BLOG里山暮らし2019.07.08

これ何か知ってますか?

田舎のあちらこちらにある、このプラスチックの巨大な物体。

これは何だか分かりますか?

都市部の出身者は以外と知らない人も多いのではないでしょうか。

ということで、里山クイズです。

この緑の物体はなんでしょう?

1.宇宙船

2.農機具を畑に置いておく簡易収納

3.日光を当てずに野菜を栽培する装置(ビニールハウスのような。)

4.生ゴミ処理容器(コンポスター)

ヒントは畑にあることが、多いです。上に蓋がありますね。

答えは写真の下に。

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答えは・・・4.生ゴミ処理容器(コンポスター)


私は田舎出身なので、物心ついた頃から知っていたのですが、都市部の方は知らなかった人もいたのではないでしょうか?

この生ゴミ処理容器、あると便利ですよ。


この容器の中に生ゴミを入れて置いたら、その内生ゴミは土へと分解されるのです。

分解された生ゴミは堆肥になって、畑に撒いたら良い肥料になります。ゴミが減る上に、さらに肥料をゲット出来るという一石二鳥の優れものです。

ただ気をつけないといけないのが、ニオイです。

生ゴミをそのまま入れ続けると、腐敗してかなり臭くなってしまいます。

うまく発酵分解させるには、土地の中の水分と空気の量が重要です。


私の場合は、定期的に乾いた籾殻や、落ち葉など、炭素分の多そうなものを入れています。

できれば、定期的に撹拌した方がいいです。

(面倒なので私はあまりしていませんが)

そうしたら、発酵分解しやすく臭いは抑えられるので、オススメです。

ミミズを生ゴミ処理器の中に入れるやり方もあります。

都市部に住んでいた頃は、ベランダに土を入れたダンボールで生ゴミ処理をしていました。

もしベンランダでチャレンジしてみたい方は、失敗すると悪臭がするので、都市部向けに改良された、電気で乾かすタイプや、ミミズを使った製品もあるので、そちらが良いかもしれません。

水分が多いと腐敗しやすいので、水はちゃんと切ってから入れた方が良いです。


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ちょっと前に、コンポスターで出来た堆肥を畑に蒔きました。

肥料の効果はよく分かりませんが、大量のカボチャが生えてきました。

カボチャのタネは分解されにくいので、堆肥を畑に撒くと、かなりの確率でカボチャは生えてきますよ。

果たしてうまく育つのか?? 収穫が楽しみです。



生ゴミは成分の大半が水分なので、燃えるゴミで出すと、燃やすに大量の燃料を使わなければなりません。


あなたも生ゴミ処理容器を導入にして、ちょっと循環型な暮らしをしてみませんか?