里山暮らし
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BLOG里山の食
2019.05.02
山菜の天ぷら
春の晴れた日は暖かくて気持ちがいいですよね。朝は、ゆっくり日向ぼっこをして、洗濯物を干して、掃除をして・・・。春は仕事が捗ります。ぼちぼちお昼ご飯を食べようと、冷蔵庫をみたら、おかずっぽいものは納豆くらいしかないではありませんか。我が家からスーパーまでは、車で15分。昼ごはんの為だけに買いものに行く気はしない。ということで、お昼ご飯はその辺に生えている野草を摘んでおかずにすることにしました。たんぽぽ、スギナ、カラスノエンドウ、山椒、フキ、こごみ、ミツバ、よもぎ。その辺に食べられるものが結構たくさん生えています。ありがたや、ありがたや。取れた山菜を小麦粉と混ぜて、かき揚げに。かき揚げ丼の出来上がり!!(茶色いのは納豆のかき揚げ)うまし!!春の色んな味がして、たまりません。これはハマりそうです。春に出来る里山的贅沢。豊かですなー。皆さんもいかがでしょう??
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BLOGアート・クラフト
2019.04.30
リースづくり de 春をもっと楽しむ
春の里山はあちこちに草花が生えて来ていて、気持ちがいいです。先日、京北在住のリース作家Taphy Nosseさんのリースづくりワークショップに妻が参加して来ました。家に持って帰って来たリースはかなり上手くできていました。これ1つで我が家がオシャレに。ワークショップから数日たったある晴れた日、ついさっきまで家にいたはずの妻の姿が見当たりません。子供が泣いているのに、どこ行ったんだ?と、ちょっとイラっとしながら、家の外を探してみると、山の中からひょっこり現れました。「リースづくりのワークショップで材料の集め方を教わったから、草を摘んでいたんだよ。たくさん綺麗な草や花が生えてたよ。家の周りにこんなにたくさんいいものがタダであるなんて、京北最高!宝の山だよ。」と妻。そのあと妻は、目をキラキラさせながら収穫した草花をせっせと干していました。私なら、「あーぼちぼち草刈りしないとなー」と思うところ、妻は、「あっちもこっちも宝の山だー」と。人間って面白いですよね。人によって物事の捉え方は180度変わる。このパターンだと、どう考えても、妻の方が幸せなタイプですね。こちらはTaphyさん。Taphyさんはリースの制作を通じて、「表面的な光の美しさだけじゃなくて、深いところにある影の美しさを、そして自然や植物の生きる力を感じてもらいたい。」とおっしゃっていました。妻に幸せの価値軸を与えてくれたTaphyさんの作品の展示とリース作りワークショップがmumokuteki goods & wears 京都店であります。皆さんも作品を観たり、ワークショップに参加して、幸せ価値軸を手に入れてみてはいかがでしょう?---------Taphy Nosse展示「Ring a ring O vol.2」5/18(Sat)-31(Fri)mumokuteki goods & wears 京都店ワークショップ「青葉の月 そよぐ草花のリースづくり」日時 5/24(Fri),25(Sat) 13:00-16:00(12:30 受付開始) 場所 mumokuteki goods 2F(キッチンスペース) 京都市中京区寺町通り蛸薬師上ル式部町261定員 各日5名参加費 5,500円(税抜)約20cmのリングからドライフラワーを装飾し、リースをつくります。野山の草花、mumokutekiのドライフラワーを用意します。エプロンをお持ち頂くか、汚れても大丈夫な服装でお越しください。《予約お問い合わせ》https://reserva.be/mumokuteki075-229-6996(11:30-20:00)goods@mumokuteki.comTaphy Nosee独学でアートを学び、東京やNYで個展を開催。2011年より京都に拠点を移し、現在は京北在住。自ら採取した草花をドライフラーにし、リース制作や空間装飾、店舗デコレーション、ワークショップなどを行なっている。https://www.facebook.com/nosse.taphy
