京北では平安京造営に使われた木材を古都京都へ供給されてきました。
その時代は車なんてありませんから、木材輸送に使われたのが京北から京都へ流れる桂川でした。
木材で筏を組んで、筏師さんがその上に乗り、京都まで届けたのです。
そんな筏師さんたちも利用していたのが、京北周山の老舗の料理旅館"すし米"さんです。
実は、すし米さんからパンフレットの制作のご依頼を頂きまして、先日料理の写真撮影に行ってきました。
到着して撮影の準備をしていると、女将の黒川修子さんが早速お料理を運んでくれて、一言。
女将「良かったら、撮影終わったら召し上がってくださいね。」
私「いいんですか!?是非!あざっす!」
まず、観てうまいです。
早く食べたいので、ささっと撮影を終わらせて
いざ、頂きます!!
(ちゃんと撮影しましたよ。笑)
撮影用に用意していただいた茶室にて、会席弁当を堪能。
ううむ、うまし!
旬のお料理に舌鼓。
静かな場所で一人だけで食べる会席ランチ、最高でした。
私は普段食事をするとき、家族や友人、仕事関係の人となどが多く、おしゃべりに夢中になってしまい、食事をないがしろにしがちですが、いつも以上に一口一口をしっかり味わえてすごく気持ちの良い食事ができました。
食後は縁側で、コーヒー。
お日様にあたって癒されました。
いやー美味しいお仕事でした。まさにカメラマンの役得です。
会席のお弁当ランチは、お一人様3,000円(税別)〜で、前日までのご予約でご利用いただけます。
しかも、お一人様でもOK。
もちろん、旅館でもあるので、宿泊も可能ですよ。
一泊朝食付きのプランだと、8200円(税別)とかなりお得です。
こちらもお一人様でもOKです。
なんというおもてなし。
水,金、土は旅館内に併設されているバー"Syu's bar"を営業されているので、女将さんのおばんざいをアテに地酒を頂くのもいいですよ。オーダーはドリンク一杯500円、おばんざいは3種盛り500円と、こちらもリーズナブルに楽しめます。
syu's barには、たまに私も出没します。
(以前にバーの記事を掲載しているので、こちらをチェックしてください。)
私は本格的な会席を食べたい!という方にはご予算に応じて、旬のお料理を出していただけますので、そちらもおすすめです。
これからの季節は、ぼたん鍋が良いですねー。
一人旅やご友人との旅行、みんなで忘年会、幅広くご利用いただけるので、皆さんもいかがでしょう?
女将さんが着物でお出迎えしてくれますよー。
因みにですが、女将さんはお茶や着付けなどの活動もされていますので、和の文化体験にご興味がある方は、すし米さんに行ったときに確認してみてください。
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料理旅館すし米
電話 075-852-0032
住所 〒601-0251 京都府京都市右京区京北周山町下ケ市15−2
http://www.sushiyone.net/