田舎のあちらこちらにある、このプラスチックの巨大な物体。
これは何だか分かりますか?
都市部の出身者は以外と知らない人も多いのではないでしょうか。
ということで、里山クイズです。
この緑の物体はなんでしょう?
1.宇宙船
2.農機具を畑に置いておく簡易収納
3.日光を当てずに野菜を栽培する装置(ビニールハウスのような。)
4.生ゴミ処理容器(コンポスター)
ヒントは畑にあることが、多いです。上に蓋がありますね。
答えは写真の下に。
答えは・・・4.生ゴミ処理容器(コンポスター)
私は田舎出身なので、物心ついた頃から知っていたのですが、都市部の方は知らなかった人もいたのではないでしょうか?
この生ゴミ処理容器、あると便利ですよ。
この容器の中に生ゴミを入れて置いたら、その内生ゴミは土へと分解されるのです。
分解された生ゴミは堆肥になって、畑に撒いたら良い肥料になります。ゴミが減る上に、さらに肥料をゲット出来るという一石二鳥の優れものです。
ただ気をつけないといけないのが、ニオイです。
生ゴミをそのまま入れ続けると、腐敗してかなり臭くなってしまいます。
うまく発酵分解させるには、土地の中の水分と空気の量が重要です。
私の場合は、定期的に乾いた籾殻や、落ち葉など、炭素分の多そうなものを入れています。
できれば、定期的に撹拌した方がいいです。
(面倒なので私はあまりしていませんが)
そうしたら、発酵分解しやすく臭いは抑えられるので、オススメです。
ミミズを生ゴミ処理器の中に入れるやり方もあります。
都市部に住んでいた頃は、ベランダに土を入れたダンボールで生ゴミ処理をしていました。
もしベンランダでチャレンジしてみたい方は、失敗すると悪臭がするので、都市部向けに改良された、電気で乾かすタイプや、ミミズを使った製品もあるので、そちらが良いかもしれません。
水分が多いと腐敗しやすいので、水はちゃんと切ってから入れた方が良いです。
ちょっと前に、コンポスターで出来た堆肥を畑に蒔きました。
肥料の効果はよく分かりませんが、大量のカボチャが生えてきました。
カボチャのタネは分解されにくいので、堆肥を畑に撒くと、かなりの確率でカボチャは生えてきますよ。
果たしてうまく育つのか?? 収穫が楽しみです。
生ゴミは成分の大半が水分なので、燃えるゴミで出すと、燃やすに大量の燃料を使わなければなりません。
あなたも生ゴミ処理容器を導入にして、ちょっと循環型な暮らしをしてみませんか?