京都京北里山日記
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BLOG里山暮らし
2019.10.30
紅葉を独り占め
朝夕寒くなってきて、すっかり秋ですね。山の木々も色づいてきましたよ。このひとときの色の移り変わり存分に楽しむために、今回は紅葉を独り占めできる隠れスポットの日吉神社をご紹介します。(11月16日撮影)参道のモミジとイチョウが綺麗です。親子で紅葉を楽しみ、ナチュラルハイ。基本的に誰もいないので、自由に撮影会出来ます。ここは京北の矢代地区にある神社で、無形文化財の矢代田楽でも有名です。(毎年10月の第3日曜日に行われます。)参道の奥にあるお宮さんは苔むしていて、神聖な雰囲気で気持ちがピリッとします。いいですね、このストレートなメッセージ。"世界人類が平和でありますよに" 私もそう願います。紅葉は11月5日ごろから見頃だと思います。16日ごろだと落ち葉の絨毯も綺麗です。まだ完全に紅葉していないので、ご注意くださいね。アクセスがあまり良くないので車で行かれることをオススメします。----------日吉神社〒601-0276 京都府京都市右京区京北西町町北ノ谷
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BLOG里山の食
2019.10.28
今が旬!ハヤトウリ
みなさん、ハヤトウリってご存知ですか?熱帯アメリカが原産とされるウリ科の植物で、日本には大正6年に最初に鹿児島に持ち込まれ栽培が広まり薩摩隼人の瓜という意味でハヤトウリと呼ばれるようになったのだとか。ハヤトウリは生産性が高くて、1株から100個~200個も収穫できるので別名を、千成瓜とも呼ばれているみたいです。ハヤトウリには葉酸やビタミンK、カリウムなども含まれていて栄養価もあります。私は京北へ来るまでは、このハヤトウリを見たことも、食べたこともありませんでした。実はハヤトウリの旬は10月下旬から11月だそうで、今が食べごろ!そして、ありがたくも、おすそ分けをいただいたので、家族も好きな「きんぴら」を作ることにしました。まずは、洗って皮を剝きます。ちなみに、ハヤトウリの断面はこんな感じです。真ん中に種が入っています。種を取り、皮を剝いたら、薄く切ります。細く切っても良いのですが、我が家は、いつもこんな感じに薄く(笑)?切っています。デコボコなのと少々、ぬめりもあるので皮を剝くときは気を付けてくださいね。下ごしらえができれば、あとは「きんぴら」を作る要領で作っていきます。フライパンにごま油を熱して、切ったハヤトウリを炒めます。油が回ってしんなりしてきたら、砂糖大さじ2杯、みりん大さじ1と1/2杯を加えなじませたら、最後に醤油を大さじ4杯入れ、汁気を飛ばすように炒めます。汁気がなくなってきたら最後に小口切りした鷹の爪を入れてさっと炒めて火を止めて完成です。この日はハヤトウリ3個分調理しました。瓜類なのでハヤトウリからも水分がでるので全部汁気を飛ばすのは大変なので、ご家庭で味や様子をみながら作ってみてくださいね。我が家は胡麻好きなので、最後に胡麻をかけてみました。冷めても美味しいので、お弁当のおかずにも重宝します。「きんぴら」以外にも、溶き卵と一緒に中華風スープに入れたりもしますよ。ハヤトウリ、京北では道の駅ウッディ京北さんでも販売されている日もありますよ。(入荷がない日もあるのでご確認くださいね)今が食べごろのハヤトウリ、ぜひお試しください!
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BLOG里山暮らし
2019.10.26
冬ごもり前のお客様
先日の日記に、渋柿を食べられたお話を書きましたが、先日の朝。早朝に出勤する主人を見送って家に入ろうとしてふと、離れの小屋の上に目をやると茶色く動くものがありました。ん?あれは何?すると、そこにはお猿さんが!見つけたのもつかの間。庭の柿木と屋根を行ったり来たりせわしなく走り回り、柿の食べかけを庭に投げたり、こちらを気にしたり。我が家のおばあちゃんが「こらぁっ!」と怒りに行きかけたのですがすぐに歯を剝いて威嚇してきたので、おばあちゃんもすぐに家の中に駆け込んできました。(危ないので、絶対に向かって行くのはやめましょう。)近所の方から聞いたのですが、猿は顔認証するらしく、男性が苦手で女性や子どもだと平気らしいそうです。冬ごもり前なので、お腹をいっぱいにしたいのはわかるのだけど、やっぱり、屋根や庭で暴れてほしくないですね。里山の暮らし、人と動物の距離感が年々難しく感じるこの頃です。
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BLOG里山体験
2019.10.24
紅葉を先取り
京北の162号線沿いに街路樹でモミジが植わっているのですが、早くも色づいています。ただ、品種によって紅葉する時期は違うようで、他の場所のモミジはまだ全然緑です。京都市内中心部は例年、11月の下旬が紅葉の見頃ですが、京北では初旬に紅葉が楽しめます。(11月10日撮影) こちらは慈眼寺さん。 周山のバスターミナルから徒歩5分ほどで行けるので、車がない方にもおすすめです。以前にも紹介していますが、明智光秀の坐像が有名です。以前の記事はこちらから。(京北ミステリーシリーズ① 「謎の黒い明智光秀像」)落ち葉も絵になりますね。(慈眼寺さんの池にて。) 是非、京北に足を運んで紅葉を先取りしちゃいましょう。-------- *曹洞宗 慧日山 慈眼禅寺・・・〒601-0251京都市右京区京北周山町上代4 (アクセス)JRバス 周山バスターミナルより徒歩5分
