京都京北里山日記
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BLOG里山暮らし
2019.06.22
梅雨を飛び越えて?来た小さなお客様
「梅雨はどこいったんやろなぁ?」ご近所の方との最近の立ち話の枕詞の一言です。鮎釣りで賑わう川にも、おばあちゃん達の畑にも、里山暮らしに、そろそろ湿りが欲しい今日この頃やなぁ、などと休憩時間、食後にそんなおしゃべりをしていたら、弊社の「昆虫博士」Sさんが、そっとテーブルの上に、小さなお客様を連れてきてくれました。お客様は、コクワガタ。日本で一番多くみられるクワガタの種類らしく、夜行性だけど、昼間も活動するようです。このお客様、どこにいたの?と聞くと、「ここに"今、出てきました"って感じで、そっといたよ」その、そっといた場所が、こちら。物置に利用している、杉の切り株に止まっていたのだとか。おそらく、切り株の中で越冬していたのでは?と、Sさん。夏を思わせる気候が続いたからかもしれません。そして、ブログへの出演交渉をして、撮影会。わかっているのかいないのか?カメラを向けると、じっとしてくれるコクワガタさん。ポーズも決まっていて、なんとフォトジェニック。「クワガタにはちゃんと耳があって、聞こえてるんだよ」とSさんが、教えてくれたのには驚きました‼もしや、私たちの声が聞こえていたのかな?撮影会の後、コクワガタさんには、緑がたくさんの場所へとご案内しました。梅雨を飛び越えてやって来た、里山ならではのお客様にほっこりさせてもらった午後でした。
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BLOG里山暮らし
2019.06.20
かぶさんとんだ
畑の野菜が少しずつ大きくなってきて、見に行くのが楽しみな今日この頃。二十日大根が大きくなってきたので、今朝は間引きすることに。植えてから30日くらい経っているけど、ちゃんと間引きしていないから、なかなか大きくならないです。収穫の目安サイズは3、4cmなので、あともうちょっとって感じですね。間引きしたからもうちょっと、きっと大きくなるはず。こういう風に二十日大根を見ると、なんか美しいです。ちなみにですが、ブログのタイトルの"かぶさんとんだ"は五味太郎さんが描かれた絵本のタイトルで、シュールで好きなんです。手間暇かけて、野菜を作るのは楽しいです。野菜作りを初めてから思うようになったんですけど、スーパーで売っている野菜って安いですよね。どれだけ効率良く育てたら、あの安さで売れるか??農家さんは偉大です。私なんて自分の分すら自給できないのに、農家さんはみんなの分まで作ってくれているんですよ。すごいことです。そして、安さの秘訣は流通や市場のシステムも大きな役割を担っていますよね。それらを経てご飯を頂いていると思うと、感謝しかないです。ありがたや、ありがたや。そんな食料を生産する農家さんが急激に減少していて、これから日本はどうなるんでしょうね。どの地方でもそうですが、京北でも過疎・少子高齢化が進んで、農家さんの担い手が不足しています。京北に移住して新規就農される方も結構いるんですが、まだまだ足りないです。たぶん、移住者で一番歓迎されるのは就農したい方なんじゃないかと思います。本気で就農されたい方には、助成制度などもありますので、京北合同庁舎内にある京北農林業振興センターにお問い合わせしてみるのはいかがでしょう?タイトルが"かぶさんとんだ"だけに、話もだいぶ飛んでしまいましたが、京北で就農してみるのありだと思います。ちなみに、二十日大根は畑で生で食べてみましたが、バツグンに美味しかったです。簡単に育つんで、家庭菜園にオススメですよー。
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BLOGお店
2019.06.18
犬とあなたが幸せになる場所"green tail"
皆さんはワンちゃんを飼っていますか?もし飼っているなら、わんちゃんが自然の中で自由に遊んでいる姿を想像してみてください。今ちょっとニンマリしちゃいませんでしたか?実はね、それが出来ちゃう場所があるんですよ、京北に。今回はそんなあなたに、"green tail"さんをご紹介させていただきます。green tailは京北の自然の中で、犬のホテルと保育園をしています。預かってもらったワンちゃんたちは、ドッグランや自然の中で遊びながら、犬同士のコミュニケーションを学んだり、しつけを教えてもらえます。運動(遊び)やしつけは、わんちゃんの性格や犬種、年齢に合わせて、飼い主さんと相談しながらしているので安心。ワンちゃんたちは京北の自然を満喫。今の季節は川遊びに連れて行っています。(写真はgreen tail大島さん撮影)冬は雪で遊んだり、自然を大満喫。サイコーですね。ご利用の際は、送迎してくれるので楽チンです。green tailはこんな方にぴったりですよ。「自然の中や広い場所で遊ばせてあげたい。」「幼犬の社会化(犬慣れなど)能力を育みたい。」