里山暮らし
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2019.07.06
「飛び出し坊や」集合!
今朝、家族が出勤するのを見送りガレージの前の道路に立っている「飛び出し坊や」をふと見つめてみました。飛び出し坊やかぁ・・・。「飛び出し坊や」発祥の地は、お隣の滋賀県は東近江市だそうです。我が家の前の「飛び出し坊や」は、地区の小学校PTA委員さんの手作り。京北地域の「飛び出し坊や」はPTA委員さんの手作りが多く、その年その年、いろいろなデザインの「飛び出し坊や」が登場しているようです。なんだか、お隣の飛び出し坊やも気になってきたので、今朝は京北の飛び出し坊やたちに会いに行ってきました。USJに行くと、会える!と思っていたら、ここで子どもたちを見守っていてくれていました。スマホアプリで探さなくても、田んぼの脇の三差路に出現。ゲットはできませんが、子どもたちに注意を払ってくれていました。小学生のころ、図書室でよく借りた「くまのこウーフ」京北は季節柄時々本物の熊の子が出るのですが、看板だけで充分です。京北地域で出会った飛び出し坊やの中で、この子のレトロな雰囲気が何とも言えず、いい感じでした。晴れの日も雨の日も、たくさんの子たちの登下校を見守ってくれているんだなぁ。最後は、再び我が家の前の飛び出し坊や。よく見てみると、肩にこの季節ならではの友達をのせていました。間もなくやって来る夏休み。看板ではなくてリアル「飛び出し坊や」出現のシーズンです。ドライブを楽しむ大人も、夏休みを楽しむ子ども達も交通安全を守ってみんな元気に「無事カエル」!
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2019.07.04
巨人?阪神?やっぱ京北カイザース
日本で一番の人気スポーツといえば野球ですが、京北でももちろん野球が人気です。地元の周山中学校野球部は今年の春の大会で京都市で3位だったり、北桑田高校の野球部も強豪だったりで、京北では野球が盛んなんです。そんな京北の野球大好き人間たちが作った草野球チームが「京北カイザース」。実はこの京北カイザースは2年前のジャパンカップという草野球の全国大会で、全国優勝している超強豪チーム!そんな京北カイザースのキャプテンの一瀬さんにお話をお伺いしました。(写真の胴上げされている人が、一瀬さん)「カイザースのメンバーは京北や京都市内に住んでいる北桑田高校の野球部OBで構成されています。みんな野球が大好きで、毎週野球をしていますよ。私はカイザースを通じて京北のことをより多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。」カイザースの横の繋がりがあるからこそ、京北へUターンをするメンバーもいるそうです。ちなみにですが、カイザースの名前の由来は、一瀬さんが古代ギリシャの皇帝のカエサルのことが好きで、カエサルをドイツ語でカイザーというのですが、そこから名前をとったそうです。皇帝という意味です。京北の皇帝たちの今後の活躍に期待大です。今週末は軟式野球全国大会の高松宮賜杯に京都を代表して出場するそうなので、京北カイザースの応援をよろしくお願いします。----------------------京北カイザースのSNSFacebook:https://www.facebook.com/keihokukeysers/Twitter:https://twitter.com/keysers_botInstagram:https://www.instagram.com/keihoku.keysers/?hl=ja
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2019.07.02
草刈り エクササイズ
この季節になると、ウィーンと畑から音が聞こえてきます。それは草刈り機の音。今の時期は野菜もどんどん育ちますが、草もどんどん育ちます。実はこの草刈りってのが、京北暮らしではかなり大事で、ちゃんと草刈りをしていれば、「あいつはちゃんとしたヤツだ」という認識をしてもらえます。というのも、草刈りをしなかったら、植生が自然どんどんワイルドになっていって、草刈りがし難くなったり、虫がたくさん繁殖して農作物の被害が出たり、マムシなどの蛇に気付き難くなかったり、空き巣に入られるリスクが上がったりするので、ちゃんとした方がいいんです。けど、ちゃんと草刈りはしないとな〜と思っていても、ちょっと面倒で中々腰が上がらなかったのですが、私もちゃんとしたヤツになるべく我が家の草ボーボーの畑の草刈りを決行しました。いざ、草刈りをするといい運動になるし、終わった後もスッキリします。草刈りは草刈り機でするのですが、時計の振り子のように草刈り機を振りながら少しづつ前に進んで刈っていきます。私は同じ動きを繰り返すので、ちょっとしたランナーズハイ状態になるのが好きです。腰の回転のある動きなので、クビレが出来るかも。「草刈りは仕事ではありません!スポーツです!」を合言葉に今年もちゃんとした人を目指して草刈りに励みます!何でも自動化されて運動不足の今日この頃、夏は田舎で草刈りのお手伝いするなんていかがでしょうか?