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BLOG里山暮らし
2019.04.17
おばあちゃんの畑から。
今朝、畑にいるおばあちゃんに、今年は何を蒔くの?と聞いてみました。「あんなぁ、最近は急に寒ぅなったり、この間は蒔こうかな?って思もたら雪も降ったやろ?せやし、まだ蒔けてへんねんよ。」と、言いながら畑の説明をしてくれました。これは玉葱の苗。早く蒔いて作った畑には、葱坊主ができていました。我が家のおばあちゃんの健康の秘訣にもなっている、畑の作業。京北のおじいちゃん、おばあちゃんのお元気の源でもあります。みなさんそれぞれ、思い思いの畑を作っておられる畑の先生です。我が家のおばあちゃんの畑のこだわりは「完全無農薬」。安心して美味しい野菜が食べられるのは、おばあちゃんのおかげ。ありがたいです。冬野菜が終わったとのことで、収穫せずにそのままにしておいた野菜から、花が咲いていました。これは、大根の花。これは、白菜の花。花は菜の花のようです。真ん中からにょきにょき花が咲いている様子は、なんだかとても可愛らしいです。こんな風に白菜から花が咲くのを知ったのは、京北で暮らしてから。畑から四季を感じる暮らしは、里山暮らしの醍醐味です。
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BLOG里山暮らし
2019.04.09
春、百年の美しさ~黒田の百年桜~
今週は小学校や、中学校、高校と入学式ウィークですね。開花していたのではないでしょうか。京北の桜も至るところで咲き始めましたよ!「里山の名桜をひとりじめ」https://www.mbs.jp/kyoto-chishin/satoyama/tour02.shtmlの、ページでもご紹介している桜をはじめ、京北に暮らす方々が大切にされている桜は、あちこちにありますが、その中でも花の品種的にも珍しく大切にされている桜があります。「黒田の百年桜」です。百年桜は春日神社の境内にあり樹齢は推定は300年。幹の太さは約3m、高さは約6mの大きな桜木で、山桜の突然変異種で10~12枚の八重の中に一重が混じって咲く、とても珍しい品種です。桜守である佐野藤右衛門(さのとうえもん)親子が30年かけて1977年に苗づくりに成功。父の15代目佐野藤右衛門が「黒田百年」と命名され、その桜木は1983年に大阪造幣局・桜の通り抜けに植樹されたことをきっかけに親木であるここの桜も「百年桜」として広く知られるようになったそうです。春日神社には京北地域で確認できる現存最古の板倉があり、14世紀に遡る板倉は京都市内でも大変希少とされているそうです。今朝、参拝を兼ねて、百年桜の様子を見に行きました。蕾はかなり膨らんできている様子でした。今週末13日(土)と14日(日)には、「黒田百年桜まつり」が開催されるそうですよ。今週末は、里山の桜を眺めながら、春の「のんびり時間」を楽しみにいらっしゃいませんか?◎春日神社・黒田百年桜〒601-0499 京都市右京区京北宮町宮野90(アクセス) 京北ふるさとバス「宮」下車、徒歩1分。
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BLOG里山暮らし
2019.04.03
京北桜情報5
今年は例年より少し桜の開花が遅そうですね。メインの写真は高尾のツツジです。国道162号線を京都から京北へ行く途中に見ることができますよ。私はしばらく下山していないので、今年どうなっているか確認はできていませんが、例年なら京北の桜が咲く頃に、綺麗に咲きます。こちらは周山の川沿いの桜です。(2019年4月3日撮影)周山の桜は少しずつですが、咲いてきました。急に暖かくなって来たので、ソメイヨシノは来週末あたりが見頃ではないかと思います。京北のお花見情報やお食事の情報を、「里山の名桜をひとりじめ」で紹介していますので、合わせてお読み下さい。
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BLOG里山暮らし
2019.04.01
京北桜情報4
