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ひたすら試してランキング「2025年上半期サタデミー賞」商品総数322の中から選び抜かれたベスト5を発表!第1位は放送後の公式通販注文数が約8000%に!?購入者の声から新展開を見せた商品もランクイン【MBSサタデープラス(サタプラ)】

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 世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。半年に一度の恒例企画「2025年上半期サタデミー賞」を開催し、MBS清水麻椰アナウンサーが厳選したおすすめベスト5を発表した。

商品総数322の中からベスト5に選ばれた、本当に良かった逸品とは!?

 2025年の上半期は、24種類のテーマで322もの商品をひたすら試した清水アナ。今回は「サタデミー賞」と題し、今年の1月から6月の間に総合1位に輝いた逸品の中から清水アナが「本当に良かった」と実感した商品を5つ選び、総合ランキングを決定した。

忖度なしに徹底調査したからこそわかった、2025年上半期おすすめベスト5とは!?

【5位】約4か月分が1か月で売れた! CO・OPが作るとりこになる一品

 第5位は、CO・OPの『CO・OP 五三焼カステラ5切(個包装)』(税込753円 ※番組調べ)。

 人気の「カステラ」13種類を和菓子と洋菓子のプロとともに徹底調査し、No.1に輝いた『CO・OP 五三焼カステラ』。清水アナは当時を振り返って「これは衝撃的なおいしさでしたね。専門家のお2人も言っていましたが、カステラはすごく作るのが難しいスイーツ。それを専門店ではなくCO・OPが作っているというところも衝撃でした。ざらめの部分の甘さもプラスされて、とりこになった一品。これは間違いなく外さない手土産になると思います」と、そのインパクトを語った。

 五三焼とは、卵黄と卵白の比率を5:3と通常よりも卵黄を多く使用することで、より濃厚なコクのあるカステラに仕上げる製法。「夢菓子工房ことよ」の岡本伸治さんは、「卵黄が増えると、ふっくら仕上げるのがすごく難しい。しかも、国産小麦を使っているのもすごいですね」、また「おーがにっくかふぇSHINKA」の宮本雅巳さんも、「素材と技術力の全てが完璧」と大絶賛だった。

 担当者によると、「試してランキング」の放送後は、販売個数が前年の同時期と比べ377.8%(約3.8倍)に。約4か月分が1か月で売れたほど反響があったそう。

【4位】放送後にいつもの10倍用意するも、昼には完売した“令和のカツサンド”

 第4位は、アンデルセンの『三元豚のカツサンド』(税込659円 ※番組調べ)。

 サタプラMCのアンタッチャブル・山崎弘也とミシュランガイド東京・ビブグルマンに掲載されるとんかつの名店「すぎ田」の佐藤光朗さんが協力し、13種類を比較した「カツサンド」。ハイレベルな争いとなる中、圧倒的な完成度で1位となった。

 全粒粉入りのパン、豚肉本来のうまみを最大限引き出した三元豚のカツに、はちみつと粒マスタードを加えたカツソースがベストマッチ。清水アナは、「ジューシーで力強いカツに対して、全粒粉のパンが香ばしさでちょっとマスキングしてくれる。ここのバランスがもう最高だったんですよ!昼ご飯にもいいですし、夕飯のメインにもなり得るのじゃないかなと。これは秀逸です」と選考理由を挙げた。

 審査した佐藤さんは「肉もしっかりしてますし、酸味のあるマスタードもおいしい。全体のバランスとしてもすごくおいしいんじゃないですか」、山崎も「令和のカツサンドだね」と称賛した『三元豚のカツサンド』は、放送後の売り上げが前週比500%(約5倍)に。いつもの10倍用意していた店舗もあったが、それでもお昼には完売してしまったとか。

【3位】売り上げが720%を記録 放送後、お客さんの声を受け新展開も

 第3位は、コスモ食品の『直火焼 銀のクリームシチュー・ルー』(税込432円 ※番組調べ)。

 13種類の「クリームシチュー」をイタリアンの名店「ピアット・スズキ」の鈴木弥平さんと食べ比べ、No.1に輝いた。「この商品を発掘したときの感動が忘れられません」という清水アナは、「ポイントは玉ねぎ。玉ねぎの甘み、うま味が凝縮されていて、同じ材料を使っていてもこのシチュールーで作ると具材の味が格段にアップするんです。まさに、おうちシチューの可能性を広げてくれた一品です」と熱弁した。

