今週は小学校や、中学校、高校と入学式ウィークですね。
開花していたのではないでしょうか。
京北の桜も至るところで咲き始めましたよ!
「里山の名桜をひとりじめ」https://www.mbs.jp/kyoto-chishin/satoyama/tour02.shtml
の、ページでもご紹介している桜をはじめ、
京北に暮らす方々が大切にされている桜は、あちこちにありますが、
その中でも花の品種的にも珍しく大切にされている桜があります。
「黒田の百年桜」です。
百年桜は春日神社の境内にあり樹齢は推定は300年。幹の太さは約3m、高さは約6mの
大きな桜木で、山桜の突然変異種で10~12枚の八重の中に一重が混じって咲く、
とても珍しい品種です。
桜守である佐野藤右衛門(さのとうえもん)親子が30年かけて1977年に苗づくりに成功。
父の15代目佐野藤右衛門が「黒田百年」と命名され、
その桜木は1983年に大阪造幣局・桜の通り抜けに植樹されたことをきっかけに
親木であるここの桜も「百年桜」として広く知られるようになったそうです。
春日神社には京北地域で確認できる現存最古の板倉があり、
14世紀に遡る板倉は京都市内でも大変希少とされているそうです。
今朝、参拝を兼ねて、百年桜の様子を見に行きました。蕾はかなり膨らんできている様子でした。
今週末13日(土)と14日(日)には、「黒田百年桜まつり」が開催されるそうですよ。
今週末は、里山の桜を眺めながら、春の「のんびり時間」を楽しみにいらっしゃいませんか?
◎春日神社・黒田百年桜
〒601-0499 京都市右京区京北宮町宮野90
(アクセス)
京北ふるさとバス「宮」下車、徒歩1分。