「他の犬と遊ばせたい。」「他の犬とケンカをしやすい。」「飼い主さんが忙しく、日頃運動が少ない。」「体力を持て余している。」「飼い主さんが、1日ゆっくりしたい。」「どこかに出かけないといけない。」などなど。共感された方は、 green tailの代表の大島さんは、気さくで話しやすい方なので、お気軽にお問い合わせしてみて下さい。「green tailは犬と人間の幸せを最大限にする場所するんや。」と大島さんはおっしゃっていました。週末になると、わんちゃんと飼い主さんがgreen tailに来て、ドッグランで遊んだり、BBQをしたり、大島さんや他の飼い主さんと交流して、賑わっていますよ。最近は、飼い主さんたちとピザ窯でピザを焼いて、ピザパーティーを楽しんでいるそうです。実は大島さんは犬専門のカメラマンでもあって、ワンちゃんの素敵な写真を撮ってくれますよ。インスタグラムで大島さんの写真がみれますよ。https://www.instagram.com/greengreentail/ワンちゃんのお話を聞いて、大島さんオリジナルの詩と絵を購入できるサービスしています。大島さんはいろんなことに挑戦していて面白い方です。犬のことで困ったら、green tailに相談してみるのはいかがでしょう?--------------------------------Dog village green tail〒601-0275 京都府京都市右京区京北宇野町広野5番地tel:075-852-1535mobile: 090-6732-4167HP: http://greentail.main.jp/Face book:https://www.facebook.com/dogvillagegreentail/ご利用料金山遊び(保育園)小型犬 4,200円(2頭目より3,500円)大型犬 4,500円(2頭目より3,800円)お迎えが朝7時〜9時、お送りは午後5時以降ホテル1泊2日 6,000円 (初回のみ7,000円) ※長期割引あり1週間以上お迎え朝7時〜9時、お送りが朝10時までになります。※午後のお送りはプラス3,000円になります。※遠方の方京都駅など(市内)でお預かり等可能な場合もあるので、ご相談ください。出張しつけ1回 4,000円 ※ご自宅までお伺いします。貸し切りドッグラン要予約 電話でお問い合わせください。各種イベント随時 ※四季折々にイベントをHP/Facebookにてお知らせしています。
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BLOG里山体験
2019.06.16
蛍に誘われて
本日は、友人の家でホームパーティーにお誘い頂きました。夜に外で遊んでいた子供たちが興奮して家に入ってきました。「みて、みてー、捕まえたよー。」見てみると、そこには蛍が。綺麗ですね。すぐ近くの川に行くと数匹蛍が舞っていました。今日は雨が降っていたこともあって、夜の気温は15度と肌寒かったので、蛍はあまり飛んでいませんでした。(トップの写真は以前撮影したものです。)例年なら今頃、かなり乱舞しているのですが、今年はまだ蛍が乱舞しているのが私は見れていません。晴れてじめっとした日の20時ごろに蛍を観ることが出来ますよ。蛍を見に行く際は、冷えるので暖かい格好で、出来れば長ズボンと長靴を準備した方がいいですよ。川辺の草の中にはマムシが潜んでいる可能性があるので。ついでにネギ坊主も準備してみてください。京北のおばちゃんが言っていたのですが、昔は蛍を見に行くとき、ネギ坊主を持って行っていたそうです。蛍を捕まえてネギ坊主の空洞に入れると、透けて光って綺麗なんだそうです。蛍の乱舞するところは本当に感動的です。蛍鑑賞へ京北まで足を運んで観てはいかがでしょうか?蛍のスポットはこちらの京北の蛍マップをご参照ください。(京都市HPより)
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BLOG里山体験
2019.06.14
宇津峡でお手軽キャンプ
先日のアユ釣りのブログを見ながら、事務所スタッフと夏のレジャーの話になり、アウトドアの中でも、最近はキャンプが人気だ!と聞き、「最近はアウトドア雑誌の中でも、よくキャンプの特集が組まれているのを本屋さんでも見かけるよ。」とキャンプ好きの事務所スタッフSさんが教えてくれました。そして、京北にも素敵なキャンプ場がありますよ!「宇津峡公園」さんです。 緑に囲まれた、上桂の清流を活かし大人から子どもまで、のんびり楽しめる大型アウトドア施設。 オートキャンプ場は21区画、コテージは7棟あり、デイキャンプでもご利用可能です。 人気のキャンプ場だけに、実は7月8月の土曜日はすでに予約が満席だそう。 しかし、日曜や平日は空きもまだあるそうで、ご利用されたい方はぜひお問い合わせくださいね。 公園スタッフのIさんに「これからの季節、キャンプ場からのおすすめは何ですか?」と お聞きすると、「今月はそろそろ蛍が飛び始めますね。