MBS(毎日放送)

ONE NUMBER

2021年6月 1日(火)放送分

ヴィッセル神戸
古橋亨梧

今、Jリーグで最も注目される日本人ストライカー。6月のサッカー日本代表に選ばれたヴィッセル神戸FW古橋亨梧。卓越したスピードでDFラインの背後へ抜け出し、ゴールを量産。2022年のW杯カタール大会日本代表メンバー入りを目指す26歳だ。

そんな古橋が選んだ数字は「5」。自身が目指す1試合のシュート数だ。古橋は今シーズン17試合を終えて、61本のシュートを放った。1試合平均3.6本。これは、他チームの外国人ストライカーたちを抑えて、J1でトップの数字(5月30日時点)。1試合5本というのは非常に多い数字である。

サッカーは、ただがむしゃらにシュートを打てば良いわけではない。それを、ナビゲーターの伊沢拓司が「X GOAL(ゴール期待値)」という指標を用いて解説した。古橋は今シーズンのJ1第15節時点で、5・7点ほど決めるチャンスを与えられ、9ゴールも挙げていることを紹介。ゴール期待値より3点以上多く得点していて、決定力が高いストライカーであることを数字で証明した。

古橋は山あり谷ありのサッカー人生を送ってきた。なかなかプロのチームから声がかからず、J2岐阜でわずかなチャンスをつかんだ。そこからJ1ヴィッセル神戸への移籍を勝ち取り、運命が変わる。あの世界的名プレーヤー元スペイン代表イニエスタとプレーすることに。古橋の抜け出す能力を最大限に生かしてくれるイニエスタの絶妙なパス。古橋―イニエスタのホットラインで幾度となくゴールネットを揺らしてきた。

世界を知り尽くすイニエスタにも能力を認められた古橋。今は、スペイン語を勉強して、チーム内でのコミュニケーションを円滑にできるように努めながら、将来の海外移籍も視野に入れる。「代表でもシュートを5本うちたい」と決意を語る古橋は、まず日本代表の定着を目指す。そして、夢のW杯のピッチでシュートを放ち、ゴールを決める。ストライカーの挑戦はまだ道半ばだ。

【プロフィール】
1995年1月20日生まれ。奈良県生駒市出身。
大阪・興国高から中央大へ進学。
一時はプロをあきらめかけたが、2017年にJ2岐阜に入団。
岐阜では主力として活躍。2018年は5試合連続でゴールを決めるなど頭角を現した。
その年、ヴィッセル神戸に完全移籍。世界的名選手のイニエスタ(スペイン)、ビジャ(スペイン)、ポドルスキー(ドイツ)らに囲まれて急成長。
2019年にA代表に初選出されるまでになった。
170㎝、63㎏。50m5秒9

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