京都京北里山日記
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BLOG行催事
2019.10.14
山国のお祭り"山国魁フェスタ"
天候が心配されましたが、昨日の山国のお祭り(還幸祭)は無事開催されました。このお祭りに合わせて、山国出身の方が京都市内や遠方から帰って来て参加したり、山国への移住者も参加したりしていて、地域の結束を強めるいい機会になっていると思います。山国地区には10集落あるのですが、昔からこのお祭りは大野町、下町、辻町、塔町、鳥居町、中江町、比賀江町の7集落の住人を中心に行われています。今回、私は中江町にお邪魔して、一応助っ人として参加させて頂きました。お昼に、それぞれの集落でお神酒を頂いて山国神社へ集まりました。今回は約70人の担ぎ手が参加しました。神社宮司さんが祝詞をあげるなど一通り儀式をして、いざ出発です。先陣を切るのは山国隊です。太鼓と横笛の独特の音色が心地よいです。各集落で休憩があって、そこでお酒や食べ物が振る舞われます。調子に乗って飲み過ぎすると、担げなくなるので、そこそこでセーブして頂きます。こういう場で初めて会う人や知り合いとおしゃべりするのも楽しいです。こちらは、鉾(ホコ)と呼ばれるもので、お神輿の前を歩きます。先端に鈴が付いていて、うまく音を鳴らしながら、練り歩きます。私もさせてもらったのですが、鈴の音を鳴らすとなると、飛び跳ねないといけないので、重くて難しかったです。運動不足の体に、お酒も入ってふらっふらっでしたが、なんとかやり遂げました。お神輿は要所要所で、胴上げのように3回持ち上げます。この時にお神輿を膝の上に落とさないように、気をつけなければいけません。お神輿を収める御霊神社に着く頃には真っ暗。収める儀式をして、無事完了。地域に根付く伝統と精神を感じさせて頂けた本当に有意義な1日でした。夜には、中江町の慰労会に参加させて頂いて、お酒とご馳走を頂きました。会場の中江公民館はラグビーのパブリックビューイングになって盛り上がりました。お陰様で、本日は心地よい全身筋肉痛とやや二日酔いです。地域に残るお祭りって本当にいい文化だと思います。これからもお祭りが続けられるように陰ながら応援させてもらいます。
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BLOG行催事
2019.10.12
お祭り前日
台風19号が来ていますが、みなさんご無事でしょうか。京北周辺でも倒木や土砂崩れが起きているようです。そんな中、明日は山国と弓削で秋のお祭りの開催が予定されています。果たして開催されるのでしょうか?明日の朝、開催の最終判断するそうですが、おそらく開催されます。私は周山地区に住んでいますので、今までお神輿には参加したことがなくて、お祭りを観に行く度に、カッコイイなーと密かに憧れていました。そして、今回は山国のお祭りに助っ人として参加させていただくことに。(山国魁フェスタでは、地域のお店の出店もありますので、そちらもお楽しみに。以前のブログ記事)お神輿は山国地域の各集落の神社を1日かけて廻ります。休憩をいれつつも、12〜18時の長時間お神輿を担ぐので、お祭りの後は肩が大変なことに。ということで、タオルなどクッションを肩にモリモリいれます。モリモリでちょっと不細工ですが、怪我はしたくないので勘弁してください。世間はラグビーワールドカップで盛り上がっていますが、京北でもラガーマンのような担ぎ手たちが明日は燃え上がります。お神輿の行列では維新勤王山国隊が先陣を行きます。山国隊は京都の時代祭か、京北でしか見れないのでこちらも実物です。京北のラガーマンたちの勇姿を観に、ぜひお越しください。くれぐれも道中、倒木や落石にお気を付け下さい。
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BLOG里山の食
2019.10.10
"鹿カツ"作ってみました。
先日、頂いた鹿肉を早速食べてみることにしました。(前回ブログはこちら)(写真の上がもも肉、下が背ロース。)ひとまずノープランでまな板の上に置いてみましたが、さてどうしましょう・・・。困ったときのグーグル先生にご教示いただいて、調べた結果、下処理などなくて一番簡単に出来そうな鹿カツを作ってみることにしました。今回はもも肉のみを使いました。ということで、鹿カツ レシピ大公開!!(たぶん、とんかつの基本レシピと同じです。)①適当に鹿肉を切ります。②切ったお肉にお麦粉をまぶします。③卵につけて、パン粉をまぶします。⑤中火で揚げます。安全上、寄生虫などのことも考慮して、中までしっかり火を通したほうがいいです。ただし、揚げ過ぎると硬くなりますので、揚げ過ぎ注意です。⑥キャベツと盛り付けて、ソースをかけて出来上がり。気になる味の方ですが、淡白でめちゃめちゃう美味かったです。脂肪が少ないので、ヒレカツのようなイメージです。今回の鹿肉は血抜きが上手く出来ていて、臭みがなく上物でした。鹿肉は、季節によって食べているものがいますし、大人や子供、オスメス、餌の好みなど、味に個体差があります。また、猟師さんの処理の仕方によっても、独特の獣臭のしたりします。獣臭のするものは、"うおー鹿肉!"って感じの味がして、たぶん日本人はあまり好きじゃない人が多いと思います。低脂肪高タンパクの鹿肉、個人的には大好きです。しかもフリーレンジのオーガニックですからね。京北で鹿はともて身近な存在なので、大人も子供も命を頂くとこってどういうことなのか、改めて考えさせられました。いろんな命の頂いて、私たちは生かしてもらっているんだなと。鹿肉を食べてみたい方は、レストラン京北さんで、鹿カツを食べることが出来ますよ。美味しいので、ぜひお試しください。--------和風レストラン京北075-854-0033〒601-0533 京都府京都市右京区京北下中町町田15−2(月曜午後、火曜定休)http://www.keihoku-m.com/
