現在、スポーツ局でディレクターを務めています。高校スポーツやプロ野球をメインに、取材、編集、構成など多岐にわたる番組制作に携わっています。特に高校スポーツの番組では、選手たちのストーリーやチームの成長を丁寧に描くことを心がけ、選抜高校野球やラグビー全国大会の中継・特番制作にも積極的に取り組んできました。
また、阪神タイガースの担当として、優勝旅行の取材を行い、選手たちのオフショットや普段見せない一面を伝える企画も手がけました。視聴者の心に響く、感動的な映像を届けることを目指し、現場での取材を重視しながら、日々より良い番組作りに挑戦しています。
もともとは総合商社を志望して就職活動を進めていましたが、エントリーシートの練習を兼ねて受けたMBSが、思わぬ転機となりました。面接を通じて、スポーツに関わる仕事の魅力に気づき、何より「この方たちと一緒に働いてみたい」と思える社員の皆さんの姿が印象的でした。職場の雰囲気や仕事のやりがいが、自分にしっくりくると感じました。
営業部では、最初は広告枠の管理業務を担当し、その後は広告代理店を任されるようになりました。会社の収益を支える重要な仕事で、成果が数字で見える点に大きなやりがいを感じていました。
特に、自分の提案が実際の広告出稿につながり、上司や取引先から「よくやったね」と声をかけてもらえたときは、素直にうれしかったですね。
一方で、営業ならではの難しさもありましたが、どんな状況でも前向きに取り組む姿勢を大切にしてきました。この4年間で身につけた「人と人とのつながりを大切にすること」は、今の仕事でも変わらず大事にしています。
念願だったスポーツ局に異動したときは、まさに「夢がかなった!」という気持ちでした。最初は、高校スポーツやプロ野球に関する番組制作に携わり、選手たちのストーリーをどう伝えるかを日々考えていました。
特に印象に残っているのは、阪神タイガースの優勝旅行を取材したことです。普段は見せない選手たちの素顔を引き出すことができ、視聴者の方からも「選手の新しい一面が見られてよかった」という声をいただきました。自分が取材した映像を通じて、誰かの心を動かせることに、この仕事の特別な魅力を感じています。
現在はディレクターとして、社内外の方々と丁寧に向き合い、より魅力的な番組作りに挑戦中です。どんな仕事でも「一人で完結せず、仲間と一緒に高め合う」という姿勢を大切に、スポーツの感動を多くの方に届けていきたいと考えています。
これからもスポーツの現場で、選手やチームの「今しかない瞬間」を伝えていきたいと考えています。
特に高校スポーツの取材では、選手たちの成長や仲間と過ごすかけがえのない時間に触れるたびに、「もっと多くの人にこの魅力を届けたい」と強く感じます。高校生スポーツをより大きなムーブメントにするために、デジタルメディアやSNSを活用した新たな取り組みにも挑戦したいです。
映像だけにとどまらず、さまざまな形でスポーツの持つ力を広めていければと思っています。
ジョブローテーションを経験して、仕事の幅が広がっただけでなく、社内外に自然と人脈ができ、視野も大きく広がりました。
営業部では、広告代理店やクライアントと接する中で、「相手の気持ちを汲み取る力」や「臨機応変な対応力」を身につけました。スポーツ局に異動してから、営業時代の経験が思わぬ形で役立っています。
高校スポーツの取材では、選手や指導者だけでなく、学校関係者や協力企業との調整も必要です。営業時代に学んだ「まずは相手を知る」という姿勢のおかげで、取材先の方々とも信頼関係を築きやすくなりました。「どの部署にいても、結局は人とのつながりが大事なんだな」と、改めて実感しています。
”ジョブローテーション”で自分だけのキャリア
MBSでは、入社後に
複数の部署を経験してもらう
「ジョブローテーション」が定着しています。
異動の回数も、タイミングも、配属先も人それぞれ。
同じキャリアの人はいません。
ジョブローテーションを経て
活躍している社員をご紹介します。
MBSのキャリアについて
MBSでは、入社後に複数の部署を経験してもらう
「ジョブローテーション」が定着しています。
異動の回数も、タイミングも、配属先も人それぞれ。
同じキャリアの人はいません。
一人ひとりが持つ可能性は、
ひとつの部署だけでは計り知れないもの。
本人さえ気づかない才能だって、あるかもしれません。
つくる、売る、まとめる、伝える…
あなたにとっても、新しい自分を見つける
チャンスになるはず。