京都京北里山日記
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BLOG里山暮らし
2019.11.16
エルバ工房の薪ストーブ
3年前から使い始めた我が家の薪ストーブ、今期も絶好調です。この薪ストーブはエルバ工房さんに作って頂きました。エルバ工房の薪ストーブ制作担当は萩原さんの元で修行された高原さん。とても腕のいい職人さんです。(エルバ工房 ゲストハウスの記事はこちらから確認できます。アートギャラリーになっているので、店舗で薪ストーブもみれますよ。)鉄を溶接して制作された薪ストーブはシンプルでかっこいいデザインです。京北の寒い冬を豊かにしてくれるので、重宝しています。石油ストーブと違い、遠赤外線で体の芯まで温まります。本体価格はサイズによって、12万〜15万円(税抜)ほど。破格です。(煙突や運搬費、工事費は別途ご相談ください。)薪ストーブは趣味性が高くて、街中で使うとコスパは悪いかもしれません。ただ、京北では薪を手に入れやすい、木を保管するスペースがある、煙について近隣の理解が比較的得やすい、そして何より寒いという条件が揃っています。コストは、薪代が一冬2〜3万円ほど。プラス自分で調達する薪 プライスレス。(灯油ストーブだけ使っていた時よりも、ちょっと安いです。)自分の暖房に使っている燃料がどこから来ているのかわかっているのは、とても気持ちのいいことです。火のあるライフスタイルみなさんもいかがでしょう。火を見ていると、心も温まりますよ。
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BLOGお店
2019.11.14
旬と、おススメ。いただきまーす!
寒くなってきましたね。そろそろ、秋もおしまいでしょうか?秋は終盤でも、食欲の秋の終わりを迎えるのは、まだ早い!そんな事を考えながら、今日はお昼もとっくに済んだあたりでお腹の減りも限界を迎えたので(笑)遅い昼休みに、事務所のスタッフとウッディ京北さんのレストランへ。グーグー鳴るお腹を押さえながら、盛りだくさんのメニューを見てみると今が旬の子宝芋とおススメのお料理を発見!「これ、食べてみたいね!」ということで私は、子宝芋のこだわり定食を。一緒に食べに行った事務所のスタッフも、迷わずおススメの鴨ロース定食を注文。来ました!来ました!子宝芋のこだわり定食。メインは、この子宝芋コロッケのあんかけ。子宝芋のこっくりとした粘りに、お出汁のきいた餡が絡んで、とっても美味しかったです!餡には、これも秋の味覚のシメジが入り、京北産の水菜もトッピングされて、ヘルシーだけど食べ応えのある一品です。そして、事務所のスタッフの鴨ロースの定食もテーブルに到着。付けタレを付けて食べるスタイルの鴨ロース。口に入れると、程よい脂の乗りでさっぱりといただけて、お箸が進みます!二人とも、それぞれの美味しさに「ふんっ!ふんっ!!」「ふむっ!ふむむっ!」と鼻息で会話しながら(笑)、パクパクと、あっという間に完食!旬でおススメなランチタイムは、終了。本当に、美味しかったです。秋が終わってしまう、その前に。ぜひ、食べにいらしてみませんか?◎ウッディ京北 https://fuw.jp/woody/
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BLOG里山暮らし
2019.11.12
あかいあき
秋は、いろんなものを、いろんな色に、染め上げていきます。 赤色、きいろ、だいだい色、柿色、緋色、山吹色... 近所をほんのすこし歩くだけで、季節のにぎやかな色彩に包まれます。 それはまるで、来たるべき静寂の冬に向かって、ちいさな生き物たちが最後の大合唱をしているかのようです。 ふと足元をみると、なにやら真っ赤な落としもの。 これは、グミの実です。 すっぱくて、すこし渋みがあって、ほんのり甘い。 そんな食べられる木の実です。 京北には、よく生えている木のひとつ。 街中の公園などにも生えていたりもするので、子どもの頃に食べたことのあるという人もいるのではないでしょうか。 下に落ちている実を少し拝借。 食べてみると、すごーい渋み! 熟すには、すこし早かったみたい。 秋は、まだしばらく続きそうです。
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2019.11.10
色づく秋~頭上編
里山の秋。前回は足元を彩る落ち葉のお話でした。今回は、その頭上編。河原では秋風にススキが揺れここしばらくの朝夕の寒暖差で、どの木々も紅葉が進み始めていますよ。山国地区にある、運動公園の一角の木々は、パッチワークのように色付き始めています。弓削地区へと続く狭間峠の手前の木々も。この木々の向かい側の木も、きれいなオレンジ色を見せてくれていました。そして、この先の木にふと目をやると、こんなに、真っ赤な可愛らしい実をつけていました。色付き始めた京北。ドライブする道すがらでも、目にすることができる紅葉を、楽しむには今週あたりが絶好のチャンスです。ツーリングやサイクリングにもいい季節ですよ。休日のお出かけ先リストに、ぜひ加えてみてください。
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2019.11.08
色づく秋~足元編
秋は、おしゃれの季節。先日、街へ出かけると、栗色やえんじ色のカーディガンやストール、チョコレート色のブーツでおしゃれを楽しむ人たちを見かけました。里山の自然も、おしゃれの季節到来です。今日は、足元編。この季節の里山は、様々な落ち葉を見ることができます。これは、柿の葉。同じ柿の葉でも、色づきが違うのが面白いです。春にきれいな花を見せてくれた桜の葉っぱも、今は夕暮れ色。京北と言えば、杉。秋風に吹かれて神社の境内に落ちていた杉の葉は種子をつけていました。真っ赤に色付いた紅葉の葉っぱも見つけましたよ。こうして、落ち葉の写真を撮っていると、小学生の頃、きれいな落ち葉を見つけては百科事典や辞書など重たい書籍を重し代わりに、落ち葉の押し葉を作ったのを思い出しました。童心にかえって押し葉、ちょっと作ってみようかな?