先日、桜情報3でご紹介した、魚ヶ渕の吊り橋の枝垂れ桜からそのまま川沿いに宇津方面に行くと、川沿いの桜が綺麗です。自転車や車に乗って川沿いを走るのは気持ちがいいですよ。(上の写真は2018年の4月5日です。)以下は周山の写真です。2019年3月24日2019年3月29日徐々に膨らんで来ましたよ。年度始めで忙しいくて、花見の予定が立てられていない方、京北の花見ならこれから企画してもまだ間に合いますよ。いかがでしょう。京北のお花見情報やお食事の情報を、「里山の名桜をひとりじめ」で紹介していますので、合わせてお読み下さい。
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BLOGお店
2019.03.29
時間を忘れる春~らふ工房cafe&Gallery360~
3月も今週でおしまいですね。年度末、このブログを読んでくださっている皆様も、お忙しい毎日をお過ごしなのではないでしょうか?日々の忙しさをそっとどこかにおいて、静かな場所でリフレッシュしたくなりますね。里山の京北は、自然に囲まれた静かな町ですが、とりわけ、その「静かさ」がとびきりの贅沢に感じられる場所があります。らふ工房Cafe&Gallery360さんです。京北の中心地からさらに山の中に位置する、らふ工房さん。オーナーの三村さんは木工を、奥様は染色を専門とされていてギャラリーには、四季の自然の息遣いを感じられるような優しい木のベンチや、肌触りも爽やかなワンピースなど、素敵な作品が展示されています。カフェのある、お家はお部屋のインテリアもとても素敵です。日々の忙しさに追われていると、ついつい周りの景色に目を向けることも難しいのですが、らふ工房さんのカフェの窓から見える景色は、自然の静けさも相まって、京北では見慣れた杉林が特別に感じられます。時間が経つのもつい忘れそうになる、贅沢な空間に、一度、いらしてみませんか?4月6日から5月6日まで、「らふ工房の春」と題しオープンカフェ・ギャラリーを開催されます。おすすめ膳(¥1,300)や、ホットサンド(¥1,000)など、カフェメニューも用意されるそうですよ。春の京北、奥山の特別な静けさを、ぜひ味わいにいらしてください。◎らふ工房cafe&Gallery360〒601-0276 京都市右京区京北西町下迫田5-1TEL&FAX:075-852-1152http://rough-360.com/
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BLOG里山暮らし
2019.03.27
バスの車窓から見る、京北の春
先日は、急に寒くなり雪もちらついた京北です。皆さんの街はいかがでしたか?「寒さ暑さも彼岸まで」と、先人の方々のいう通りもう、そろそろ暖かくなってもらいたいなぁと、思いながら今朝もストーブをつけた私です。でも、通勤に川べりや街路樹のピンク色に染まり始めた蕾をみると、春の訪れを感じることができ開花は、まだか?とワクワクします。先日、私を訪ねに来てくれた地方から来た友人に、「京北に到着した後、もし自分達で京北を巡るにはどうしたらよいかな?」と聞かれたので、「それは、ぜひ!ふるさとバスに乗ってみて!」と紹介しました。これまでの日記の中で「アクセス、ふるさとバス○○下車徒歩3分」等々と、お伝えしている「ふるさとバス」さんです。京北の山々や自然をイメージできる緑色のラインがトレードマークのふるさとバスは、京北の中学生・高校生や地元のご高齢の方々の足を支えている京北のとても大切な交通です。「里山の桜をひとりじめ」(https://www.mbs.jp/kyoto-chishin/satoyama/tour02.shtml)で、ご紹介している桜の地域はもちろん、京北内の社寺仏閣やご紹介したお店の近くには、ふるさとバスさんのバス停があります。京都駅からJR西日本バスで京北に到着されるバスプールがふるさとバスのバスプールであり、お隣の美山町を走る南丹バスさんも乗り入れされています。バスの車窓から、京北の春をぜひ感じてみませんか?京北へお越しの際はぜひ、ふるさとバスにご乗車ください。◎きょうと京北ふるさと公社 地域交通事業部(ふるさとバス)〒601-0251 京都市右京区京北周山町西丁田20-2TEL 075-852-0171 https://fuw.jp/furusatobus/