京北では、長年の大切に執り行われている祭事や昔から伝わる風習がいくつかあります。
その一つが、「とんど」です。
小正月前後に各町内ごとに行われています。
地域によっては、 「どんど焼き」と呼ばれていたりもして、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
お正月の松飾りや注連縄を持ち寄り、それらを燃やします。
書初めをくべてもらい、熱気で空高く上がれば、習字が上達すると言う言い伝えもあり、子ども達も楽しみに書初めを持ち寄ります。
我が家のおばあちゃんは、その灰を持ち帰って、家の周囲や畑に少しずつ撒くのですが、 その理由は、やはり 無病息災と五穀豊穣なんだそうです。
昔からの風習が、 里山には今もなお大切に息づいています。