おそらく狩猟採取時代の人たちは、衣食住に関する植物の利用や自然の中で生きる知恵が半端なかったと思います。
森を歩けば、あれも使える、これも使える。こっちは食べれる、あっちは毒。
一昔前まではそんな知恵が親から子へと受け継がれていたんでしょうね。
今回はそんな先人たちも昔から食べていたであろう、カヤの実の収穫に成功しました。
といっても、家の近くにカヤの木があって、落ちていた実を拾っただけです。先日の台風でたくさん落ちていたので、すぐにボールいっぱい採れました。
因みに、生育に時間がかかるカヤの木はとても強く、希少価値が高いので高級木材です。
主に高級の碁盤や将棋盤に使われるそうです。
果肉に包まれているので、剥がします。
果肉はベタベタしますが柑橘系の香りがして、ちょっと良い香り。虫が嫌いそうな香りです。煮出すと茶色っぽい染液としても使えないこともないそうです。
食用にはタネの中の部分を食べます。
実からは良質の油がとれて、天ぷらなどに使うと、香ばしくて美味しいらしいですよ。
アクが強いので、煎ってから食べます。
今回は収穫と剥くところまでしかしていないので、続編で近日中に食レポさせてもらいます。