BLOG里山暮らし2019.05.28

もじゃもじゃだけど、安全?!

毎年、この季節になると、里山の空を

忙しく飛び回るツバメたち。

そして、どこのお宅の軒先にも、

ツバメの住宅が並びます。

ツバメマンションみたいなお宅もあったりもします。



ツバメの父さん、母さんが忙しく雛に餌を運ぶ様子は

我が家も毎年恒例の風景です。

しかしながら、どの世界も子育ては大変なようで、

その雛を狙って、天敵のカラスが

巣を壊しにやってきたりします。

去年も家族みんな気を抜いていたら、

その被害に遭ってしまい、かわいそうなことになっていました。

今朝、おばあちゃんが

「これで、安全や!ガードもバッチリやで!」と

言いながら、田んぼへ出向いて行きました。

そして、その安全装置がこちら・・・

ツバメの巣2.JPG



えっっ??!!これが?


ツバメの網1.JPG



ちょっと、衝撃的で、私もびっくりしたのですが、

これは、去年畑で使っていたキュウリネットを再利用。

そして、カラスは自分の両羽を広げた時に羽に

接触するようなものがあるのを嫌うらしく、

小さなツバメは隙間から上手に入ることができるけど、

カラスは進入できないという、おばあちゃん作「エコかつ、

カラスの生態に適ったツバメを守る安全装置」なのだそうです。

1ツバメ.JPG



おばあちゃんは、この季節になるといつも

「ツバメが巣をしてくれる家は、栄える、って言うんやで」と

嬉しそうに言います。この安全装置も、だからなんだなぁと。

そして、うちの「おばあちゃん調べ」ですが

我が家のツバメの雛たちが、空へ巣立つ日は

いつも「大安吉日」なのだそうです。

さて、今年はどうでしょうか?



安全装置もバッチリなので、

今年もすくすく大きくなって、

里山の空へ羽ばたいて欲しいです。