キャンプ場付近の 365号線の山際の川など毎年この季節見ることができますね。 7月8月は夏季限定イベントで鮎のつかみ取りを開催しますよ! 宿泊のお客様はもちろん、デイキャンプのお客様、 鮎のつかみ取りだけを体験されたい方もぜひ!」 そして、Iさんの1番のおすすめが、 ラフティングだそうです! 「お子様は4歳から体験可能。インストラクターの方の指導を受けて、楽しく川下りしませんか? 6月から10月まで、毎月2回開催予定だそう。開催時間はご予約時にご確認ください。 緑いっぱいの京北の夏をぜひ満喫しにいらしてください!」 Iさんから、キャンプ場の魅力をお聞きしていると私も利用したくなってきました。 夏の京北で、ぜひ楽しいアウトドア体験を! 京都市宇津峡公園 〒601-0266 京都市右京区京北下宇津町向ヒ山1番地 TEL 075-855-1950 *詳しい情報・ご予約空き状況はこちらまで https://fuw.jp/utsukyoh/
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BLOG里山体験
2019.06.12
鮎釣りのメッカ 京北
平安遷都から幕末まで、京北では鮎を皇室に献上していました。鮎を献上する際は、生きた鮎を水瓶に入れて、なんども入れ替えて、歩いて運んでいたそうですよ。そこまでして献上したくらいなので、昔から上桂川で育った鮎は絶品です。天然の鮎は育つ川によって、味が違うのですが、味の決め手は、水の性質や主食である苔のようですね。上桂川の天然の鮎は、香りが抜群で、京都の料亭で使われています。この季節になると、京北を流れる上桂川であちこちで鮎釣りをしている人を見かけます。釣り人たちは、一風変わった釣り方を楽しんでいます。それは友釣りです。鮎の友釣りって聞いたことありますか?(私は京北に越すまでは知りませんでした。)鮎は川底の苔を主食とするのですが、餌や疑似餌を使った普通の釣り方では釣ることができません。そこで、友釣りのお出ましです。鮎は縄張り意識が強く、他の鮎が自分の縄張りに入って来ると攻撃する性質があります。その性質を利用して、生きた鮎(オトリ鮎)を針につけて泳がせて、オトリ鮎に他の鮎の縄張りに侵入させ、縄張りを守ろうと攻撃してくる鮎を別の針で釣る。この釣り方を友釣りといいます。今年の上桂川での鮎釣りの解禁は6月16日(日)の午前5時からです。上桂川で魚釣りは遊漁券を購入する必要があります。上桂川の遊漁券は上桂川業業組合、ウッディー京北、ファミリーマート京北周山町店や、オトリ鮎の販売店、京都市内の釣具店などで購入できます。遊漁券の価格アユ年券13,900円(現場料金16,600円)日券4,500円 6月27日から(現場料金6,700円)アマゴ年券5,200円(現場料金6,200円)日券2,000円 (現場料金3,000円)雑魚年券2,300円(現場料金2,700円)日券700円 (現場料金800円)※遊漁料は稚魚の放流に当てられていますので、ご協力お願いします。こちらで釣り場案内の大きい画像を確認できます。詳しい情報は上桂川漁業組合にお問い合わせください。上桂川漁業組合075-855-0700http://www.kamikatsura.info/
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BLOG里山暮らし
2019.06.09
ミニ田んぼ
最近週末にハマっているのが、家族で土いじり。娘が"お米を育てたい"というリクエストに答えるべく、本日は田植えをすることにしました。ただ、田植えをしたいからと言っても、我が家に田んぼはありません・・。そこで、発泡スチロールに土と水を入れてミニ田んぼを作ることにしました。発泡スチロールに、から土を入れて、水を入れて・・土と水をよく混ぜて(代掻き)、ミニ田んぼ完成。あとは、近くの農家さんに貰った稲の苗を植えるだけ。一瞬で植え終わりました。田んぼ作りから、田植え完了まで、約1時間。田舎だからこそ出来る、簡単な食育。なんでも簡単に手に入る時代だからこそ、敢えて手間をかけることが楽しいです。これで茶碗一杯分くらいのお米が獲れるのかな??収穫が楽しみです。
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BLOG里山暮らし
2019.06.07
タイムマシーンに乗って?!
先日、地域おこし協力隊のTさんからとても興味深い写真を見せていただきました。それは、私たちがオフィスを構えさせて頂いている建物付近の昔の写真です。昭和30年代に撮られた、1枚の写真。京北で育った我が家のおばあちゃんから、ここのオフィスが昔は銀行だったことを聞いたことがあったのですがその通り、銀行の看板が上がっているのにびっくりです。旧国鉄、今のJRバスが京北の町を走っていた事や、この通りが京北の「銀座」のような場所だったことがよくわかります。現在の写真が、こちら。時の流れを感じますね。1枚の写真から、まるでタイムマシーンに乗ったような不思議な気分を味わいました。