MBS(毎日放送)

100年以上の歴史を誇る日本のプロゴルフ史上最多の勝利数を誇るレジェンドキャディー・清水重憲
2015年、2016年　2年連続賞金女王に輝くなど無敵の強さを誇ったイ ボミの専属キャディーを務めるなど数多くの名ゴルファーを陰で支え続けてきた。

そんな清水重憲が選んだ数字は「1」。
「スポーツの世界は1番の人の名前しか残っていかない。」
あくまでも1番にこだわる強い思いがこもっていた。

今年で47歳。重いバッグを担ぎ続け、悲鳴をあげる体。
もうダメかもしれないと思うことがあっても、キャディーを続ける理由は「やっぱり勝ちたい。優勝の喜びを味わいたい。」という気持ちがあるから。

今回ナビゲーター伊沢拓司は、数々のトーナメントコースのコースセッティングを担当するプロゴルファー・田島創志氏に「コースマネジメント」の極意について直撃。
プロキャディーという職業の奥深さについて、話を聞き出す。

10月、めぐってきた清水重憲久しぶりの優勝のチャンス。
兵庫県三木市で行われた【NOBUTA GROUP マスターズGC レディース】で2年4か月ぶりの1番を目指す清水重憲に密着。

初めてこの大会に出場する古江彩佳選手を風、傾斜、芝の長さなど様々な状況に合わせ、巧みなコースマネジメントでサポート。
単独首位で最終日へ――。

2位と1打差の最終18ホール。
1打1打、入念に確認しながら、息の詰まる戦い。
最後、距離のあるパーパットを見事に沈めて優勝！
通算39勝目、大台の40勝へ大手をかけた。
「また時間がかかってしまうかもしれませんけど40勝を目指して一生懸命プロゴルファーをサポートしていきます。」
清水重憲の頭の中に「引退」の2文字はまだなさそうだ。