BLOG里山暮らし2020.03.05

148年の歴史に感謝のライトアップ

夕方、打ち合わせがレストラン京北さんであり、向かっていると、遠くに謎のキラキラ光る物体が・・・。

おっ!?

えっ!!!

何だあれ!?

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思わず3度見してしまいました。



謎の光る物体に近づいて行くと、そこは京北第三小学校。
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第三小学校のシンボルである大杉がライトアップされていて、モミの木にはLEDのイルミネーションがされているではありませんか。

第三小学校の大杉は八幡神社のご神木でもあり樹齢約450年、高さ約38メートルもあります。


京北では今年4月から新しく小中一貫校が開校するので、今ある3つの小学校と中学校は長い歴史に幕を下ろす事になります。この第三小学校では地元・弓削地域の住民が148年間続いた学校に感謝の気持ちを込めてライトアップとイルミネーションを始めたそうです。

地域の学校が閉校になるのは複雑な気持ちですが、ライトアップ・イルミネーションを見ると地元の方達の『ありがとう』という暖かい気持ちが伝わってきて、寒い夜ですが心が温まりました。

生命力溢れる大杉のライトアップと未来への希望の種にも見えるモミの木のイルミネーション、是非皆さんの目にも焼き付けてください。



閉校記念式典が行われる予定の3/29まで毎日午後6時から午後9時まで点灯されるそうです。


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かやぶきの民家とイルミネーション。このギャップが何とも言えないです。

古き良き伝統は守りながらも、新しいものにチャレンジする。

京北住人のスタンスのように私は感じました。