先日、友人が紙を片手に里山デザインの事務所にやって来ました。
そしてその友人に「この紙をコピーをしてくれないか?」とお願いされました。
コピーした紙を友人に手渡すと、友人はお礼にとお金を渡そうとするので私は、
「お金はいいですよ。またお菓子でも持って遊びに来てください。」
と伝えて友人を送り出しました。
すると次の日、友人が袋を片手に、また事務所に来てくれました。
「はいこれ、昨日のお礼。みんなで食べて。家の裏にたくさんなっててさ。」
と言って、たくさんキウイフルーツをくれました。
コピー2枚が山盛りのオーガニックキウイに。
ありがたや、ありがたや。
里山ならではの恩返し、素敵ですね。今風にいうと、シェアリング エコノミー。
頂いたキウイは事務所を訪れる人や友人達へさらにプレゼントしました。
お金って社会経済を回す上で、とても合理的で便利ではありますが、資本主義社会ではどうしても1つの価値軸で価値が決まってしまっているように感じます。
山や川などの自然、そこに醸成された暮らしや文化、助け合いなど、里山にはお金の価値軸のみでは計りきれない価値がたくさんあります。
そんな里山の魅力をこれからも発信していきます。