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BLOG里山の食
2019.11.06
ハートの黄色い葉っぱは美味しいサイン?
この黄色いハート型の葉っぱ見たことありますか?夏場は緑色ですが、秋になると写真のように黄色く色付きます。実は、この葉っぱは山芋の葉っぱです。そしてよく見ると、"むかご"がいっぱいついています。(むかごは山芋の種芋、あかちゃんのようなものです。)家の周辺を散策すると、いくつか発見することが出来ました。そしてすかさず、むかごをゲットします。むかごが蔦についてなくても、地面に落ちている場合もありますよ。家の周りでこれだけの収穫に成功しました。採りたてを生で食べても、なかなか美味いですが、せっかくなのでむかごご飯にしてみました。ご飯と一緒に炊くだけで、超簡単!ホクホクで美味いです。大きめのむかごは、山芋と同じように擦ってみました。みてください!この粘り!本物の山芋に遜色ない粘り方。むかごのこと完全になめてました。食感も山芋と同じで、粘り方がすごくて、めちゃめちゃ美味しいでした。なんかすごい得した気分。皆さんも黄色いハート型の葉っぱ見つけたら、要チェック。きっとむかごありますよ。街中でもあるかもしれないので、ぜひ探してみてください。
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BLOG里山の食
2019.11.04
薪ストーブで焼き銀杏
京北では朝夕10度を下回って寒くなってきました。ここ数日、我が家では薪ストーブを使い始めています。冬になると、ストーブの上で何か料理するのが我が家の恒例です。部屋の中に火があると楽しいです。昨日行われた京北ふるさと祭りで、北桑田高校の生徒さんが収穫した銀杏をゲットしましたので、さっそくストーブの上で煎ってみました。シェフ!フライパンは必要なのでしょうか!?結局鉄製のストーブなので、フライパンなしで、銀杏を直置きしました。じんわり煎られた銀杏。殻を取ると中身はツートンカラー。皮を剥いたら、ツルンとしたお馴染みのお姿に。味はサイコーにうまかったです。ほろ苦の独特の風味がたまりませんねー。煎って皮を剥くという一手間加わるから、また楽しい。無言で、ひたすら、殻を噛み砕き、皮を剥いてパクッ。のループ。最高のおやつです。しかも沢山食べなくても、満足感が得られる優れもの。実は銀杏は毒素が強いので食べ過ぎは注意ですよ!特にお子さんは、5粒ほどにした方がいいようですよ。もしかして満足感が得られるのは、毒素のせいなのか・・。街中でも銀杏を見つけたら拾ってみてはいかがでしょう?もちろん、木の所有者にお断りしてくださいね。季節の味を食べると、体が季節に順応していくような気分になります。ぜひ、お試しあれ。ビバ都市型採取生活。
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BLOG里山体験
2019.11.01
今日の紅葉だより
先日もご紹介しました、京北の紅葉スポット。今日は常照皇寺さんの紅葉をご紹介します。最近の朝夕の寒暖差で、境内の紅葉も少しずつ色づき始めた常照皇寺は、京北の山国地域にあります。写真は昨年のものですが、紅葉すると本堂裏手のお庭はとても美しいです。我が家のおばあちゃんは子どもの頃、このお寺の境内が遊び場だったとか。北朝の初代天皇、光厳天皇ゆかりの立派なお寺であることはもちろん、春夏秋冬、どの季節もとても絵になると話してくれます。桜の季節、境内の「御車返しの桜」が有名ですが、私は秋の紅葉の季節も好きです。真っ赤に色づいた木々がひっそりとしたお寺の空間にたたずむ感じに、心が和みます。今年の秋は、静かな境内で心落ち着く紅葉を愛でにいらっしゃいませんか?◎常照皇寺住所・・・京都市右京区京北井戸町14-6アクセス・・・京北ふるさとバス「山国御陵前」下車徒歩約5分拝観時間・・・9:00~16:00拝観料・・・志納(400円~500円)