2025年05月27日(火)公開
ひたすら試してランキング『カップヨーグルト』1位は「おいしいデザートを食べているかのよう」乳製品のスペシャリストが大絶賛 発売から30年以上のロングセラーもランクイン!【MBSサタデープラス(サタプラ)】
編集部セレクト
世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「カップヨーグルト」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。
乳製品のスペシャリストも参戦 ヨーグルトは「食感がポイント」
今回はスーパーやコンビニなどで買える朝食の定番、果肉入りの「カップヨーグルト」12種類を比較。チェックポイントは、<1>コストパフォーマンス <2>果肉のボリューム <3>ヨーグルトの味 <4>果肉の味 <5>全体の味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。
味に関する審査には、企業の依頼でチーズやヨーグルトのプロデュースも行う乳製品のスペシャリスト・村瀬美幸さんと、世界中から商品プロデュースを依頼されるパティシエの宮本雅巳さんが協力した。ヨーグルトの評価について、「ゆるいものやかたいものなど、食感がポイントかなと思います」と村瀬さん。宮本さんも食感のほか「香りと酸味」を挙げ、世界でも活躍する2人が果肉も含めた味をしっかりと見極めていった。
忖度なしにひたすら「カップヨーグルト」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?
【5位】「果肉のボリューム」「ヨーグルトの味」の2冠に輝く大胆かつ遊び心あふれる一品
第5位は、北海道乳業の『フルーツサラダヨーグルト』(税込248円 ※番組調べ)。
白桃、パイナップル、みかん、ぶどうの果肉を丸ごと詰め込んだ、大胆かつ遊び心あふれる一品。果肉はつぶさないよう、一粒ずつ手作業で入れている。商品全体に占める果肉の割合は、12種類の平均が12%のところ33.7%もあり、「果肉のボリューム」部門1位に。
さらに、「ヨーグルトの味」も圧倒的なミルク感で1位を獲得した。ヨーグルトは、酪農大国・北海道の雄大な牧場で育つ牛の生乳を100%使用。フルーツを丸ごと使用するからこそ、よく絡むようにとろみある食感にもこだわったといい、村瀬さんも「この商品はフルーツを食べるというイメージでしたが、ヨーグルト自体がこんなにおいしいとは」と思わずびっくり。すべてを合わせた「全体の味」も高く評価された。
【4位】さらさら食感のヨーグルトとりんごが相性抜群! 朝に食べたい“やさしさの味”
第4位は、江崎グリコの『朝食りんごヨーグルト』(税込159円 ※番組調べ)。
1997年発売のロングセラーは、当時、朝ごはんを抜く人が増えていた時代に、「朝でも無理なく食べられるヨーグルトを」という思いで開発されたそう。国産生乳を使ったヨーグルトは、日本人の舌に合わせたシンプルでフレッシュ感のある酸味。しかもさらさら食感で、食物繊維たっぷりのりんごと相性抜群。
清水アナは「やっぱり全体で食べたときのシャキシャキ感がいいですね」、宮本さんも「りんごとヨーグルト、両方の酸味をうまく生かしているので、本当にさっぱり食べられておいしいです」と評した、朝食を食べるのが大変な人にこそ食べてほしい“やさしさの味”のヨーグルトだ。
【3位】新ジャンルを市場に確立させて30年 「アロエを合わせた人は神」とプロも称賛!
第3位は、森永乳業の『森永アロエヨーグルト』(税込191円 ※番組調べ)。
発売は1994年。当時流行っていたナタデココがきっかけで、話題性のある食材を探す中、食感と健康志向でたどりついたのがアロエだったそう。新たなジャンルを市場に確立させて30年。特に高評価だったのは、タイの契約農家で丁寧に育てられたアロエベラを専用工場で加工した新鮮なアロエ。そんな品質が確保されたアロエを引き立たせるために作られた独自のヨーグルトはさっぱりとした口溶けで、アロエの風味を生かす爽やかな味わいに仕上がっている。
村瀬さんは「アロエも食べてるけど、ヨーグルトも食べてるっていう気にすごくしてくれる。 おいしいですね」とにっこり。宮本さんも、「ヨーグルトは本来こんな味じゃないかなって錯覚するぐらい。アロエを合わせた人は本当に神ですよ」と称えた。
【2位】「果肉の味」部門1位 スペシャリストもクセになる白桃の果肉感
第2位は、オハヨー乳業の『ぜいたく果実ヨーグルト 甘熟白桃』(税込178円 ※番組調べ)。
白桃は人の手で丁寧に検品し、果肉感が残るよう大きくカットされた贅沢仕様。さらに「果実のおいしさそのまま製法」という独自技術により、大粒の果肉の風味や食感をしっかり残して加熱調理している。宮本さんは「白桃って加工が難しい。それでこの食感を残してるのは、上手にしていると思います」と感心。「果肉の味」部門1位となった。
そんな果肉を引き立たせるさらさらのヨーグルトは、ミルク味と白桃味という風味の違う2種類を混ぜ合わせていて、最後まで食べ飽きない工夫が。 村瀬さんも「これは何口もいける」というクセになる味で、宮本さんも「もっと食べたくなる感じ。余韻がいいですね」と絶賛した。
【1位】ヨーグルトと果肉の一体感がまるで“おいしいデザート”のような芳醇な味わい
そして第1位は、明治の『明治ブルガリアヨーグルト あじわい芳醇 いちごコンフィチュール』(税込171円 ※番組調べ)。
本場ブルガリア由来の乳酸菌を使用した濃厚な味わいのヨーグルト。かたさのあるとろみが特徴で、ミルクプロテインを使ってかたさを実現し、濃厚感を演出している。そこに、完熟いちごの香りと甘みを引き立たせたいちごコンフィチュールをブレンド。 ヨーグルトと果肉に一体感があり、村瀬さんは「口の中でコンフィチュールのくずれ具合と、ヨーグルトのとろみ感が絶妙にマッチしていて、おいしいデザートを食べているかのよう」と大絶賛。「全体の味」1位、総合でも1位に輝いた。
宮本さんは、この芳醇なヨーグルトのアレンジとして「さらにリッチ感を出すんだったら、ハチミツをたらしてみる」と提案。一方、村瀬さんも「このまま凍らせて、フローズンヨーグルトに」と、これからの時期にもうれしいアイデアを紹介してくれた。ヘルシーなのにアイスクリームのように味わえる甘味と食感を楽しんでみては。
毎日食べるからこそおいしいものが知りたい「カップヨーグルト」。ランキングを参考に食べ比べてみたら、あなたの朝の定番が変わるかもしれない!?
(MBS/TBS系「サタデープラス」2025年5月24日(土)あさ7時59分~放送より ※掲載した価格は取材時点のものです)
2025年05月27日(火)現在の情報です