京都京北里山日記
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BLOG里山暮らし
2020.01.09
芽が出たニンニク
昨年は鹿や猪に侵入されて、全滅した我が畑の野菜たち。昨年末に"来年こそは少しでも自給したい。"と思っていたら、農家の友人から巨大なニンニクを頂きました。友人「芽が出かけているから、植えたらいいよー。」と言い、さっと鉢に土を入れてそこへニンニクを植えたものをプレゼントしてくれました。鉢なら鹿に食べられずに済みそうです。ありがたや、ありがたや。それから3週間程ほったらかしにしていたニンニク、どうなったか気になって見てみたら、芽が出てきているではありませんか!!おーさすがニンニク、生命力がありますね。植え付けは秋にするみたいですが、キッチンに芽が出ているニンニクがあれば、今植えたら、育つんじゃないかと思います。みんなさんもお試しあれ。あー早くも収穫が楽しみです。
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BLOGお店
2020.01.07
ちょっと変わった京北のスタンド"京北石油"
今年の冬は暖かいですね。京北はちょろっとしかまだ雪が降っていません。例年なら12月初旬には、タイヤを夏用から冬用のスタッドレスタイヤへ交換にするのですが、タイミングを逃して昨日やっとタイヤを交換することに。普段は自分でタイヤ交換しているのですが、時間と心に余裕がなく、給油がてら向かった先は、コスモ石油系列の京北石油さん。タイヤ交換の予約もせずに夕方滑り込みましたが、受けてくださって助かりました。交換してもらっている間は寒いので休憩室で、ゆっくりと。休憩室に入ると、ギターがずらり。休憩室と言うよりも店主の趣味の部屋って感じが心地いいです。閉店後、ご友人達と週1回ほどセッションをしたりするそうです。私もいつかセッションに加わりたいです。こちらは休憩室内におもむろにかけられている猟友会のジャケット。実は店主の上村さんはガソリンスタンドを経営しつつも、夏場は田畑を耕し、冬場は鹿やイノシシの狩猟もしています。今年の春にはお肉の解体所も友人と一緒に作るそうです。上村さんは"飲食店を経営している友人から、鹿肉から提供してほしいってお願いされて、解体所を作ることにしました。捕まえた獣の命を余すことなくいただくのも猟師の役割だと思うんです。"事業しながらも、自然と共にある暮らしを楽しむこれがKEIHOKU Styleです。 大企業でも副業が解禁され始めていますが、上村さんのような働き方カッコいいと思いませんか?是非、皆さんも副業で土いじりと狩猟いかがでしょう?京北に来た際は給油がてらに、京北石油さんで狩猟の話など訊いてみるのも面白いかもしれませんよ。奥様とおしゃべりしてたら、いつも間にかにタイヤ交換完了してました。さすがプロは仕事が早い。いつも凍えながら自分で交換しているので、有り難さが身にしみます。ガソリン満タン、タイヤを交換完了、上村夫妻とお話をして、心も満タン。ありがとうございました。-------京北石油〒601-0533 京都府京都市右京区京北下中町下河原1075-854-0402
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BLOG里山暮らし
2020.01.04
手刷りの年賀はがき
新年明けましておめでとうございます。みなさんはどんなお正月を過ごされましたか?ところでみなさんは年賀状は出しますか?近年は年賀状の利用も減ってきていて、今のご時世、メールや電話で済ませる方も多いかと思います。会社などでは環境に配慮して年賀状は出さないというところもあるかと思いますが、今の便利な時代だからこそ、逆に年賀状は素敵だと思います。ということで、里山デザインでは年賀状を出すようにしています。今年は版画を利用してシンプルなデザインにしました。一つ一つ手刷りで、インクが刷れ具合が良い味わいとなりました。やっぱり手仕事には不思議な魅力があります。今年も里山知新で里山の温もりをみなさんにお伝えします!2020年もみなさんにとって素敵な年になるように心よりお祈り申し上げます。
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BLOG里山暮らし
2019.12.28
柚子で目指せ、ナチュラルビューティー!
先日、柚子の搾りカスを大量にもらいました。カスもらってどうするんだって?まだまだ使えます。私はウォッカなどのお酒に入れてカクテル風にして飲んだりしています。柚子をもらった夜に妻がキッチンでごそごそ。見ると、せっせと柚子の種を取り出していました。私「何してんの?」妻「柚子の化粧水を作ってんねん。めっちゃいい化粧水が出来るんやで。ぬるぬるしっとり、乾燥知らず♪ タネにペクチンが入っているのがいいんだって。」やり方は簡単、柚子の種をホワイトリカーにつけておくだけ。一週間ぐらいつくたら、タネの成分がホワイトリカーに溶け出すみたいです。皆さんもいかがでしょう!?肌に合わない場合もあるので、自己責任でお試しください。目指せナチュラルビューティー!!
