2025年07月14日(月)公開
【参院選 中盤情勢】 和歌山選挙区「保守分裂」の戦い 無所属の望月氏が優位 自民・二階氏や参政・林元氏が追いかける
参議院選挙2025
参院選の中盤情勢です。「1人区」である和歌山選挙区は、保守分裂の選挙となっていますが、無所属の望月氏が優位に立っています。自民・二階氏や参政・林元氏が追いかけている形です。
7月20日投開票の参院選をめぐり、JNNでは7月12日と13日にインターネット調査を行い、取材を加味して中盤の情勢を分析しました。
和歌山選挙区は7人が立候補し、改選数1を争っていますが、保守分裂の激しい選挙戦となっています。
有田市長を務めた無所属・望月氏は、前・自民党参院幹事長の世耕弘成氏がバックアップしていて、自民支持層の4割強、自主投票となった公明の支持層の7割をまとめて、優位に立っています。
自民・新人の二階氏は、元・自民幹事長の二階俊博氏の三男で、公認争いで望月氏に勝ちましたが、まとめられているのは自民支持層の4割、自主投票の公明支持層の1割半ばにとどまっていて、追いかけています。
参政・新人の林元氏は、参政支持層の9割半ば、国民支持層の4割をまとめて追いかけています。
立憲と候補者を一本化した維新の新人の浦平氏は、苦しい展開。
▽共産・新人の前氏 ▽無所属・新人の末吉氏 ▽N党・新人の本間氏 は厳しい情勢です。
ただ、今回の調査では3割以上の人が「まだ投票先を決めていない」と答えていて、情勢が今後大きく変わる可能性があります。
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