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BLOG里山の食
2019.10.08
京北的おすそわけ
事務所で仕事をしていると、林業家のTさんがイベントでの写真展示のご相談でやってきました。写真の印刷についてTさんと一通りお話した後に、Tさんは「しかくーけ?」私は「えっ?A3とかで印刷するんだったら、四角じゃないですよ。」Tさん「いやいや、写真の話しちゃうねん。鹿肉もらったし、"食べるか?"と聞いたんや。」私「えっ?ああ、是非!」獣害駆除用の罠にかかった鹿を猟師さんから頂いたそうです。事務所に来ていた仲間たちと分けることに。Tさん「なんか切るもんと、ダンボールあるかー?」包丁とダンボールを用意すると、事務所で解体ショーが始まりました。Tさん「ここはセミや。柔らかくてうまいんや。」背中の辺りの肉をセミとか背ロースと呼ばれています。牛肉でいうところのサーロイン?で、一頭の鹿から少ししかとれません。Tさん「セミは炙ってタタキにしてたら、うまいでー。炭火でじっくりローストビーフみたいにするんや、うまいでー。焼き過ぎたらあかんで、硬くなるし。」みんな「ほー。おいしそう。」Tさん「こっちはモモ肉や。鹿カツにしたらええで。鹿肉はすぐ食べてもええけど、冷蔵庫で少し熟成させても美味いで。」一通り、レクチャーをして頂いて、みんなでお肉を分けました。京北に住んでいるからこそ頂ける、最高のおすそわけ。ありがたや。頂いた鹿肉を使って料理したら、また報告させてもらいます。
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BLOG里山暮らし
2019.10.06
秋の運動会
本日は京北の各地域で運動会が開催されました。私は周山地区の住人なので周山の運動会へ参加しました。競技は子どもからお年寄りまで参加できるものが中心です。玉入れや宅急便リレーなど、老若男女楽しんでいました。移住者が増えてきたり、京都市内で仕事をする人も多かったりで、地域の人のことをあんまり知らなかったりするのですが、各集落でチーム一丸となって行う運動会は交流を広げる良い機会だと思います。そして運動会が終わった後は打ち上げをして、さらに地域の懇親を深めます。
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BLOG里山暮らし
2019.10.04
日が短くなってきましたね
都市部と比べて街のネオンが圧倒的に少ない京北では、夜ちゃんと暗くなります。事務所で仕事をしていると、いつのまにかに暗くなっている今日この頃。帰り道は真っ暗です。夜に歩いている人を見かけることはほぼないのですが、その代わり道路には普通に動物たちがいます。今日は帰る途中イノシシの親子と遭遇しました。月に1、2回はイノシシを見かけます。イノシシは以前より頻繁に見かけるようになった気がします。一キロほど、走ったら今度はタヌキも。もちろん、鹿はほぼ毎日見かけます。多い時は20匹くらい見かけることも。軽トラの荷台に乗って、カウボーイのようにロープで鹿を捕まえてやりたいです。(狩猟免許いるのかな??)この間は初めて野生のツキノワグマを見かけました。京北の山間部を運転する際は、動物の飛び出しに気をつけてくださいね。気を抜くと本当にぶつかってしまいます。運転している側の人間にとっては、道路を悠々と歩く動物たちは迷惑ですが、逆に動物たちにとっても、車は迷惑でしょうね。仲良くしたいものです。家の近くに来ると、お隣さん家のおじいちゃん犬がお出迎えしてくれます。余談ですが、このワンちゃんは私が住み始めたことは、私の家の前に良くフンをしていたのですが、最近しなくなりました。テリトリーを譲ってくれて、私の家族を仲間として受け入れてくれたのかもしれません。
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BLOG里山暮らし
2019.10.02
裏山キノコ散策
ぼちぼち裏山にキノコでも生えているんじゃないかと思って、娘と近所の子とキノコ探しがてらに散歩しました。辺りをブラブラしていると、ちょこちょこキノコは見つかるんですが、全然美味しそうなものはみつかりません。こんなのとか。こんなのとか。このキノコを採って、匂いを嗅いでみると、ちょっと酸っぱい匂いがしました。娘は『父ちゃんみたいな匂いがするー。』と全然嬉しくないコメントを頂きました。笑結局美味しそうなキノコは見つかりませんでしたが、秋の森の香りを楽しめました。
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BLOG里山暮らし
2019.09.30
採取生活"アケビ"
畑のネットに蔓をはって、自生しているアケビさん。畑の野菜は頑張って世話してもちゃんと育たなかったりするのに、何の世話もせずに季節が来たらちゃんと身をつけるアケビ様。今年もありがたく頂戴します。アケビって食べたことあります?食べるとタネばっかりなんですが、優しい甘さでなかなか美味いです。味はねっとりしてて、バナナっぽいような、柿っぽいような、そんな味です。皮も食べられるので、ナスと一緒に味噌炒めを作ってもらいました。皮はアクが強いので、弱火で長めに炒めたらいいそうです。気になるお味ですが、うまい?です。独特な苦味が。ナスっぽい食感に、ゴーヤに渋みがあるような味わいです。ただアク抜きしなかったので、アクがキツくて沢山は食べれませんでした。アクの作用なのか、なんか変な満腹感があって、正直年に一回食べたらもういいです。小鉢に盛って、酒のつまみにするのはありだと思います。減量中の人にもいいかも。アク抜き方法を調べてみたら、米のとぎ汁で茹でて、一晩水にさらしたらいいそうです。ちゃんとアクが抜けていたら、おかずに良いかもしれません。道の駅ウッディー京北で販売しているのをみたことがあるので、気になる方はウッディーで購入して、ぜひ試してみてください。