里山暮らし
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BLOG里山体験
2019.06.16
蛍に誘われて
本日は、友人の家でホームパーティーにお誘い頂きました。夜に外で遊んでいた子供たちが興奮して家に入ってきました。「みて、みてー、捕まえたよー。」見てみると、そこには蛍が。綺麗ですね。すぐ近くの川に行くと数匹蛍が舞っていました。今日は雨が降っていたこともあって、夜の気温は15度と肌寒かったので、蛍はあまり飛んでいませんでした。(トップの写真は以前撮影したものです。)例年なら今頃、かなり乱舞しているのですが、今年はまだ蛍が乱舞しているのが私は見れていません。晴れてじめっとした日の20時ごろに蛍を観ることが出来ますよ。蛍を見に行く際は、冷えるので暖かい格好で、出来れば長ズボンと長靴を準備した方がいいですよ。川辺の草の中にはマムシが潜んでいる可能性があるので。ついでにネギ坊主も準備してみてください。京北のおばちゃんが言っていたのですが、昔は蛍を見に行くとき、ネギ坊主を持って行っていたそうです。蛍を捕まえてネギ坊主の空洞に入れると、透けて光って綺麗なんだそうです。蛍の乱舞するところは本当に感動的です。蛍鑑賞へ京北まで足を運んで観てはいかがでしょうか?蛍のスポットはこちらの京北の蛍マップをご参照ください。(京都市HPより)
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BLOG里山暮らし
2019.06.09
ミニ田んぼ
最近週末にハマっているのが、家族で土いじり。娘が"お米を育てたい"というリクエストに答えるべく、本日は田植えをすることにしました。ただ、田植えをしたいからと言っても、我が家に田んぼはありません・・。そこで、発泡スチロールに土と水を入れてミニ田んぼを作ることにしました。発泡スチロールに、から土を入れて、水を入れて・・土と水をよく混ぜて(代掻き)、ミニ田んぼ完成。あとは、近くの農家さんに貰った稲の苗を植えるだけ。一瞬で植え終わりました。田んぼ作りから、田植え完了まで、約1時間。田舎だからこそ出来る、簡単な食育。なんでも簡単に手に入る時代だからこそ、敢えて手間をかけることが楽しいです。これで茶碗一杯分くらいのお米が獲れるのかな??収穫が楽しみです。
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BLOG里山暮らし
2019.06.07
タイムマシーンに乗って?!
先日、地域おこし協力隊のTさんからとても興味深い写真を見せていただきました。それは、私たちがオフィスを構えさせて頂いている建物付近の昔の写真です。昭和30年代に撮られた、1枚の写真。京北で育った我が家のおばあちゃんから、ここのオフィスが昔は銀行だったことを聞いたことがあったのですがその通り、銀行の看板が上がっているのにびっくりです。旧国鉄、今のJRバスが京北の町を走っていた事や、この通りが京北の「銀座」のような場所だったことがよくわかります。現在の写真が、こちら。時の流れを感じますね。1枚の写真から、まるでタイムマシーンに乗ったような不思議な気分を味わいました。
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2019.06.05
満天の星空
我が家は京北のダウンタウンの周山から車で15分のところの山の中の集落にあります。夜は近くに街灯が1つあるだけで、他は真っ暗。そんなところなので、夜空を見上げると、星がすごく綺麗です。森の新鮮な空気を深呼吸しながら、星を眺めるのは癒されます。周りに何もないから、味わえる星の美しさ。豊かですなー。皆さんも京北に夜に来られる際は空を見上げてみてはいかがでしょう。
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2019.06.03
蛇苺は薬草?
