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夏休みの注目スポット『神戸須磨シーワールド』 「シャチ」のパフォーマンスやスマスイ時代の名物魚「ピラルク」など..."須磨っ子"大吉アナが徹底解剖

解説

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 今年6月1日にオープンした『神戸須磨シーワールド』。前身・須磨海浜水族園(スマスイ)のDNAを引き継ぎつつ、リニューアルされました。今回、神戸市須磨区の出身で幾度もスマスイにも通っていた“須磨っ子”の大吉洋平アナウンサーが訪れ、魅力を体感。注目の魚やシャチのパフォーマンス、新しい写真スポットなどについてお伝えします。

【アクアライブ3階・2階】まずは“淡水魚”をチェック!個性豊かな“泳ぐタコ”も

 まず、神戸須磨シーワールドは、4つにエリア分けされています。
 (1)アクアライブ…海や川の生き物を展示
 (2)ドルフィンスタディアム…イルカのパフォーマンスが見られる
 (3)オルカスタディアム…シャチのパフォーマンスが見られる
 (4)ホテル

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 アクアライブは4階建ての建物で、入口から入った後にどのフロアからでも見ることができますが、大吉アナのおすすめは「3階の展示から」です。3階から2階にかけてはローカルライフというエリアが広がっていて、山の中や川辺に来たような雰囲気の中、淡水魚の魅力が楽しめます。

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 2階には海の生き物がたくさん展示されています。注目は「タコ」です。一般的な水族館では、“タコつぼ”に入っていることが多いタコですが、ここでは“泳ぐタコ”を見ることができます。泳いでいるタコ、ガラスに張り付いたまま動かないタコ、岩場を転々として体の色を変えるタコなど、個性豊かなタコたちを楽しめます。

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 また、「バックヤードツアー」に参加すると、1階にある大きな水槽の水面を、海面を眺めるようにして見ることができます。追加料金がかかりますが、興味のある方は参加してみてください。

【オルカスタディアム】水しぶきでびしょ濡れに!シャチパフォーマンス

 次の注目ポイントは、「シャチパフォーマンス」です。神戸須磨シーワールドでは2頭のシャチを飼育しています。母・ステラちゃんと、娘・ランちゃんです。どちらも体長5.2m、体重は2トンを超えています。

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 この巨大なシャチがジャンプして体が水面に叩きつけられると、水しぶきがあがり、観覧席に座る大人も子どもも大興奮。前列8列目ぐらいまでの席に座ると、びしょ濡れになります。トレーナーさんの合図で、シャチが水をかけてくれることも。暑い日には最高です。

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 トレーナーさんとシャチは友達のように息ぴったり。トレーナーさんにシャチが懐いているように見えます。

【ドルフィンスタディアム】キリっとかっこいい!ダラーっとかわいい!イルカたちの「オン・オフ」

 イルカによる「ドルフィンパフォーマンス」は1日に3~9回行われています。大吉アナのおすすめは「ドルフィンホール」と呼ばれるエリアで水槽を真横から見ること。イルカがジャンプするときどんなふうに尻尾を使っているのか、ジャンプしたイルカがどんな角度で水に戻ってくるのか、などを見ることができます。

 また、この場所からは、イルカの「オン・オフ」の様子も見ることができます。パフォーマンスをしているときは“キリッ”とした目つきでトレーナーさんの指示を聞いているイルカたちですが、パフォーマンス後はお腹を上に向けて“ダラーっと”してグルグル回ったり、流れに身を任せて遊んでいたりしています。

【アクアライブ4階】明石海峡大橋+ペンギン!神戸の新しい“必撮”スポット

 次に、おすすめの写真スポットです。アクアライブの4階「ロッキーライフ」は屋上になっていて、ペンギンなどが展示されています。ここでは明石海峡大橋を背景にしたペンギンの写真を撮ることができます。神戸に住む人も見たことがないであろう、明石海峡大橋とペンギンのコラボレーションです。夕日の時間帯はよりきれいな写真が撮れるかもしれません。

【アクアライブ1階】スマコレクションは無料で入場可! 古代魚「ピラルク」などスマスイ時代からの名物魚も展示

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 アクアライブの1階にある「スマコレクション」という場所では、スマスイで飼育されていた淡水魚の一部が展示されています。このエリアは無料で入場でき、大きな淡水魚「ピラルク」や飼育下で世界最高齢、長年『ガーじい』というあだ名で呼ばれている47歳の「ロングノーズガー」という魚も見ることができます。

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 神戸須磨シーワールドの入園料は日によって変わります。当日券もありますが、今人気が出ているため事前予約が推奨されています。

2024年07月16日(火)現在の情報です

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