京都京北里山日記
-
BLOG里山の食
2018.12.19
所長と大きな白菜
寒さが、だんだん本格的になってきました。京北は、先日朝から雪化粧。車のタイヤもスタッドレスに変えて、来たるべき「北風小僧の寒太郎」に備え始めています。本格的なシーズンを迎えたのは天候だけでなく、畑も同じ。寒さの中で、京北の大地に根を張った大根、かぶら、白菜などなど冬野菜たちが、美味しいシーズンを迎えましたよ!今日は、オフィスに京北出張所の金子所長が、「地元農家さんからのおすそ分けやで!」と、白菜を届けて下さいました。金子所長は、一見堅気の人には見えませんが、チャーミングで面倒見が良く、地元の人たちからも親分のように慕われています。それにしても、この白菜、立派なこと!!所長の顔も心成しか、いつもより小さく見えます。皆さんも小顔アイテムにいかがでしょう?朝晩の冷え込みで、きゅっと締まって美味しくなった白菜。今夜は、お鍋にしようかな?⁂毎週日曜日、京北出張所駐車場にて「京北朝市」が開催されています。(9:00~11:00)美味しい季節の野菜を育てておられる農家さんの直売です。ぜひ、足を運んでみてください。
-
BLOG里山暮らし
2018.12.17
師走の手仕事
我が家の息子には、 毎年この時期になると 家族から任される 大切な「手仕事ミッション」があります。それは、 注連縄作り。京北の黒田と山国地区で、子ども達や親子で一緒に、農作業などの楽しい ワークショップを企画運営されている 「21くろやま塾」さんのお声かけで、 小学1年の頃から、 注連縄作りに参加している息子。注連縄飾りは 立派な日本の文化。注連縄につけられている飾り一つ一つに 意味があり、五穀豊穣の願いが込められいる事など教えて頂きながら、編み上げます。おまけに、同じ編み方を応用して、クリスマスリースも作ってくれました。注連縄の出来上がりを、1番楽しみにしているのは、我が家のおばあちゃん。孫の作った注連縄は、特別みたいです(笑)。
-
BLOGアート・クラフト
2018.12.15
手芸で楽しい冬籠り@松橋雑貨店
街に暮らしていた頃は、近くに商業施設もあって簡単に買い物をして手に入れていた 冬の小物。京北で暮らすようになってからは、商業施設にも、頻繁に出かける事もそうなくなって、 寒い冬の夜は、 縫ったり、編んだりの 手芸をするようになりました。そして、今日は松橋雑貨店さんの手芸ワークショップに参加してきましたよ。松橋雑貨店さんは、先月店舗をオープンされたばかり。丁寧で個性的な皮の雑貨やハンドメイド作品などの素敵なお店です。店舗はオーナー自らでリノベーションしていて、レトロで落ち着く魅力的な空間です。 写真は牛革の裁縫セット。鹿革や猪の革を使った手作り雑貨や手作りお菓子など販売しています。松橋雑貨店の営業日は金・土のみで、カフェの営業もしています。オーナー自ら手作りの釜で焼き上げられたピザや、炭焼き自家焙煎の美味しいコーヒーを頂く事ができますよ。松橋雑貨店では、金曜日に手芸の日(ワークショップ)を開催していたりします。 「ひとりで黙々も良いけれど、一緒におしゃべりしながら手を動かしていたら、いつのまにか出来上がってるって、もっと良いなぁと思って」と、今回のワークショップを開いて下さったオーナーの奥様。奥様は繕いものを、 私は、編み物をしながら、クリスマスプレゼントの話や、移住後の暮らしの事などなどおしゃべりしながら手の動きも弾みます。京北の冬は、厳しい事もあるけど、 手芸の時間で冬籠りが楽しくなるなぁって、思いました。 次回のワークショップは、12月21日金曜日だそうです。私の輪針の編み物、また持って行こうかな?松橋雑貨店毎週金曜・土曜の10〜15時に営業。場所は京北の山国地区にある京北第二小学校のすぐ近く。京都府京都市右京区京北塔町宮ノ上23-1facebookページhttps://www.facebook.com/matsuhashizakka/
-
BLOG里山暮らし
2018.12.13
冬将軍さんと仲良ぉするには?