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2019.06.28
カエルが・・・。
ようやく、梅雨に入ったようですね。例年よりも21日遅いそうです。梅雨に入ったということで今日は雨です。雨でも仕事はあるので事務所へ。事務所に着いて、ふと車に目をやると、そこにはカエルが。デカっ!5、6センチはありそう。どうやら、家から一緒に乗って来たようです。アマガエルではなさそうなので、調べてみたら、どうやらモリアオガエルのようです。モリアオガエルは全国的に減少しているようで、地域によっては絶滅危惧種、準絶滅危惧種に指定されています。このカエルの特徴は、水辺の木の上に卵を産むことのようです。京北には田んぼがたくさんあるので、カエルをよく見かけます。特に雨の日は、大量のカエルが道路で水遊びしていて、車に轢かれているのをよく見かけます。大量にいるので、避けきれず轢いてしまうと、「パチーンッ!!」と弾けます。しばらく、テンションが下がってしまいますので、皆さんも気をつけてくださいね。けど、車に轢かれたカエルたちは不思議と次の日にはいなくなるんです。トンビたちが食べてくれるんです。これが、現代版の生態系です。笑人の生活がどのくらい周辺の生態系に影響を及ぼすのかを測るのは難しいですが、人間が車でカエルを轢いても、おそらくそこまで影響はないと思います。ただ、もし過疎や後継者不足の影響で田んぼを続けることが出来なくなると、繁殖する場所が減ってしまうと、カエルは激減するかもしれません。そうなると、カエルだけじゃなく生態系全体にも大きな影響が出て来るのではないかと思います。では生態系の変化がどのように、人間に影響して来るのでしょう?大きな影響としては、食料やあらゆる自然素材の調達、洪水などの自然災害の増加、伝染病の蔓延などあらゆる影響が考えられます。また動植物の種類が減ってしまうと、それぞれの地域が自然と関わっていく中で培われた文化なども失われますね。世界的に自然破壊が進んでいますが、里山の自然と共生するライフスタイルは世界に誇れるものだと思います。ということで、密かにDo you Satoyama? という言葉が近い将来流行らせようかと思っています。(あなたは自然と共生していますか?っていう意味)ひとまず、ハエや蚊などを食べてくれるので、個人的にはカエルとは仲良くしたいです。
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2019.06.26
"さらプレ" 玉ねぎ
この時期から軒先に干された玉ねぎをあちこちで目にします。玉ねぎは、11月頃に植え付けをして、6月に収穫するのが京北では一般的です。なぜ軒先に干すのかというと、玉ねぎは湿気に弱いので、風通しの良いところの方が長期保存できるからです。みんなに自慢したいからではありませんよ。笑ゆっくり育つ晩成の品種なら、半年ほど保存できるそうです。私は冬の間は畑を放置しているので、玉ねぎを干すのには憧れます。風情があって、かっこいいですよね。こういう風景好きです。壁の落書きはお孫さんが書かれたものだそうです。玉ねぎの写真を撮っていたら、「玉ねぎは育てる?」と聴かれて「いえ、育ててないですよ。」と答えたら玉ねぎを頂いちゃいました。ありがとうございます!!けど、なんかすみません、欲しがっていたみたいで・・。カッコよくないですか?さらっとクレちゃえる人。さらっとそんなこと、しちゃいたいですね。今年こそは栽培してみようかな。収穫できたら、誰かにさらっとプレゼントします。(無理してでも、さらっと。)略して"さらプレ"。いろんな意味でモテる人の代名詞になるかも。
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2019.06.24
里山の茜色
