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観客の"マスク着用率"など検証...Jリーグの試合で関西初の「実証実験」 スタジアムでは1万人超が観戦

2021年10月18日(月)放送

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新型コロナウイルスのワクチン接種を2回受けた人や検査の陰性証明を持っている人について制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」。その実証実験が10月16日に関西で初めて兵庫県神戸市の『ノエビアスタジアム神戸』で行われました。

ワクチン接種証明書などを提示して専用エリアへ

10月16日、ノエビアスタジアム神戸で行われたのは、サッカーJ1リーグ第32節・ヴィッセル神戸対アビスパ福岡の試合です。この試合では、一般のチケット1万枚に加えて「ワクチン・検査パッケージ」専用のチケット2000枚が追加販売されました。
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「ワクチン・検査パッケージ」でチケットを購入した人は、特別に設置されたブースで身分証明書とワクチン接種証明書などを提示してチケットと交換してもらい、専用ゲートを通ってスタジアムに入っていきます。(※12歳未満は保護者同伴の場合証明書不要)
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スタジアム内には「ワクチン・検査パッケージ」専用のエリアが設けられ、ほかの座席とは分けられていました。試合開始前、「ワクチン・検査パッケージ」のチケット購入者に話を聞きました。

(「ワクチン・検査パッケージ」チケット購入者)
「周りがワクチンを打っている人ばかりの席になると思うので安心だなと思って。子どもを連れてくるのに、あまり周りのことを気にせずに来られるから、とてもうれしいなと思います」
「『ワクチン・検査パッケージ』の人のブロックだと思ったので、安心して(試合を)見られるかなと思いました。子どもも連れていますし、12歳未満はワクチンも打てないので、自衛する方法がないですから」

「ワクチン・検査パッケージ」利用者と一般客のマスク着用率を比較

そして午後4時、試合が開始しました。スタジアムには今シーズン最多となる1万1300人の観客が入りました。白熱する試合に一喜一憂する観客。スタジアムにはそんな観客の様子を記録し続けるカメラがありました。今回の実証実験では、カメラで撮影した客席の映像を人工知能(AI)を用いて分析。「ワクチン・検査パッケージ」の利用者と一般客の『マスク着用率』などを比較します。ワクチン接種によって観客の感染予防意識が低下していないかどうかを検証するのです。
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(産業技術総合研究所 内藤航博士)
「人の行動にそれほど変化がなければ、それはきちんとルールが守られていますねと。そうなればまた人を入れてもいいですねという話になるかもしれませんし、今後のこういう対策の在り方を考えていくことになります」

試合は終了間際にヴィッセル神戸が貴重な決勝点をあげ、1対0で勝利しました。試合後、「ワクチン・検査パッケージ」で観戦した人に話を聞きました。

(「ワクチン・検査パッケージ」で観戦した人)
「すっきりしました、久しぶりに観戦したので。試合が始まったら、普通に応援していました」
「家族で来ると、『ワクチン・検査パッケージ』があるのはちょっと安心して来ることができるかなっていうのはありましたね。子どもたちは好き放題走り回っていました」
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「ワクチン・検査パッケージ」の利用者は後日、体調などに関するアンケートへの回答が求められ、集められたデータは今後の制限緩和に生かされることになります。

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