先日の朝、玄関を開けたら外がふわっと一面、雪化粧。 心の中で 「いよいよ来はったなぁ」と思わず 呟きました。誰が来たん?って?そう。それは、冬将軍。寒いのが、ほんまに苦手な私。京北に初めて来た年の冬の積雪が、50センチもあって「冬将軍さんの 威力、半端ないやん」と驚いたことを 覚えています。しかし、この冬将軍さんとも 仲良ぉせんと、京北の冬は越せません!そこで、我が家の寒い冬の夜の 必須アイテムが、コレ! 「湯たんぽ」プラスチックの物もありますが、私は、金属製の湯たんぽ派。ストーブで熱々に沸かしたお湯を 湯たんぽに注ぎ、袋にくるんで 布団に入れたら、 朝まで足元がぬくぬく!その上、エコ! このぬくぬくを 味わえるので、冬将軍さんとも 仲良ぉなれるなぁ、なんて 思いながら、今夜もお湯を沸かします。※京北の冬の話題として、ブログで「冬の楽しみ」も掲載しています。是非ご覧ください。また、京北の里山で囲炉裏を囲んで田舎暮らしを体験できる農家民宿に泊まってみるのもいかがですか?冬の里山での宿泊はその時しか味わえないものもあります。
-
BLOG里山暮らし
2018.12.11
冬の楽しみ
ここ数日、どんどん寒くなって来ましたね。朝、起きて外を見ると、霜が降りていました。昨日の朝は雪もチラホラ。朝起きるのが辛いです。。。京北に住み始めてからは、冬が寒い分より一層、春の訪れを楽しめるようになりました。そして、お日様の暖かさが本当に有難いことだと、心から思うようになりました。四季を通じて自然の変化を感じられるのは面白いです。 特に冬は、虫たちが姿を消して、木々の葉も落ちて、静かで落ち着いたモノトーンな感じが好きです。そして、ふとした時に、自然は無常だな。と悟ったようなセンチメンタルな気分にも浸れます。季節の移り変わりを肌で感じられるのは、京北暮らしの大きな魅力だと私は思います。私は写真家なので、寒い冬があるからこそ見える、美しい世界が好きです。 今朝は思わずカメラを片手に、寝間着のままで、家の周りで、パシャパシャと。あー早く春が来ないかなー。笑
-
BLOGお店
2018.12.09
京北名物 モバイルスーパーマーケット
京北に住み始めたころ驚いたことの一つが、大音量の音楽を流して駐車しているバスです。気になってそのバスを観察していると、近所のおばあちゃん達がバスの中へ一人二人と乗り込んでいく。そして、しばらくすると、おばあちゃん達は袋を下げてバスから出てきました。 このバスは、移動式のスーパーマーケットなのです。(移動購買車)写真のバスは京北のエーコープさんが運営されている移動購買車で、京北内の各地域を曜日と時間を決めて回っているようです。 バスの中には野菜や魚、お菓子など食料品は一通り揃っていて、便利。特に、車の運転をしないお年寄りにとっては、生命線といっても過言ではない素晴らしいサービスだと思います。また、訪問見守りサービス的な役割も果たしてくれているので、安心ですね。先日も友人の家の近くで見かけたので、子供達を連れて、お買い物へ。「おー大きくなったなー。」と購買車のおじさん。 街中のスーパーで顔を覚えてもらえることは少ないですが、購買車のおじさんは覚えてくれます。顔を覚えてもらえるのって、昔ながらの商店との付き合いのようで嬉しいですよね。地域で子供を育む、京北の魅力の一つですね。
-
BLOGアート・クラフト
2018.12.07
京北クラフトシリーズ①「工房仙太のオーダーメイド机」