 職人が釜で焼き上げる「直火焼製法」によって水分だけを飛ばし、玉ねぎの持つうま味をギュッと凝縮させたフレークルータイプのシチュー。焼き上げたルーの香ばしさにより、鶏肉のおいしさも倍増する。“イタリアンの達人”鈴木さんも「今までと全然別物」と感心しきりだった。

 放送後の売り上げは前年同月比で約720%を記録し、楽天市場では1月度の「楽天ショップオブザマンス」を受賞したといううれしい報告も。さらにサタプラを見て『銀のクリームシチュー』を購入したお客さんの声からレトルトタイプが誕生したそうで、この展開には清水アナもびっくり!

【2位】放送後の売り上げ1100% 歴史あるスパイス技術で見せた老舗の底力

 第2位は、新宿中村屋の『インドカリー バターチキン』(税込417円 ※番組調べ)。

 ミシュランガイド東京でビブグルマンを獲得する超人気カレー店「SPICY CURRY魯珈」の齋藤絵理さんと、市販の「チキンカレー」16種類を比較。まれに見る大接戦の中でトップとなった。清水アナは「中村屋さんが得意とするスパイスと、ソースのコクがのっている。これも白米との相性がたまりません。最高です。老舗の底力を見せてくれた一品です」と称賛した。

 審査した齋藤さんが感心したのは、本場インド同様のスパイス使い。行列ができるカレー店店主に、「お店で1,500円ぐらいは出せる。これはお値打ちですし、頭一つ突き抜けたバターチキン」とまで言わしめた。

 ランキング総合1位を獲得すると大反響があったそうで、売り上げが放送前後の2週比で約1100%(11倍)にもなったという。また、この夏に試してほしい新宿中村屋の限定商品を紹介。その名も『夏の我が家には本気で辛い肉まんが待っている…晩酌でこそ味わいたい 辛肉まん 3コ入』(税込376円 ※番組調べ)。カレー同様、100年近い歴史あるスパイス技術をいかした味だ。

【1位】注文数が80倍に! 清水アナも企業努力に涙するメーカー渾身の一杯

 そして第1位は、ヤマダイの『ニュータッチ 凄麺 そばの逸品 鴨だしそば』(税込300円 ※番組調べ)。

 人気の「カップそば」13種類を比較し、総合1位となった『ニュータッチ 凄麺 そばの逸品 鴨だしそば』が322商品の頂点に輝いた。清水アナは、「これはもうカップそばでは味わったことのないおいしさ。感動でしたね。鴨だしってカップ麺で実現するのが難しいと思うんですけど、ちゃんと鴨がいるんですよ!これは本当の打ちたてのそばの味がしました。私にとって上半期のNo.1です」とそのおいしさと選考理由を語った。

 つゆは鴨のほか、かつおと昆布から丁寧に抽出しただし、炭火焼風のチキンの味を閉じ込めた調味油、香りの強い本醸造濃口醤油を合わせることで、お店さながらの臨場感あふれる風味が楽しめる。そばは、麺を油で揚げず熱風で乾燥させたノンフライ麺で、お湯を入れるだけで本格的な食感・風味に仕上がる。審査を務めたミシュランガイド三つ星を獲得する「祇園さゝ木」の佐々木浩さんは、「これはうまい!」、ミシュランガイドのビブグルマンに掲載されている「紫仙庵」の宮下和夫さんも「感動します」と脱帽。 “和食のレジェンド”と“そばの匠”をうならせた。

 放送後、公式通販の注文数は放送前に比べ約8000%(80倍)にもなったそう。また、清水アナは、同じ凄麺シリーズの夏限定商品『ニュータッチ 凄麺 夏の辛味噌ねぎラーメン』(税込300円 ※番組調べ)も試食。開発に時間を要したという麺とその味に、清水アナは「このおいしさを作るのにどれだけ努力されたんだろう…」と思わず涙! どの種類にもこだわりが光るヤマダイの『ニュータッチ 凄麺 そばの逸品 鴨だしそば』が「2025年上半期サタデミー賞」総合ランキング第1位に輝いた。

 この上半期も、食品から日用品まで徹底調査した『試してランキング』。今後も気になるテーマと、忖度なしにひたすら試す清水アナにご注目を!

(MBS/TBS系「サタデープラス」2025年6月28日(土)あさ7時59分~放送より ※掲載した価格は取材時点のものです)

2025年07月02日(水)現在の情報です

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