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BLOG里山暮らし
2019.12.26
八津良神社のお札
先日、町内会の方が来年用に新しいお札を持ってきてくださいました。里山デザインの事務所がある周山の氏神様は八津良神社です。頂いたお札を事務所の神棚にお祀りしました。お札は八津良神社のお札と天照大御神のお札。氏神様に守護を預かって、今年も無事終えられそうです。この神社にはお宮さんがいくつかあるのですが、牛神社という家畜の霊を祀る特殊なお宮さんもあります。京北の古い家には、家の中に牛などの家畜の部屋がありました。農作業を手伝ってくれる牛を大切にしていた暮らしの名残を感じます。JRバスターミナルから徒歩でいける距離なので、散歩がてらに是非お参りに行かれてみてはいかがでしょう。------八津良神社〒601-0251 京都府京都市右京区京北周山町城山28
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BLOG里山の習慣
2019.12.24
里山的クリスマスプレゼント
友人の農家さんの家に行ったら、ヘチマのたわしをクリスマスプレゼント?にいただきました。事務所に持ち帰り、机に立ててみたら、現代アートっぽくてカッコいいではありませんか。自然が作る造形はやっぱり一番美しいです。輪切りの断面から見たら顔みたい。ここ最近、マイクロプラスチックの海洋汚染が問題になっていますが、ご存知でしょうか。マイクロプラスチックはフリースなど化学繊維の衣服等を洗濯したら、大量に出て海を汚染しています。厄介なのが、マイクロプラスチックはとても小さくて下水処理場のフィルターを通過してしまうんです。そして、魚などが食べて、最終的には人間も食べているようです。このヘチマのたわしを使えば、キッチンやお風呂場から出るマイクロプラスチックを出さずに済みます。もちろん、使い心地も最高です。昔からある里山の日常の暮らしの中には、現代の社会問題解決のヒントがたくさんあります。私は新しいテクノロジーも好きですが、やっぱ里山の昔ながらの知恵は素晴らしいと思います。まさに、里山知新です。皆さんもヘチマのたわし いかがでしょう?
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BLOG里山の食
2019.12.22
冬至は黄色いもので
ちょっと前に12月になったと思ったら、もう冬至。師走は慌ただしくて、あっという間に感じます。これから寒くなるとは思いますが、日照時間がこれから長くなっていくと思うと嬉しいです。昔から冬至には、柚子とかぼちゃを食べますが、みなさんは食べられましたか?我が家では妻が、かぼちゃと柚子の料理を作ってくれました。こちらはかぼちゃの煮付け。こちらは大根と柚子味噌うむ、うまし!柚子もかぼちゃも栄養満点で元気が出ます。そして仕上げは柚子風呂。今年の冬は暖冬ですが、年末は例年並みに冷え込むみたいですね。栄養があるものを食べて、養生して冬を乗り切りましょう!
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BLOG里山暮らし
2019.12.20
花梨にお願い。
今年の冬は、暖冬なのでしょうか?朝晩はもちろん気温がグッと下がる里山ですが、この冬は12月に入ってからもまだ1度も雪が降っていません。こんな年は珍しいかも。だけど、空気は乾燥しています。そんな時に、おばあちゃんがご近所のお友達から花梨をもらってきてくれました。ちょうど、喉の調子も良くないし、咳も出るので、花梨を加工しようかな?と思っていたら、「これ、食べられると思うで」と、おばあちゃん。皮を剝いてみると固く、香りは爽やかなのですが実も堅いので、ちょっと調べてみました。なになに・・・『硬く、味もとても渋いので生食には適しません。』・・・食べなくてよかったです(笑)。花梨には、様々な薬用成分があるようです。風邪を引いたときの咳やのどの痛みを和らげるのは、有名な話。花梨にはクエン酸・リンゴ酸も多く含まれていて、疲労物質の乳酸を分解するはたらきがあるので、疲労回復に効果があるそうです。ちょうど、ハチミツもあったので、花梨のはちみつ漬けを作ることにしました。準備するものは、花梨(この日は2つ)ハチミツ(500~700gくらい)蓋ができる容器(消毒しておきましょう)お茶の葉を入れるパックまずは、上の写真のように縦半分に切り、種を取り出し、捨てずにおいておきます。次に、花梨を薄めに刻みます。先程取り出した種をお茶の葉パックに入れ、瓶の底に入れます。実は、花梨の種はとても薬効成分が高いそうです。なので、一緒に漬けますよ。そして、この上から、刻んだ花梨を入れていきます。私は花梨、ハチミツ、花梨の順で入れてみました。どんどんハチミツを注いで・・・出来上がりです!ちょっと、ハチミツの量が足りませんが(笑)次の日から、花梨からの水分がどんどん出て3日くらいするとよい感じになりますよ。私は朝、お白湯にいれて飲んでいます。おかげで、喉の調子も良くなりました。花梨が手に入ったら、ぜひ試してみてくださいね。