昨日の夕焼け、ご覧になりましたか?皆さんの街の夕焼けの風景は、どんな感じですか?ビルを美しく照らしていたり、遮断機の向こうを通る電車をオレンジに染めていたり、押して歩く自転車もオレンジ色だったり。どんな場所でも、夕焼けは、周辺だけでなく人の心の中まで染めていくようなそんな気がしてしまいます。私も、昨日は染められたうちの一人です(笑)。我が家の台所は西側にあり、その窓から見えた茜色が昨日は、あまりにも美しくて思わず外へ出てみました。写真を撮りながら、刻一刻と変化する茜色にうっとり。山々を燃えるように染めていた太陽は、まるで「また明日!」と、言っているように遠くなっていきます。子どもの頃、夕焼けの中を「ご飯だよー!」って呼ばれたなぁ、なんて思っていたら、「ご飯まだぁ~?!」と呼ばれてしまいました(笑)。初夏の里山の夕暮れ、素敵ですよ。
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2019.06.22
梅雨を飛び越えて?来た小さなお客様
「梅雨はどこいったんやろなぁ?」ご近所の方との最近の立ち話の枕詞の一言です。鮎釣りで賑わう川にも、おばあちゃん達の畑にも、里山暮らしに、そろそろ湿りが欲しい今日この頃やなぁ、などと休憩時間、食後にそんなおしゃべりをしていたら、弊社の「昆虫博士」Sさんが、そっとテーブルの上に、小さなお客様を連れてきてくれました。お客様は、コクワガタ。日本で一番多くみられるクワガタの種類らしく、夜行性だけど、昼間も活動するようです。このお客様、どこにいたの?と聞くと、「ここに"今、出てきました"って感じで、そっといたよ」その、そっといた場所が、こちら。物置に利用している、杉の切り株に止まっていたのだとか。おそらく、切り株の中で越冬していたのでは?と、Sさん。夏を思わせる気候が続いたからかもしれません。そして、ブログへの出演交渉をして、撮影会。わかっているのかいないのか?カメラを向けると、じっとしてくれるコクワガタさん。ポーズも決まっていて、なんとフォトジェニック。「クワガタにはちゃんと耳があって、聞こえてるんだよ」とSさんが、教えてくれたのには驚きました‼もしや、私たちの声が聞こえていたのかな?撮影会の後、コクワガタさんには、緑がたくさんの場所へとご案内しました。梅雨を飛び越えてやって来た、里山ならではのお客様にほっこりさせてもらった午後でした。
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2019.06.20
かぶさんとんだ
畑の野菜が少しずつ大きくなってきて、見に行くのが楽しみな今日この頃。二十日大根が大きくなってきたので、今朝は間引きすることに。植えてから30日くらい経っているけど、ちゃんと間引きしていないから、なかなか大きくならないです。収穫の目安サイズは3、4cmなので、あともうちょっとって感じですね。間引きしたからもうちょっと、きっと大きくなるはず。こういう風に二十日大根を見ると、なんか美しいです。ちなみにですが、ブログのタイトルの"かぶさんとんだ"は五味太郎さんが描かれた絵本のタイトルで、シュールで好きなんです。手間暇かけて、野菜を作るのは楽しいです。野菜作りを初めてから思うようになったんですけど、スーパーで売っている野菜って安いですよね。どれだけ効率良く育てたら、あの安さで売れるか??農家さんは偉大です。私なんて自分の分すら自給できないのに、農家さんはみんなの分まで作ってくれているんですよ。すごいことです。そして、安さの秘訣は流通や市場のシステムも大きな役割を担っていますよね。それらを経てご飯を頂いていると思うと、感謝しかないです。ありがたや、ありがたや。そんな食料を生産する農家さんが急激に減少していて、これから日本はどうなるんでしょうね。どの地方でもそうですが、京北でも過疎・少子高齢化が進んで、農家さんの担い手が不足しています。京北に移住して新規就農される方も結構いるんですが、まだまだ足りないです。たぶん、移住者で一番歓迎されるのは就農したい方なんじゃないかと思います。本気で就農されたい方には、助成制度などもありますので、京北合同庁舎内にある京北農林業振興センターにお問い合わせしてみるのはいかがでしょう?タイトルが"かぶさんとんだ"だけに、話もだいぶ飛んでしまいましたが、京北で就農してみるのありだと思います。ちなみに、二十日大根は畑で生で食べてみましたが、バツグンに美味しかったです。簡単に育つんで、家庭菜園にオススメですよー。