天候が心配されましたが、昨日の山国のお祭り(還幸祭)は無事開催されました。
このお祭りに合わせて、山国出身の方が京都市内や遠方から帰って来て参加したり、山国への移住者も参加したりしていて、地域の結束を強めるいい機会になっていると思います。
山国地区には10集落あるのですが、昔からこのお祭りは大野町、下町、辻町、塔町、鳥居町、中江町、比賀江町の7集落の住人を中心に行われています。
今回、私は中江町にお邪魔して、一応助っ人として参加させて頂きました。
お昼に、それぞれの集落でお神酒を頂いて山国神社へ集まりました。
今回は約70人の担ぎ手が参加しました。
神社宮司さんが祝詞をあげるなど一通り儀式をして、いざ出発です。
先陣を切るのは山国隊です。
太鼓と横笛の独特の音色が心地よいです。
各集落で休憩があって、そこでお酒や食べ物が振る舞われます。
調子に乗って飲み過ぎすると、担げなくなるので、そこそこでセーブして頂きます。
こういう場で初めて会う人や知り合いとおしゃべりするのも楽しいです。
こちらは、鉾(ホコ)と呼ばれるもので、お神輿の前を歩きます。
先端に鈴が付いていて、うまく音を鳴らしながら、練り歩きます。
私もさせてもらったのですが、鈴の音を鳴らすとなると、飛び跳ねないといけないので、重くて難しかったです。
運動不足の体に、お酒も入ってふらっふらっでしたが、なんとかやり遂げました。
お神輿は要所要所で、胴上げのように3回持ち上げます。
この時にお神輿を膝の上に落とさないように、気をつけなければいけません。
お神輿を収める御霊神社に着く頃には真っ暗。
収める儀式をして、無事完了。
地域に根付く伝統と精神を感じさせて頂けた本当に有意義な1日でした。
夜には、中江町の慰労会に参加させて頂いて、お酒とご馳走を頂きました。会場の中江公民館はラグビーのパブリックビューイングになって盛り上がりました。
お陰様で、本日は心地よい全身筋肉痛とやや二日酔いです。
地域に残るお祭りって本当にいい文化だと思います。
これからもお祭りが続けられるように陰ながら応援させてもらいます。