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BLOG里山暮らし
2019.10.22
秋晴れ散歩
ここ数日冷え込みますね。早起きすると、外は真っ白の霧に包まれてとても幻想的な早朝でした。霧が出る日は晴れるんですが、京北に引っ越して来て初めて知りました。 天気予報ではなく、その日の空をみて、自然を感じて過ごす。 里山に引越して来て身についたスキルの一つです。 都会に住んでいると雨は憂鬱でしかありませんでしたが、里山に住み初めてからは、光を与えてくれる晴れの日と同じように自然を潤してくれる雨の日にも感謝出来るようになりました。 自然のリズムと調和して生きる。 里山の不便な暮らしの中に本来の暮らしがあり、それがとても心地良いです。 すっきりとした秋晴れになったので洗濯物を干し、やんちゃ盛りの息子と小さな秋を見つけに散歩に行きました。 猫じゃらしならぬ、ススキじゃらし。
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BLOG里山暮らし
2019.10.20
実りの秋に・・・。
秋が深まって来ると我が家に生えている、実のなる木々もにぎやかです。我が家には、栗の木と柿の木があります。実のなる木々は、その年その年の気候にもよるとは思うのですが、「生り年とそうでない年がある」と、聞いたことがります。先週あたりから、イガが爆ぜ出した栗が、道にポトポトと風が吹くたび落ち始めました。そばにある無花果の木が今年豊作だったので、栗の豊作もひそかに期待しています(笑)。そして、もう一つが柿です。これは、そのまま食べても甘い柿。もう一つは、そのまま食べると、とんでもなく渋い渋柿です。このとんでもなく渋い柿。でも、我が家に渋柿があるよ!と言うと「欲しい!欲しい!欲しい!」と言われるくらいの熱狂的渋柿ファンもおられます。脚立持参で取りに来られたこともあるくらいのファンです。渋柿ファンの方に、そんなにおいしいの?と聞いてみると「渋柿はやり方次第で、どんどん甘くなるよ!」とのこと。その方は、ネットで調べても出てくるいわゆる一般的な方法で、ヘタを切ってそこに焼酎をつけて4~5日間くらいビニールの中に入れて置いておく方法で食べる、と教えてくれました。実は、私はまだ一度も試したことがないので、今年は一度挑戦してみようかな?しかし、渋柿ファンはご近所さんだけではなく、先日は、猿がやってきて渋柿を食べていました(汗)。一番最初の写真が、お猿さんが食されたと思われる渋柿です。柿好きは、お猿さんだけではなく実は、熊も柿は大好き。数年前に、ご近所さんの柿の木にどうやら熊がやってきたらしく幹に深い爪痕が残っていたのを見て、ちょっと震えてしまいました。どうやら、我が家の柿木は今年「生り年」の様子。収穫時に、熊さんと出会わないことを祈ります。
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BLOG行催事
2019.10.18
芸術の秋。音楽の秋。
一雨ごとに朝夕の気温も下がりだしたこの頃。先日は、あまりの寒さに思わず、セーターを引っ張り出して着ました。秋と言えば?皆さんの秋は、「スポーツの秋」ですか?「食欲の秋」ですか?それとも、「芸術の秋」ですか?今日、お知らせするのは「芸術の秋」。『けいほく うたと未来のコンサート2019』のお誘いです。このコンサートで、オーケストラ演奏をされるアミーキティア管弦楽団の方々は、普段は様々な職業を持つ社会人の方々で構成され、大阪・神戸を中心に活動されている市民オーケストラです。このアミーキティア管弦楽団の代表・プロジェクトリーダーであり京都市北部山間かがやき隊で京北を担当されておられる常盤成紀さんからお誘いをいただきました。実は、このコンサート、普通のコンサートではなく二部構成になっており第一部は京北地域に暮らす、中高生と様々なキャリアを積んでこられた社会人であるオーケストラの方々と合奏や歌を歌ったりする中で互いに話をしたり、一緒に考えたりすることで将来のイメージにつながる刺激を受けたり、また演奏者の方々も新しい気づきを得ることを目的としたワークショップ。第二部は、中高生とオーケストラの皆さんで作り上げられる「音楽」のコンサートです。一般のお客様は、この第二部のコンサートをご覧いただけます。山間部である京北のここ長らくの人口流出によるコミュニティ機能維持という課題に対し若い世代に焦点を当てて、音楽を通して若い世代がキャリア(進路)を楽しい雰囲気・空間のなかで考える機会をプロデュースされる常盤さんのお考えに深く感銘を受けました。京北で、フルオーケストラの音楽を聴くことができる機会はなかなか、ないのでは?地元の中高生とアミーキティア管弦楽団のみなさんが奏でる芸術の秋を、ぜひ楽しみにいらっしゃいませんか?◎けいほく うたと未来のコンサート 2019年11月10日(日)15:00開場 15:30開演 場所 京北合同庁舎3階ホール 入場無料主催 花降る里けいほくプロジェクト実行委員会共催 京都市/アミーキティア管弦楽団アミーキティア管弦楽団https://www.orchestra-amicitia.org/https://www.facebook.com/orche.amicitia/
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BLOG里山暮らし
2019.10.16
七輪で秋刀魚
秋と言えば秋刀魚ですね。せっかく秋刀魚を食べるなら、七輪で炭火焼。炭はお風呂を沸かして出来た熾を使います。炭の準備が出来たら、お魚を置いて、準備完了。火加減は、職人さんよろしくお願いします。職人のお陰でいい感じ焼けました。BBQ気分で外で頂くことに。七輪で焼いた秋刀魚、最高にうまかったです。