BLOG里山暮らし2019.06.28

カエルが・・・。

ようやく、梅雨に入ったようですね。

例年よりも21日遅いそうです。

梅雨に入ったということで今日は雨です。

雨でも仕事はあるので事務所へ。

事務所に着いて、ふと車に目をやると、そこにはカエルが。

デカっ!

5、6センチはありそう。

どうやら、家から一緒に乗って来たようです。

アマガエルではなさそうなので、調べてみたら、どうやらモリアオガエルのようです。

モリアオガエルは全国的に減少しているようで、地域によっては絶滅危惧種、準絶滅危惧種に指定されています。

このカエルの特徴は、水辺の木の上に卵を産むことのようです。



DSC_3304.jpg

京北には田んぼがたくさんあるので、カエルをよく見かけます。

特に雨の日は、大量のカエルが道路で水遊びしていて、車に轢かれているのをよく見かけます。

大量にいるので、避けきれず轢いてしまうと、

「パチーンッ!!」と弾けます。

しばらく、テンションが下がってしまいますので、皆さんも気をつけてくださいね。

けど、車に轢かれたカエルたちは不思議と次の日にはいなくなるんです。

トンビたちが食べてくれるんです。

これが、現代版の生態系です。笑

DSC_2971.jpg
人の生活がどのくらい周辺の生態系に影響を及ぼすのかを測るのは難しいですが、
人間が車でカエルを轢いても、おそらくそこまで影響はないと思います。

ただ、もし過疎や後継者不足の影響で田んぼを続けることが出来なくなると、繁殖する場所が減ってしまうと、カエルは激減するかもしれません。

そうなると、カエルだけじゃなく生態系全体にも大きな影響が出て来るのではないかと思います。


では生態系の変化がどのように、人間に影響して来るのでしょう?

大きな影響としては、

食料やあらゆる自然素材の調達、洪水などの自然災害の増加、伝染病の蔓延などあらゆる影響が考えられます。

また動植物の種類が減ってしまうと、それぞれの地域が自然と関わっていく中で培われた文化なども失われますね。


世界的に自然破壊が進んでいますが、里山の自然と共生するライフスタイルは世界に誇れるものだと思います。


ということで、密かにDo you Satoyama? という言葉が近い将来流行らせようかと思っています。

(あなたは自然と共生していますか?っていう意味)



ひとまず、ハエや蚊などを食べてくれるので、個人的にはカエルとは仲良くしたいです。