜5を混ぜてる。②ふきのとうを5mmくらいに切る。③鍋に油をいれて、②で切ったふきのとうを炒める。1、2分。④弱火にして、①で混ぜた材料とふきのとうを混ぜる。⑤水気を少し飛ばして出来上がり!めちゃめちゃ簡単です。早速食べましたが、独特と苦味がたまりません。ご飯のおかずに、お酒の肴に最高です。是非みなさんも試してみて下さい。以前のブログ「ふきのとう」で、ふきのとうの天ぷらを紹介しています。そちらも合わせて、お読み下さい。
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BLOG里山暮らし
2019.03.09
春一番?
最近暖かくなって来ましたね。ぼちぼちスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへ変えようかと思っていたのですが、昨日はまさかの雪が降りました。今朝は梅の木に積もった雪が溶けて、サンキャッチャーのようにキラキラ光ってで綺麗でした。朝晩は冷え込みますが、春一番が吹いて、晴れた日の日中は12、3度まで気温が上がって、暖かくて気持ちがいいです。我が家の梅の花はまだ咲いていませんが、京北の梅も咲き始めていますよ。今日は暖かいので、息子たちは日向ぼっこ。そして、娘はおそらく今シーズン最後の雪遊び。京北のお花見情報やお食事の情報が、「里山の名桜ををひとりじめ」で紹介していますので、合わせてお読み下さい。
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BLOG里山暮らし
2019.03.05
京北、今昔物語
先日、「京北の、昔の話を地元のおじいちゃん、おばあちゃんから聞いてみない?カフェに来てくれはる地元のおじいちゃん達の自分たちの昔話が、もう本当に興味深くて!」と、カフェも運営されている京北くろだ里の駅プロジェクト代表の川口さんに、お知らせをもらい、昔の京北って?とワクワクしながら訪ねに行きました。講師の3名の先生方は、皆さん昭和15年生まれ。現在、京北の人口は4600人ですが、人口1万人時代をご存知の方々です。地元生まれ地元育ち。戦時中戦後が幼少期だったこと。食生活は海が遠いこともあり、鮭も鯖もニシンも保存の利く塩漬けのものがほとんどだったことや、糀屋さんから糀を買い味噌や醤油も家庭で作っていたこと、農業は今のトラクターに代わるのが牛で各家庭牛を飼い田畑を耕していたこと、当時を振り返りながら「昔のこと思たら、今はホンマになんでも便利で良うなったわ~」と目を細めて笑う先生方。私が一番興味を持ったのは、これまでも京北の経済を支えてきた林業の話で交通のなかった昔は筏を組み、上桂川から下流の嵯峨に北山杉の丸太を流していたこと。驚いたのは寒い冬に筏を流し、流して下流に着いたら歩いて京北へ帰って来られていた事が1番びっくりしました。今よりも明らかに積雪量も多く、寒くても防寒着も今よりも薄かったであろうその時代に、寒い川に筏を流し雪の中を歩いて峠を戻って帰ってきた先人の方々の当時を思うと、想像に及ばないほどのご苦労だったことでしょう。講師の皆さんも「若い人たちに自分の話を聞いてもらうのは、恥ずかしいなぁ」と言いながらも年輪も刻まれたその笑顔で終始活き活きと楽しそうに話される姿は、どこか愛おしくて今の京北に暮らす私も、もっとたくさんの方々に京北のことを知ってもらいたい!と大変良い刺激をもらえたひと時でした。まだまだ聞いていたかった昔語り。次回の開催がとても待ち遠しいです。京北黒田地域を元気に!をもっとうに移住促進もされている京北くろだ里の駅プロジェクトさん。田舎暮らしに興味のある方は、ぜひ訪ねてみられてはいかがですか?京北くろだ里の駅プロジェクトhttp://kuroda-satonoeki.jp/