MBS(毎日放送)

桜島の地下に溜まる『マグマ』の量は"20世紀国内最大規模の噴火"の頃に匹敵?「火山灰が東京に到達」という想定も

編集部セレクト

SHARE
X
Facebook
LINE

 7月24日に噴火した鹿児島県の桜島。108年前には、20世紀国内最大規模の大噴火が起こっていました。

 日本の活火山の中でも最も活動が盛んな桜島。その桜島で、いまから108年前の1914年(大正3年)に起きた“20世紀国内最大規模の噴火”が、死者58人を出した「大正噴火」です。噴出した火山灰や溶岩などの量は約30億トン。通常の噴火の10万回分に相当する規模だといいます。流れ出した溶岩は島の5つの集落を埋め尽くし、さらに海峡を渡って孤島だった桜島を大隅半島と地続きにしました。

 その噴火のすごさを物語るものがいまも地元に残されています。灰にうもれた神社の鳥居。高さ3mの鳥居がたった1日でこの姿になったといいます。

 火山の噴火は、地中深くにあるマグマだまりからマグマが吹きだす現象です。「大正噴火」では、いっぱいに溜まっていたマグマがほぼすべて噴出して空の状態になったとみられています。

 その後、長年にわたる調査で、桜島の地下に溜まるマグマの量は徐々に増え、いまでは「大正噴火」の頃に匹敵する量が蓄積していると考えられています。

 いま大正噴火と同じ規模の噴火が起こればどのような被害が出るのか。気象研究所による火山灰の広がりのシミュレーションを見ると、強い南西の風が吹いた気象条件では、1mmの厚さを示す青色の帯が大阪に到達し、関東あたりまで伸びています。推定される火山灰の量は大阪市で厚さ1.3mm、東京都心では0.3mmになるということです。

2022年07月26日(火)現在の情報です

今、あなたにオススメ

最近の記事

「めんつゆ」ひたすら試してランキング ヤマキ?ヤマサ?出汁にこだわる京料理界のレジェンドも「ゆるぎなくトップ」と大絶賛した超定番商品が1位!【MBSサタデープラス(サタプラ)】

2024/07/24

変幻自在の食材『ニンジャペースト』コンニャク技術で高級食材「ウニ」誕生!?ベンチャー開発のきっかけは「糖尿病のおばあちゃんの食事制限」

2024/07/24

【相次ぐ竜巻注意情報】東京や大阪、京都や兵庫などに相次ぎ発表 もし竜巻が来たらどのように行動すれば?竜巻研究に日本人が貢献

2024/07/22

『ドクターイエロー』ファンの3歳男児が実物と初対面「かっこよかった」 一緒に見に来た父親「感動。僕の方がテンション上がっちゃいました」

2024/07/22

東京都知事選 ふわっとした民意つかんだ「石丸現象」メディアに突きつけたもの

2024/07/22

「本当に大切な存在だった。奪わないでほしかった」遺族が法廷で悲痛な叫び 高速道路で取締り終えた警察官 「ながらスマホ」運転のトラックに跳ね飛ばされ「即死」 被告はYouTubeを視聴 衝突3秒前にも画面をタッチ

2024/07/20

室内に『大きなシマトネリコ』植えた家 東京都内、限られた予算...狭小住宅を克服した秘策は4人家族のシンボルツリー【住人十色】

2024/07/19

【カツめし】秘伝の味を守る達人技光る!行列のぎょうざ専門店 三重・伊勢市『ぎょうざの美鈴』

2024/07/18

SHARE
X(旧Twitter)
Facebook