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コロナで条例違反BBQが激増した村!今年も続々現れる違反者...注意されてもゴミを放置して帰る不届き者も

特盛!憤マン

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コロナ禍で遠出がなかなかできない状況が続いている中、近場で設備が整った有料のバーベキュー施設が今人気です。そんな中、有料施設を使わずに、禁止された場所でバーベキューをして、焼肉のコンロや木炭が入った段ボールなどを放置する人たちもいます。そうした状況に長らく悩まされている村を取材しました。

村の至る所に看板『河川でのバーベキュー禁止』

奈良県中部にある人口1000人ほどの天川村。山々に囲まれた自然や、みたらい渓谷を流れる清流が美しい景観を作り出しています。
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今年7月に取材班が天川村を訪れると、村に入るなり目に飛び込んできたのは「河川でのバーベキュー禁止」の看板や横断幕です。
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これでもかと、至る所に警告の看板が設置されています。一体何が起きているのか村役場の職員に話を聞きました。その職員の目の前に置かれていたのは汚れたテントでした。
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(天川村役場 辻寿人課長)
「きのうテントを発見しまして、河川のそばに置いてありましたが、本日朝から引き上げてきました。村民が川をきれいに山をきれいに自然をきれいにと頑張っていますので、それを後退させるような行動は避けてほしいですね」

条例でバーベキューを制限 2019年には有料施設を設置

今年8月に川のすぐ近くで撮影された画像を見ると、使用済みのコンロがそのまま残されていたり、網と食材も放置されたりしていました。天川村では大阪などからやってくるバーベキュー客などが出すゴミが長年問題となっていて、2017年には公共の場所でのバーベキューを全面禁止にする条例を作りました。
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さらに天川村では、2019年に約2500万円をかけて有料のバーベキュー施設をつくり、ゴミ捨て場も併設して環境への配慮もしながら観光客の誘致を進めています。

(有料施設を利用する人)
「僕は釣りに。渓流釣りでよく来ていたので。めっちゃきれいですもんね」

(有料施設を利用する人)
―――今年もコロナ影響で近場とかで?
「できるだけ近いところで」
―――お子さんはどうですか?
「楽しんでそうですね」

それでも現れる違反者たち

ルールを守りながら楽しむ人たちがいる一方で、村役場の職員らは週5日パトロールを行っていて、条例違反に目を光らせています。
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取材班が巡回に同行すると、河川で10人以上でバーベキューをする若者グループがいました。

(呼びかける天川村の職員)
「天川村では河川でバーベキューは禁止されております。条例でできません。速やかにやめてください。火を消してください」

注意されてもすぐにやめる様子はありません。

(記者リポート)
「今ようやくちゃんと水をかけました。水蒸気があがっています」

このグループはバーベキューをやめてゴミを片付けて帰っていきました。
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さらに巡回を続けていると、バーベキュー禁止と書かれた看板の真下でバーベキューをしていたグループを発見。早速、職員が向かいます。

(職員)「天川村では河川でバーベキューや火は使えないんです。いっぱい看板ありますねん」
(若者)「見えてなかったです。ごめんなさい。消します」
(職員)「くれぐれもそのまま捨てて帰らないでください」
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隠れるようにバーベキューをしていた若者たち。本当に看板には気がつかなかったのでしょうか。

(天川村の職員)
「知らんて…知らんことないやろ。ちょっとおかしいんとちゃいます?モラルとかけ離れている」
「常識で考えたらおかしいけど、見えないと言われたら、それ以上言いようがないでしょう」

村役場によりますと、新型コロナウイルスの影響かバーベキューをする違反者は去年に急増して、今年は道路から見えにくい場所に隠れるなど、より悪質化しているといいます。

(天川村の職員)
「バーベキューあかんと言ってるのにあえてせんでも…」

記者が違反者に直撃取材 「ゴミは持ち帰る」と言ったが…

そして巡回中にはこんなグループもいました。禁止の看板が見える場所で20代前半ぐらいの男性たちが堂々とバーベキューをしています。川のすぐ近くで石を組み、直火で肉を焼いていたようです。

(呼びかける天川村の職員)
「すみません、わかってるね。天川村では河川でバーベキューはできません」

(記者リポート)
「いま水をかけて火を消しています」

(呼びかける天川村の職員)
「後片付けもよろしくお願いしますよ」
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一体どういうつもりでバーベキューをしているのか。取材班が男性たちに話を聞きました。

  (記者)「バーベキュー禁止って書いていたじゃないですか?わかっていました?」
(男性たち)「わかっていますね。なかなか遊べなかったから。まぁコロナの時期ですしね。個人らでやるのはいいんじゃないですか」
  (記者)「やったらあかん場所じゃないですか?」
(男性たち)「書いてますしね、あそこにね」
  (記者)「村の人も休みの日やのに見回りしてはるんですよ」
(男性たち)「それはしゃあない…しゃあないというか申し訳ない」
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取材班が男性たちがいる川の近くに行ってみると、タバコの吸い殻やペットボトルなどのゴミが散乱していました。

  (記者)「食べかすはちゃんと持って帰ってくださいね」
(男性たち)「まとめてますやん。ちゃんと持って帰りますよ、ほんまに」

バーベキューをやめてゴミは持ち帰ると話した男性。
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しかし3時間後に取材班が再び同じ場所を訪れてみると…。

(記者リポート)
「先ほど若者たちがバーベキューをしていて注意された場所です。帰った後にはゴミが散乱しています」

木炭が入った箱・タバコの吸い殻・ペットボトルなどなど、片づけると話していたゴミがそのまま放置されていました。

職員だけでなく地元住民も放置されたゴミを回収

夕方になると川の周辺を職員らがゴミ袋持って巡回してゴミをひとつひとつ回収していきます。水鉄砲や空き缶のほか、焼き肉用の網など、多くのゴミが放置されていました。
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(天川村の職員)
「いやもう腹立ちますよ。犯罪に近いんちゃいます?」
(天川村職員 中西謙之さん)
「天川村は村での(ゴミの)処理施設がありませんので、隣接の町に持っていきます。心無い人が捨てていくんだなと改めて思いますね。(巡回活動を)地道にやっていかないといけないと思います」
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天川村では、美しい自然を守るために、バーベキュー客などが捨てたゴミを村人たちが清掃するボランティア活動が定期的に行われています。

(清掃活動に参加する地元住民)
「情けないなぁ。でもね、言えばわかってくれる人がほとんど。ただ、時々わからない人がおります。本当はみんな歓迎したいです。きれいに楽しくお互い迷惑をかけないように来てくださったらね」
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静かな村を脅かすゴミ問題。天川村では河川でバーベキューをした条例違反者の車のナンバープレートを記録するなどしていて、悪質なゴミの不法投棄については警察に通報するなど、にらみ合いが続いています。

2021年08月17日(火)現在の情報です

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