夏至に近づくにつれて、随分と日照時間が長くなりましたね。日照時間が長いのでこの季節は元気が出ます。畑仕事すると、明るいので夕方まで張り切ってしまい過ぎて腰が痛い今日この頃。楽しい季節です。夕方まで作業するのは良いけど、夕方に畑にいると厄介な客人たちも畑に出没します。それは、ブヨです。(ブトともいう。)キャンプをしたことある人は知っていると思いますが、朝夕、山や渓流に奴らは現れます。ブヨは蚊みたいに、血を吸うのですが、ブヨは噛んで出血させた血を吸うので、かなり痒いです。またタチが悪いのが、吸われている時、全然気付かないのに、しばらくすると痒くなるんです。しかもちょっと腫れます。(腫れは個人差あります。)私は毎年夏になると、上半身裸、短パン、素足で畑作業をするのが好きなんですが、そんな私は奴らの格好の餌食です。調子に乗って夕方まで作業していると、20箇所とか大量に噛まれたこともあって、そんな時は患部が腫れて全身が熱っぽくなります。そして掻いたら最後。何日も痒いです。なので、気合いを入れて掻くのを我慢します。そして、そんな時に私を毎回救ってくれるのが、蛇苺で作った塗り薬。蛇苺って食べても全然美味しくないのですが、かなり助けられています。(無毒なので、食べたい方はお試しあれ。)作り方は簡単で、蛇苺の実をホワイトリカー(梅酒とかを作るのに使う、甲種の35度の焼酎)に漬けるだけ。(ビワの葉バージョンもいいらしいですよ。)2週間ほどすると使えるようになります。写真の左のは去年作ったもの。右のが昨日作ったもの。今回の蛇苺は、ほぼ娘が採ってくれました。虫に刺されたら蛇苺の薬をとりあえず、塗っています。アルコールなので、スースーして気持ちいいです。香りもちょっとフルーティーでナイスです。一家に一瓶、いかがでしょう?ただ、畑や山で蚊やブヨに噛まれると、家まで蛇苺の薬を取りに行くのは面倒なので、現場で応急処置に使えるのがヨモギとドクダミです。ヨモギやドクダミを揉んで出た汁を刺された場所にに擦り込むと、かなり痒みに効きますよ。皆さんも山や川などに行かれる際は、蚊やブヨなど、あらゆる虫に気をつけて、楽しんでくださいね。刺されないように、服を着たり、虫除けスプレーなどで防護するのがオススメです。(注)当記事掲載の民間療法による「薬効」はあくまで伝承・経験に基づくものです。 医学的見地に立った対処療法は専門の医療機関にお問い合わせください。
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2019.06.01
おばあちゃんの畑から~その2
朝早くから、畑に出るのが日課の我が家のおばあちゃん。以前、「おばあちゃんの畑から」でも、お話ししましたね。さて、その畑から朝食を食べに戻ってきたおばあちゃんが、目を輝かせながら「ちょっと!ちょっと!畑行って来てみ!あんたら(私たち家族)が、好きなもんが生ってるで!」と、台所へやって来ました。聞けば、その苗は知り合いの畑をお手伝いに行ったときに畑の脇に野放図に生えていたのを少しばかりもらって帰ってきたそうで、「野放図に生えていたのだから、その辺に植えて、育たなくてもまぁ、いいか。」と、言う感じで、まったくお世話もしなかったそうなのです。「見に行ってみる!」と、早速畑へ行ってみると、それが生えている一角は、雑草だらけ。むむむ?よくよく目を凝らしてみると、見たことのある花が咲いています。雑草をそっとかき分けてみると・・・これは???もしかして?!!そう。苺が生っていました。雑草に隠れながら、可愛い赤色の実、これから実るちいさい緑色の実がたくさん生っていました。おばあちゃんも、まさかこんなにたくさん生るなんて、思ってなかったと言います。自然の力は、すごいです!朝から早速、摘みたて苺、ありがたくいただきます!
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2019.05.30
里山の空に
事務所で仕事をしていると、妻から電話が、出てみると。「ちょっと、大変大変!今サンダイコーの駐車場にいるだけどね、空に変な虹が出てるの!ちょっと観てみて!」と、興奮気味の電話が。なんだよ、虹ぐらいで騒がしいやつだなと思いながら、外に出てみると。??お、おー すごい!変な虹が。これは確かに興奮する。変わった虹なので調べてみると、環水平アークという虹の一種だそうです。暑い日が続いて、下り坂になる前に、観られるらしい。なんか良いことありそうです。
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BLOG里山暮らし
2019.05.28
もじゃもじゃだけど、安全?!
毎年、この季節になると、里山の空を忙しく飛び回るツバメたち。そして、どこのお宅の軒先にも、ツバメの住宅が並びます。ツバメマンションみたいなお宅もあったりもします。ツバメの父さん、母さんが忙しく雛に餌を運ぶ様子は我が家も毎年恒例の風景です。しかしながら、どの世界も子育ては大変なようで、その雛を狙って、天敵のカラスが巣を壊しにやってきたりします。去年も家族みんな気を抜いていたら、その被害に遭ってしまい、かわいそうなことになっていました。今朝、おばあちゃんが「これで、安全や!ガードもバッチリやで!」と言いながら、田んぼへ出向いて行きました。そして、その安全装置がこちら・・・えっっ??!!これが?ちょっと、衝撃的で、私もびっくりしたのですが、これは、去年畑で使っていたキュウリネットを再利用。そして、カラスは自分の両羽を広げた時に羽に接触するようなものがあるのを嫌うらしく、小さなツバメは隙間から上手に入ることができるけど、カラスは進入できないという、おばあちゃん作「エコかつ、カラスの生態に適ったツバメを守る安全装置」なのだそうです。おばあちゃんは、この季節になるといつも「ツバメが巣をしてくれる家は、栄える、って言うんやで」と嬉しそうに言います。この安全装置も、だからなんだなぁと。そして、うちの「おばあちゃん調べ」ですが我が家のツバメの雛たちが、空へ巣立つ日はいつも「大安吉日」なのだそうです。さて、今年はどうでしょうか?安全装置もバッチリなので、今年もすくすく大きくなって、里山の空へ羽ばたいて欲しいです。