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【万博クライマックス】"ミャクミャク現象"が過熱!「LABUBU」とのコラボグッズにファン殺到 会場外にも万博を感じられるスポットがある?

解説

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 閉幕まで2週間を切った大阪・関西万博。10月1日も、開場前から多くの人が詰めかけ、平日でも大盛況でした。人気のアメリカパビリオンでは2時間から3時間待ち。フランス館では3時間以上の待ち時間が出ています。 予約枠が連日「満員」で今や入場が困難になった大阪・関西万博ですが、会場の外でも万博気分が味わえるイベントも始まっています。会場に行かなくても楽しめる万博とは?グッズや展覧会、さらにグルメの情報もご紹介します。

人気者の夢のコラボ「LABUBU×ミャクミャク」にファン殺到!

 連日大盛況の大阪・関西万博。平日の10月1日も人が詰めかけていて大変な賑わいを見せていました。一般入場者数は、9月30日まで19日連続で20万人を超えました。

 そんな中、。中国の玩具メーカーがグッズ販売などを手がける世界的人気キャラクターLABUBU×ミャクミャクという貴重なコラボグッズが販売開始され、買い求める人が殺到しているということです。

 「LABUBU MYAKU-MYAKUストラップ付フィギュア(税込み4400)」は10月1日から10月11日まで「2025年大阪・関西万博夢洲会場 東ゲートマーケットプレイス」で販売されます。ショップに設置している2次元コードから抽選応募ができるということです。

 LABUBUは中国発の“ぶさかわ”キャラで、9月には大阪でもショップ「POP MART 大阪なんば店」がオープンしました。

 販売が開始された1日にはすでにメルカリに出品されていて、定価税込み4400円のところ7万円を超えていたということです。

万博グッズの人気が止まらへん!ショップ数は8→21に“爆増”

 会場内のオフィシャルストアの累計購入者数は、8月中旬に500万人を突破。当初は8か所だったショップは、現在21か所と爆発的に増設されています。会場に行かなければ買えないコラボ商品などに人々が殺到しているということです。

 そもそも、“閉幕まで満員”となり、なかなか会場に行けなくなってきた万博ですが…今から入場できる方法はあるのか、おさらいします。

・チケットを持っていない人
→新規チケット販売は終了

・チケットを持っているが入場予約ができない人
①キャンセル待ち
②2日前に西ゲートの枠を開放
③東ゲート前で当日正午以降のチケットと引き換え(10月12日まで)

「年商が3倍に」会場の外でも“ミャクミャク現象”

 グッズも大人気な万博。その立役者の一つが公式キャラクターのミャクミャクであることは間違いないでしょう。万博会期末のいま、すっかり人気者になったミャクミャクを求めて、会場の外でも“ミャクミャク現象”が起こっているのです。いくつかご紹介します。

 まずは兵庫の名物駅弁とコラボした「EXPO2025 ミャクミャクひっぱりだこ飯(希望小売価格税込み1980円)」。
・期間:一般販売 10月1日~10月26日
・場所:「淡路屋」直営22店舗、「淡路屋」オンラインストア、新大阪駅や関西3空港など
    ※直営店は事前ネット予約必須

 製造販売する淡路屋の担当者に聞くと、「9月に先行販売をすると、大反響で、増産&予約制に。1日午前10時からのネット予約は“一瞬”でなくなった」と話していました。
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 そして次は、阪神タイガース×ミャクミャクという関西を沸かせたもの同士のコラボ「EXPO2025 ミャクミャク 阪神タイガースリーグ優勝」コラボグッズ各種。阪神のユニフォームや帽子を身にまとったミャクミャクのイラストが載ったクリアファイルやキーホルダーなどが販売されています。
・期間:9月下旬~
・場所:万博会場やJR新大阪駅の公式グッズストア、関西の駅構内や土産店など

 担当したヘソプロダクションいわく「ミャクミャクグッズを取り扱わせていただき、去年24億円の年商が3倍になりそう」とのことです。

会場外でも「万博」を感じられるスポット2選

 また、万博会場に行かなくてもタダで入ることができ、万博を感じられるスポットもあるんです。ここでは2つご紹介します。

◆“万博ができるまで”を知ることができる「大阪・関西万博デザイン展」

・期間:10月1日~10月19日
・場所:大阪府立江之子島文化芸術創造センター(大阪メトロ「阿波座駅」から徒歩3分)
・入場料:無料

 会場内のモニュメントなどのデザインが完成するまでの企画書などの貴重な資料が展示されていて、デザインにかかわった当事者も登場するということです。
会場以外でも万博を!-000156368.jpg
◆色とりどりのミャクミャクが見られる「世界のミャクミャク展」

・期間:10月1日~10月9日
・場所:JR大阪駅・旅立ちの広場(サウスゲートビルディング1階)
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 万博の関係者やパビリオンのスタッフが一つ一つ思いを込めてペイントをしたミャクミャクのフィギュアが、約120体ほど置かれているイベントで、スペインパビリオンのスタッフが作った「ブラジル代表カラーのミャクミャク」など世界の繋がりを感じられるものが展示されています。
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 フィギュアの海洋堂が作った「鼈甲脈」や、藻をモチーフとしたミャクミャクなどを見ることができるほか、コシノジュンコさんや山中伸弥さんが手掛けたものも展示されています。

 こちらに展示されているミャクミャクのフィギュアはすべて観賞用で、購入することはできないということです。

2025年10月01日(水)現在の情報です

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