MBS RECRUIT2025

Entry2027

Career Story”ジョブローテーション”で自分だけのキャリア

ジョブローテーション

営業(東京)
ドキュメンタリーディレクター

吉川 元基Genki Kikkawa

報道情報局/番組センター
2012年度入社
08ドキュメンタリー
ディレクター

Q1今のお仕事を教えてください

報道記者として、取材・撮影・編集までを一貫して担当し、社会の出来事や人々の声を伝える仕事をしています。

特にドキュメンタリー制作に力を入れており、より深く人々の生き様や社会問題を掘り下げる取材を続けています。2024年には取材をもとにしたドキュメンタリー映画『94歳のゲイ』が公開され、国内外で話題となりました。
テレビの枠を超えて映像作品を届けることにも挑戦しています。

Q2この業界に入ったきっかけを
教えてください。

大学時代、一人暮らしのお年寄りが多く住むアパートで生活しながら、そこでのコミュニティの温かさや助け合いの姿に感銘を受けました。その生活をメディアを通じて伝えたいと考えていたとき、私自身も新聞記者による取材を受け、取材の手法や言葉の紡ぎ方に魅了されたのが報道記者を志したきっかけです。

数ある放送局の中でも、MBSはドキュメンタリー制作や報道の力が強いという印象があり、「ここなら自分の伝えたいことを形にできる」と考えて志望しました。

Q3どんな職種を経験しましたか?

1~3年目 営業(東京)

報道記者志望だったため、東京支社の営業部に配属されたときは正直戸惑いました。しかし、広告代理店の方々と関係を築く中で、自分とは異なるバックグラウンドや価値観を持つ人々と出会い、視野が大きく広がりました。営業活動を通じて「MBSの強みは何か」「どのように信頼を得るべきか」を学び、報道の仕事にも通じる大切な経験になったと思います。

また、営業時代には何か文章を書きたいという思いで、MBSの社内報に寄稿したいと名乗りをあげました。出張や初めての体験を面白おかしくエッセイとして綴った経験が、のちの取材や映像制作の際に「伝える力」として役立っています。

当時の思い出
土日は関東各地を旅行。新潟や日光、東北など、温泉や食を楽しみました。

3~11年目 報道

ようやく報道の現場に配属され、日々の取材や特集制作に没頭しました。大阪府警の担当時代には、社会問題を深く掘り下げ、自分が追いかけたいテーマを自由に取材できる環境がありました。一方で、放送時間の制約から「10分の特集では伝えきれない」と感じることも多く、より長尺のドキュメンタリー制作への想いが強まっていきました。

報道記者として数々の特集を制作する中で、伝えたいことを十分に表現するには短い時間では難しいと痛感しました。そこで、MBSのドキュメンタリー番組『映像』のディレクターとして長尺の作品に挑戦し、2024年には『94歳のゲイ』を映画として公開することができました。映画という形でより多くの人に届けることができたことで、報道とエンターテインメントの新たな可能性を感じています。

Q4これからのキャリアを
どう考えていますか?

日本のドキュメンタリー作品を、国内だけでなく海外にも届けたいと考えています。『94歳のゲイ』はフランスでの上映も決まり、世界の人々がどう受け止めるのかを知る機会にもなりました。日本で起きたことを世界に発信し、逆に海外の視点を日本に持ち込むことで、新しい形のジャーナリズムや映像制作を模索していきたいです。

Q5ジョブローテーションを
経験してよかったことは?

営業時代に学んだ「信頼関係の築き方」は、報道の仕事にも直結しています。営業でも、取材相手との関係づくりでも、まずは相手に信頼してもらうことが大切です。
また、入社後常に「物事をどう伝えるか」を考え続けてきたことが、現在の映像制作にも生きています。

Career Story

”ジョブローテーション”で自分だけのキャリア

MBSでは、入社後に
複数の部署を経験してもらう
「ジョブローテーション」が定着しています。

異動の回数も、タイミングも、配属先も人それぞれ。
同じキャリアの人はいません。

ジョブローテーションを経て
活躍している社員をご紹介します。

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MBSのキャリアについて

MBSでは、入社後に複数の部署を経験してもらう
「ジョブローテーション」が定着しています。

異動の回数も、タイミングも、配属先も人それぞれ。
同じキャリアの人はいません。

一人ひとりが持つ可能性は、
ひとつの部署だけでは計り知れないもの。
本人さえ気づかない才能だって、あるかもしれません。

つくる、売る、まとめる、伝える…
あなたにとっても、新しい自分を見つける
チャンスになるはず。