先日のブログ「世にも奇妙な木箱」。
ブログを書いたスタッフの町内には 毎月1日に、近所の稲荷神社に赤飯をお供えする風習があるという話でしたが、実は、私の住む町内にも木箱が回ってくる習慣があります。
その木箱が、おととい帰宅すると置いてありました。
我が家にも回ってくるこの木箱には、
引き出しがついていて、引き出しをあけてみると、
たくさんのローソク。
ん?なんのための木箱?その答えは、「火灯し」。
町内にある神社の灯篭に、町内の安全と氏子の家内を願い、火を灯します。
この地に暮らす先祖代々の人々に大切に守られてきた風習。
町内とみなさんの安全をお祈りし、 そして、「この場所から歴史と町内の移り変わりを見てきたんだろうなぁ。」 そんな事を思いながら、 今夜もそっと、灯りを灯します。