WORK職種紹介
#10
PUBLICRELATIONS営業
- NAME
- 瀧元 美理Miri Takimoto
- DEPARTMENT
- 総合営業局/東京営業部
- CAREER
- 2009年度入社
おシゴト紹介01 / 04
クライアントの可能性を
引き出して、
喜んでもらえることが
嬉しい。
あなたの仕事を教えてください。
テレビ局の営業と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか。たとえば、よく聞くのは番組の最後に流れる「○○の提供でお送りしました」というフレーズ。番組のスポンサーとして、番組中にCMを流す代わりに、広告費を出してくれる企業を集めるのが、世によく知られる仕事内容です。こう言うと「なんだか難しそうだな」と思われがちですが、実は、個性がすごく活かされる仕事。私自身、人と「話す」というより「話しこむこと」が大好きで、いかにクライアントや代理店の方が、他社の方には話していない情報を、自分だけが引き出せるかを意識しています。そして、いただいた話を元に、アイデア出しを行うことが得意です。アイデア次第でCM出稿した企業の可能性が広がり、喜んでくださる場面をたくさん見てきました。
そもそも、テレビ番組やCMが与える影響がどれほどあるかはご存知でしょうか。実際にあった仕事の例でお話しします。あるクライアントから「50代前後をターゲットにCMを流したい」との相談をうけ、土曜日朝に放送している番組でCMを流すことを提案しました。その結果、CMを流すと毎週HPのアクセス数が約5倍に伸び、「売上アップに繋がっている」と喜んでいただいたことがありました。
CM枠は今や、テレビ番組だけではありません。クライアントと組んで話題になるイベントをつくりあげていくこともあれば、TVerなどの配信サービスで、CM出稿の提案も可能。特に配信サービスでのCM枠は比較的安価でご提案ができるため、幅広いクライアントに提案を行うことができます。
私自身、規模の大きなイベントで思いっきりアイデアを出すことも、新規クライアントにアプローチして、知られていないけれど実はすごい商品を世の中に広めていくのも大好き。のびのびと働けています。
おシゴトの魅力02 / 04
大変だったからこそ、
みんなと仲良くなれた。
印象深い仕事はなんですか。
『サントリー1万人の第九』は印象的な仕事のひとつです。サントリーとMBSがタッグを組んで、約40年間続いてきたイベント。名前の通り「1万人で歌う」ことが公演の最大の特徴なのですが、2020年、コロナという壁を目前にし、長年の歴史のなかではじめて実施が難しい状況となりました。安全を第一に考えて、だれも当日歌わせないと社内会議で決まった瞬間は、悔しくて思わず涙しました。しかしサントリーの方からいただいた言葉は、「こんな時代だからこそ、つながる大切さを伝えたい」。どうにか実施すべく激論を重ねるうちに、いつしかサントリーの方も同じ社内メンバーのように近い存在になっていました。自ら考え、進めていく力も付きました。
リモート参加や事前の歌声投稿などの工夫を重ね、続けてきた2022年。コロナ前までは6局で放送されていた『サントリー1万人の第九』を、はじめて全国28局ネットで放送することを実現しました。放送にあたってJNN各局の担当者へ協力いただけるようお願いするのですが、27局集めて一斉にアナウンスするのではなく、あえて担当者一人ひとりに企画を伝え、お願いをしました。後日、系列局の担当者からいただいた言葉は、「一人ひとりに話してくれたからこそ、自分事として協力しようと思えた」。MBSとしても、イベントの全国放送ははじめてのことで、大きな財産になったのではないかと思います。
おシゴトの環境03 / 04
社長や上層部も
みんな“仲間”だと
思わせてくれる会社。
MBSの「働く環境」について
教えてください。
社内外を問わず関係性が次々にできていくのが、営業部の魅力。担当クライアントのひとつであるサントリーさまは、先ほど挙げた『サントリー1万人の第九』のメンバーである宣伝部の方だけでなく、ビール事業部の方やスピリッツ事業部の方やビールを作る醸造家の方とも仲良くなる機会をいただき、飲みにいかせていただくことも。クライアントのさまざまな部署の方と会うことによって、アイデアの引き出しも自然と増えていきました。
では社内での関係性が薄いかと言うと、そんなことはありません。この間の土日も、みんなで集まってゴルフをしてきました。また、社長や副社長、局長にも、何かあればすぐにメールやLINEができる近さ。相談をすると、「瀧元が思うようにしたらいい。でも、なんかあったら言ってな。サポートはするよ。」と言ってくださる、心強い存在です。新入社員であっても、1on1で30分ほどの社長面談の時間がありますし、本人も「現場の意見をどんどん知りたい」とおっしゃるような方ですし。
大きな会社だと部署ごとの壁が厚くて、みんなで何かをするのが難しい部分もあると思います。その点MBSは、部署の垣根を越えて、意見しやすい環境だと思います。
COMMENT
大学では法律を専攻し、刑法について学ぶ。学生時代からスポーツを見るのもするのも好きで、テレビ局に就職することが夢だった。就職活動中は夢を叶えるべく、情報収集のために大学1年生からアナウンスセミナーやマスコミセミナーにも通い、大好きだった「ちちんぷいぷい」を手掛けるMBSに入社。入社後は、タイム営業、報道などを経験。現在は、営業部の外勤として活躍中。