2025年11月08日(土)公開
「ヘルメット装着は最強の防具」自転車のマナー向上を呼びかけるイラストを高校生が作成 大阪・淀川区の英真学園高 大阪府警の「Safety Bicycle 推進校」プロジェクト
編集部セレクト

大阪府警淀川署は11月7日(金)、管内の英真学園高等学校を「Safety Bicycle 推進校」に指定するセレモニーを行いました。
「Safety Bicycle 推進校」のプロジェクトは、大阪府警や教育関係者のサポートの下、自転車の安全な利用を高校生自らが「考え、学び、行動する」ことの実現を目指すものです。
府警が取り組みを推進する背景には、中高生の自転車事故が後を絶たない現状があります。
大阪府内では去年1年間で、交通事故による中高生の死傷者1439人のうち、自転車乗車中の事故が1022人と、約7割を占めています。

こうした状況を改善しようと、今回、英真学園高校の生徒たちは、自転車の利用や交通マナーについてのイラストを作成しました。
その中から選ばれた3作品は、交通安全を呼びかけるポスターとして採用され、淀川区内の小学校・中学校・高校や区役所などの公共施設に掲示される予定で、イラストを描いた生徒3人には、淀川署から感謝状が贈られました。

その後、生徒たちと淀川署の警察官らは阪急電鉄の十三駅前に移動し、自分たちが描いたイラスト入りのチラシを道行く人に配り、交通安全を呼びかけました。
イラストがポスターに採用された、英真学園高校1年の柚之上心寧さん(15)は「ポスターにも書きましたが、ヘルメット装着は最強の防具なので、自分の命は自分で守ってほしい」と話しています。
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