MBS(毎日放送)

ONE NUMBER

2021年5月 4日(火)放送分

市立和歌山高校
小園健太

2年ぶりのセンバツで注目が集まった本格派ピッチャー・市立和歌山高校の小園健太投手。
高校球界屈指の右腕が選んだ数字は「150」。ずばり、ストレートの球速だ。
小園の自己最速は152キロ。それなのに、なぜ「150」なのか。
ナビゲーターの伊沢拓司が、その数字の意味に迫った。

伊沢は春のセンバツ甲子園のハイライト番組でも活躍する元阪神タイガースの赤星憲広さんにインタビュー。
取材で小園のピッチングを打席で見た赤星さん。「変化球の曲がりが遅い」ところに注目し、「完成度が高い投手」と評した。

そんな話を聞いた伊沢はメジャーリーグでも注目される「ピッチトンネル」の理論を紹介。
ピッチトンネルとは、打者の手前約7・2mの地点に作られた仮想の輪のことで、打者が球種を判別できる最後のタイミングとも言われている。
投手はこのピッチトンネルを通過するまでストレートと変化球を同じ軌道に見せることができれば、打者は球種が判別できず打ちづらくなる、という理論だ。

小園はカットボールやツーシームなど、速い変化球が得意な投手。ストレートの球威が増せば、より変化球と見分けがつかなくなる。だからこそ、コンスタントに150キロを出せるピッチャーになりたい、というのが小園の「150」に込めた思いだ。

幼い頃から取り組んだ書道は10段の腕前。大会前、自分の「気迫」を見てほしいと挑んだセンバツでは2回戦敗退。2回戦明豊戦で打たれた悔しさは忘れていない。夏の甲子園で目標の日本一へ。そして、さらにスケールの大きな投手になるために。小園は「150」を追い続ける。

【プロフィール】
2003年4月9日、大阪府貝塚市出身。
小学1年から野球を始め、中学は大阪・貝塚ヤングに所属。
中学3年夏に全国優勝を果たした。
中学時代もバッテリーを組んだ松川虎生の誘いもあって、市立和歌山高に進んだ。
1年春からベンチ入りし、2年夏の和歌山独自大会では3回戦で智弁和歌山高に敗れた。
2年秋は準決勝で智弁和歌山高に雪辱して県大会優勝。
近畿大会4強でセンバツ甲子園にも出場した。
球種はストレート、ツーシーム、スライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、シュート、フォークの8種を駆使する。184㎝、89㎏。書道10段、料理も好きで唐揚げが得意。

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