京都京北里山日記
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BLOG里山暮らし
2019.02.27
物々交換
先日、友人が紙を片手に里山デザインの事務所にやって来ました。そしてその友人に「この紙をコピーをしてくれないか?」とお願いされました。コピーした紙を友人に手渡すと、友人はお礼にとお金を渡そうとするので私は、「お金はいいですよ。またお菓子でも持って遊びに来てください。」と伝えて友人を送り出しました。すると次の日、友人が袋を片手に、また事務所に来てくれました。「はいこれ、昨日のお礼。みんなで食べて。家の裏にたくさんなっててさ。」と言って、たくさんキウイフルーツをくれました。コピー2枚が山盛りのオーガニックキウイに。ありがたや、ありがたや。里山ならではの恩返し、素敵ですね。今風にいうと、シェアリング エコノミー。頂いたキウイは事務所を訪れる人や友人達へさらにプレゼントしました。お金って社会経済を回す上で、とても合理的で便利ではありますが、資本主義社会ではどうしても1つの価値軸で価値が決まってしまっているように感じます。山や川などの自然、そこに醸成された暮らしや文化、助け合いなど、里山にはお金の価値軸のみでは計りきれない価値がたくさんあります。そんな里山の魅力をこれからも発信していきます。
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BLOGお店
2019.02.25
懐かしの味に出会う。レストランゆげ
事務所スタッフのお腹が、次々に鳴り出した正午ずぎ。「今日のお昼は、ランチに行きませんか?」と提案してみると、みんな即決で出かけることに。 春らしい午後の光でぽかぽかの車に乗り込んで、運転手の私が今日どうしても行きたかったのは「京都若狭路レストランゆげ」さん。昭和レトロな美味しいメニューがたくさんの地元の方に昔から愛されている、創業50年のお食事処です。ゆっくりできるレトロなお店の雰囲気が、私はとても気に入っています。注文をする時に、お店の方に紹介してもらったコミック。実は、作者は弓削、周山地区ご出身の方々です。京北は、プロの漫画家さんの故郷でもあります。「プロの漫画家さんなんて、凄いね!」と、コミックを見せてもらっていると、お待ちかねの注文の品々が登場! あるスタッフは、鍋焼きうどんをあるスタッフは、かつ丼をそして、私は空腹に任せてBランチを出来立て熱々のどこか懐かしくて、優しい味にみんなのお腹も大満足! 「ゆげレストラン」さんは、お食事だけでなく、オリジナルの調味料(ソース・ポン酢)の他に、とても希少な日本ミツバチの養蜂もされていて、ハチミツも販売されていますよ!京北へお越しの際は、ぜひ懐かしい味に出会ってみてはいかがですか? 京都若狭路レストランゆげ〒601-0532京都市右京区京北上中町九免状18-5☎:075-854-0019(アクセス)ふるさとバス 上中バス停より徒歩5分
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BLOG里山暮らし
2019.02.23
春をみつけに
今日は、久しぶりにあたたかな1日になりましたね。山間部の京北も、日中は春を思わせる暖かさで、洗濯物もよく乾きました。昨日のブログに、スタッフが「ふきのとう」の話をしていましたので、私も、ぽかぽか陽気に誘われて近くを散歩してみました。歩いていると、ムスカリの花が可愛い青いとんがり帽子の頭をだしていました。 草も若い葉を青々と伸ばし始めてはいるものの鹿にむしゃむしゃ食べられていたり その近くの桜の木にはつぼみが膨らみ始めていたり 歩きながら、息子が小さいころに、こんな陽気の日には「母ちゃん、春みつけにいこうよー!」なんて言っていたのを思い出しました。京北で子育てをして思うことは、四季を体感できること。寒さも、暖かさも、花が咲く景色や川の水の透明さも親子で五感いっぱいに楽しめる。里山の自然に、感謝したくなる小春日和の1日でした。
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BLOG里山の食
2019.02.21
ふきのとう
庭の片隅に目をやると、なんとふきのとうが!!まだまだ寒いですが、春はもうすぐそこに来ているようです。さっそく摘んで、匂いを嗅いでみると、うーん、独特の香りがたまりません。散歩がてら、家の周りを探しましたが他のふきのとうは見つかりませんでした。今日の収穫は5つ!!嗅覚で楽しんだ後は、もちろん味覚でも楽しませて頂きます。素材の味を楽しむため、今回は天ぷらにして頂きました。独特の香りと苦味が最高です。娘は自分も一緒に摘み取ったので、めちゃめちゃ期待して食べましたが、「ニガい、美味しくない・・・。」と。子供にはふきのとうの旨さはまだ理解出来ないようですね。これから、春の山菜を探すのが楽しみです。他にも春を感じるブログをご覧ください。「春の気配⁇」
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BLOGお店
2019.02.19
美味しいお肉が食べたい日には、京北のお肉の名店へ!