京北では自然に恵まれた環境でモノづくりをされている職人さんが、あちこちに素敵な工房を構えています。木工やステンドグラス、革など、いろいろな工房があるので、これから本ブログ内で、京北クラフトシリーズとして、紹介していきます。クラフトシリーズ記念すべく第1回目は「工房仙太のオーダーメイド机」です。実は、本日、工房仙太の江口さんに注文していたオーダーメイドの机が事務所に届いたのです。机の素材は、京北産のスギとヒノキで出来ています。無垢で自然の優しいテイストがとても気持ちのいい机です。うちの事務所では2年前から同じものを2台使っているのですが、今回事務所を移転するタイミングで2台追加でオーダーさせて頂きました。手作りのモノに囲まれて仕事が出来るって最高だと思いませんか?例えるならば、インスタントラーメンよりも、手作りのご飯って感じですかね。仕事が捗って仕方ないです。家には帰りたくなくなるくらいに。大事に使わせてもらいます!工房仙太さんでは、京北のスギやヒノキなどを中心に使った家具や雑貨を作っています。オーダーにも柔軟に対応してくれるので、オススメですよ。皆さんも里山デザインとお揃いの机はいかがでしょうか?またのタイミングで別の作品も紹介させて頂きます。京北クラフトシリーズ②はこちらをご覧ください。京北クラフトシリーズ③はこちらをご覧ください。京北クラフトシリーズ④はこちらをご覧ください。気になる方は以下より、お問い合わせください。工房仙太 http://k-senta.com/〒601-0313 京都市右京区京北井戸町甘ヶ市131TEL 075-853-0208info@k-senta.com※里山知新の中でツアー紹介の中で個別体験を紹介しています。 そこにも工房仙太さんが紹介されていますよ。 https://www.mbs.jp/kyoto-chishin/satoyama/tour01.shtml
-
BLOG里山の食
2018.12.05
太郎さんの子宝芋
この広い世界のなかで、唯一、京北だけでしか採れない野菜があります。その名も「京北子宝芋」。まるで、たくさんの子ども達が母に抱かれているようなその姿は、あまねく無上の愛情を注ぐ観音様を彷彿とさせます。もしも「母性を感じさせる野菜コンテスト」があれば、間違いなくグランプリを受賞することでしょう。そんな子宝芋は、かゆみ成分が少なく、とろみが強くて、とても美味しい野菜です。その姿から子宝に恵まれるよう願いを込めて、「京北子宝芋」と名付けられたのでした。さて先日、京北の道の駅「ウッディー京北」さんで販売されていた、子宝芋の炊き込みご飯がすこぶる美味しかったので、生産者さんに会ってきました。生産者の藤田太郎さん「こんなに水の綺麗なところで育つ小芋は、そうないですよ!」そうおっしゃる太郎さんは、先日開催された京北の一大イベント「京北ふるさとまつり」で京都市農業委員会長賞を受賞された力量の持ち主。栽培に多くの水が必要になる小芋にとって、水は命。京北の清流が育んだ「子宝芋」が美味しくないわけがありません。さらに太郎さんは完全有機農法で子宝芋を作られています。今年は水害が多く、3000株を植えたうち、収穫できたのが400株(!)だけだったそうですが、「これからもまだまだ頑張ります!」と太郎さん。男前です!子宝芋に無上の愛情を注ぐ太郎さん。彼が子宝芋の母なのかもしれない。京北子宝芋は道の駅ウッディー京北で絶賛販売中です。価格は一袋200円〜400円で、とてもお買い得です。ウッディー京北には他にも旬の新鮮な野菜がたくさんありますよ。秋の味覚を味わいに京北へ是非お越しください。※ウッディー京北の秋の味覚は本ブログの「秋の味覚」で紹介しています。 そちらもご覧ください。 https://www.mbs.jp/kyoto-chishin/satoyama/satoyamablog/eat/46920.shtml