2024年02月14日(水)公開
【裏金問題】たった2問だけ自民党のアンケート調査...佐藤ゆかり前衆院議員は『形式的』と指摘「政党法の制定など踏み込んだ政治改革をしてほしい」
解説
自民党の派閥の裏金事件をめぐり、2月13日、自民党は所属の全国会議員らを対象に行ったアンケート調査結果を野党側に報告しました。この調査で設けられた質問はたった2問のみ、不記載になった理由や使い道などについての質問はなく、野党側はこの調査では実態解明につながらないと批判しています。 前衆院議員の佐藤ゆかり氏も「見たかったのは、支出先が何であったかということ。支出先を質問することで、問題についてどう対処するかという建設的な議論が生まれてくる」と話し、形式的な対応だったと指摘しました。 そして、「政権与党として、政治資金規正法の改正や、党のガバナンスをきかすという意味では『政党法』の制定、こういった話にも踏み込んでほしい」と述べました。 (2024年2月13日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)
◎佐藤ゆかり:前衆院議員(高村派・二階派に所属) 衆院議員3期・参院議員1期をつとめる 民間シンクタンク「フューチャーアナリティクス」代表取締役
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