京都知新WEBの食知新のページでも、京都の美味しいお肉の名店がたくさん紹介されていますが、京北にも、お肉の名店があります!それが、黒毛和牛雌牛専門店「登喜和」さんです。一頭買の信州プレミアム牛肉は、すき焼き、ステーキは勿論、細切れは時雨煮にしても美味しくて、我が家の男性陣も「今夜は登喜和さんのお肉だよ!」と言うと、ダッシュで帰宅してくれます(笑)。お店の女将さんとレジ越しの他愛もないおしゃべりも、夕方の忙しい主婦の私にとっては、ホッとするひとときです。お肉屋さんのお隣は、レストランもあり、もちろん美味しいお肉のメニューがたくさんあります。京北へお越しの際は、ぜひおススメです!黒毛和牛雌牛専門店登喜和JRバス周山バスターミナルから徒歩3分https://wagyuu-tokiwa.jimdo.com/
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BLOG里山暮らし
2019.02.17
春の気配??
庭先の梅の蕾は少しずつ膨らんで、自然の中には春の気配を感じます。日曜の朝は、少しだけゆっくり庭先でぼんやりします。春が近いのか小鳥たちのさえずりも心なしか楽しげです。しばらくすると、寒いので、家の中に避難します。この日の外の気温は3.5度??部屋の中に入ったら、外よりもひんやりするような・・・。やっぱり。0.5度・・・。家の中の方が寒い。10時なのに・・・。古民家の我が家ではゆっくりしているとこの逆転現象がたまにあるんです。これは換気した方が暖かいのか?と迷いますが、もちろんストーブをつけます。あー春様、早くおいでください。私はいつもでも準備できてますよ。
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BLOG里山の習慣
2019.02.15
木箱シリーズpart2
先日のブログ「世にも奇妙な木箱」。 ブログを書いたスタッフの町内には 毎月1日に、近所の稲荷神社に赤飯をお供えする風習があるという話でしたが、実は、私の住む町内にも木箱が回ってくる習慣があります。その木箱が、おととい帰宅すると置いてありました。我が家にも回ってくるこの木箱には、引き出しがついていて、引き出しをあけてみると、 たくさんのローソク。 ん?なんのための木箱?その答えは、「火灯し」。町内にある神社の灯篭に、町内の安全と氏子の家内を願い、火を灯します。この地に暮らす先祖代々の人々に大切に守られてきた風習。町内とみなさんの安全をお祈りし、 そして、「この場所から歴史と町内の移り変わりを見てきたんだろうなぁ。」 そんな事を思いながら、 今夜もそっと、灯りを灯します。
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BLOG里山暮らし
2019.02.13
冬の朝の風景
私の朝のお仕事の一つが娘を車で保育所まで送ることです。雪が降ると、「あー綺麗だなー」とゆっくりしたい気持ちもありつつ、時間が決まっているので、ゆっくりしてはいられません。今朝は妻が車のフロントガラスに積もった雪を下ろしてくれましたので、とても助かりました。車のエンジンを暖めて、さー準備完了。「行きますよー。」その間、娘が何かごそごそと作っていると思ったら、朝から雪ダルマを。「コレもモッテいくー。」??「いやいや、ダメでしょう。(笑) 車の中が濡れるし・・・。」常に楽しむ子どもの素晴らしい精神を、無下に断る朝の余裕の無さに、我ながら反省。子どもの無邪気さに真剣に向き合える大人になりたいと思いました。けど、やっぱり車への雪の持ち込みは遠慮してもらいたいです・・。