MBS(毎日放送)

夏休みの注目スポット『神戸須磨シーワールド』 「シャチ」のパフォーマンスやスマスイ時代の名物魚「ピラルク」など..."須磨っ子"大吉アナが徹底解剖

解説

SHARE
X
Facebook
LINE

 今年6月1日にオープンした『神戸須磨シーワールド』。前身・須磨海浜水族園(スマスイ)のDNAを引き継ぎつつ、リニューアルされました。今回、神戸市須磨区の出身で幾度もスマスイにも通っていた“須磨っ子”の大吉洋平アナウンサーが訪れ、魅力を体感。注目の魚やシャチのパフォーマンス、新しい写真スポットなどについてお伝えします。

【アクアライブ3階・2階】まずは“淡水魚”をチェック!個性豊かな“泳ぐタコ”も

 まず、神戸須磨シーワールドは、4つにエリア分けされています。
 (1)アクアライブ…海や川の生き物を展示
 (2)ドルフィンスタディアム…イルカのパフォーマンスが見られる
 (3)オルカスタディアム…シャチのパフォーマンスが見られる
 (4)ホテル

0712_oyoshi(2).jpg

 アクアライブは4階建ての建物で、入口から入った後にどのフロアからでも見ることができますが、大吉アナのおすすめは「3階の展示から」です。3階から2階にかけてはローカルライフというエリアが広がっていて、山の中や川辺に来たような雰囲気の中、淡水魚の魅力が楽しめます。

0712_oyoshi(3).jpg

 2階には海の生き物がたくさん展示されています。注目は「タコ」です。一般的な水族館では、“タコつぼ”に入っていることが多いタコですが、ここでは“泳ぐタコ”を見ることができます。泳いでいるタコ、ガラスに張り付いたまま動かないタコ、岩場を転々として体の色を変えるタコなど、個性豊かなタコたちを楽しめます。

0712_oyoshi(4).jpg

 また、「バックヤードツアー」に参加すると、1階にある大きな水槽の水面を、海面を眺めるようにして見ることができます。追加料金がかかりますが、興味のある方は参加してみてください。

【オルカスタディアム】水しぶきでびしょ濡れに!シャチパフォーマンス

 次の注目ポイントは、「シャチパフォーマンス」です。神戸須磨シーワールドでは2頭のシャチを飼育しています。母・ステラちゃんと、娘・ランちゃんです。どちらも体長5.2m、体重は2トンを超えています。

0712_oyoshi(6).jpg0712_oyoshi(7).jpg0712_oyoshi(8).jpg

 この巨大なシャチがジャンプして体が水面に叩きつけられると、水しぶきがあがり、観覧席に座る大人も子どもも大興奮。前列8列目ぐらいまでの席に座ると、びしょ濡れになります。トレーナーさんの合図で、シャチが水をかけてくれることも。暑い日には最高です。

0712_oyoshi(9).jpg

 トレーナーさんとシャチは友達のように息ぴったり。トレーナーさんにシャチが懐いているように見えます。

【ドルフィンスタディアム】キリっとかっこいい!ダラーっとかわいい!イルカたちの「オン・オフ」

 イルカによる「ドルフィンパフォーマンス」は1日に3~9回行われています。大吉アナのおすすめは「ドルフィンホール」と呼ばれるエリアで水槽を真横から見ること。イルカがジャンプするときどんなふうに尻尾を使っているのか、ジャンプしたイルカがどんな角度で水に戻ってくるのか、などを見ることができます。

 また、この場所からは、イルカの「オン・オフ」の様子も見ることができます。パフォーマンスをしているときは“キリッ”とした目つきでトレーナーさんの指示を聞いているイルカたちですが、パフォーマンス後はお腹を上に向けて“ダラーっと”してグルグル回ったり、流れに身を任せて遊んでいたりしています。

【アクアライブ4階】明石海峡大橋+ペンギン!神戸の新しい“必撮”スポット

 次に、おすすめの写真スポットです。アクアライブの4階「ロッキーライフ」は屋上になっていて、ペンギンなどが展示されています。ここでは明石海峡大橋を背景にしたペンギンの写真を撮ることができます。神戸に住む人も見たことがないであろう、明石海峡大橋とペンギンのコラボレーションです。夕日の時間帯はよりきれいな写真が撮れるかもしれません。

【アクアライブ1階】スマコレクションは無料で入場可! 古代魚「ピラルク」などスマスイ時代からの名物魚も展示

0712_oyoshi(12).jpg

 アクアライブの1階にある「スマコレクション」という場所では、スマスイで飼育されていた淡水魚の一部が展示されています。このエリアは無料で入場でき、大きな淡水魚「ピラルク」や飼育下で世界最高齢、長年『ガーじい』というあだ名で呼ばれている47歳の「ロングノーズガー」という魚も見ることができます。

0712_oyoshi(14).jpg

 神戸須磨シーワールドの入園料は日によって変わります。当日券もありますが、今人気が出ているため事前予約が推奨されています。

2024年07月16日(火)現在の情報です

今、あなたにオススメ

最近の記事

コメは「不足」と認め増産へ...従来の「足りている」主張から180度転換 コメ農家「余ったときの対策を...」経費の増加や価格に懸念 専門家「重要なのは需給バランス。供給増なら輸出を増やすのも手」

2025/08/05

参院選後初の論戦で物価高対策は?「あれこれ言って何もしないのが自民党の"お家芸"」 JNN世論調査で「辞任する必要はない」が「辞任すべき」を上回る...「これだけが石破総理にとって栄養ドリンク」

2025/08/05

【カムチャツカ半島沖地震】より高く何度も押し寄せる「遠地津波」30cmの津波でも人間にとっては脅威に...専門家は南海トラフ地震などもふまえ「油断大敵」と注意喚起

2025/08/04

【猛暑で老化加速!?】DNAにも影響...例えるなら「生卵がゆで卵になるようなもの」 成人男女の3分の2が"熱あたり" 暑さに負けない『自律神経』『筋肉』の鍛え方とは?

2025/08/03

これからの防災は「+"暑さ"」 7月30日、観測史上最高41.2℃の日の津波避難を考える 8月はまだまだ厳しい暑さ 真夏の災害への備えを【MBSお天気通信】

2025/08/03

油断しがちな小さな川も突然"危険な川"に!?夏休み本番、川の事故に注意 「雨が降っているのに水かさ減る」「川の上流に黒い雲」は危険のサイン【MBSお天気通信】

2025/08/02

【水不足】日本は雨降って海に流れてしまう国 シャワー『1分出しっぱなし』で10リットル失う 補助金が出る節水対策もあるらしい

2025/07/31

【カムチャツカ半島沖地震】南海トラフと同じ"逆断層型"「規模が非常に大きい」 10日前の地震との関連「7月20日が前震・30日が本震」 日本列島の地震への影響はある?

2025/07/31

SHARE
X(旧Twitter)
Facebook