現在は制作局で、番組のプロデューサーを担当しています。特に、「視聴者にとって心に残るものを作ること」を大切にしながら、企画立案や番組全体の方向性を考えています。
これまでスポーツ、バラエティ、情報番組など、さまざまなジャンルを経験してきましたが、どの番組にも共通しているのは「視聴者が楽しめるかどうか」。企画会議ではアイデアを出し合い、どうしたらもっと面白くなるかを何度も議論します。
また、最近では番組制作だけでなく、イベントの企画や放送以外のコンテンツ展開にも携わるようになりました。MBSの番組をより多くの人に届けるために、どんな形で広げていけるのかを模索しながら、新しい可能性を探っています。
子どもの頃からテレビが好きで、笑ったり泣いたり、画面の向こうの世界に夢中になっていました。そんな経験が積み重なるうちに、「自分も誰かの心に残る番組を作れたら」と思うようになり、テレビ業界を志しました。
その中でもMBSは、バラエティ・報道・ドキュメンタリーなど、どのジャンルも"熱"を感じる番組が多く、「ここなら本気でものづくりに向き合える」と思えたんです。
実際に入社してみると、こだわりの強い人が多く、企画の細かいところまで突き詰める文化がある会社でした。「とことん面白くしたい」「誰かの心を動かしたい」と、まっすぐにものづくりに向き合う人たちが集まっていて、その熱気の中で働けることが、今も刺激になっています。
「まさか自分が?」と、予想もしない配属でした。スポーツの知識はほとんどゼロの状態で、野球選手の名前を覚えるところからスタートしました。先輩に教わりながら、試合取材や編集、特集VTRの制作を担当。最初は選手にインタビューするのも緊張しましたが、スポーツの熱量に触れるうちに、その魅力にどんどん引き込まれました。
ある時、海外のスポーツ取材を担当する機会があり、現場での臨機応変な対応力が試されました。慣れない環境で試行錯誤しながらも、帰国後に自分の編集したVTRが放送され、多くの反響があったときは、大きな達成感を感じました。
制作局に異動後、AD・ディレクターを経て、現在はプロデューサーを担当しています。最初の頃は情報番組を担当し、リサーチやロケ手配に奔走する日々。初めて取材で海外に行ったときは、撮影機材が故障するというハプニングもありましたが、乗り越えたことで大きな自信につながりました。
ディレクター時代は「魔法のレストラン」などの番組で演出を担当し、視聴者の興味を引くための演出や構成を学びました。演出からプロデューサーになり、番組全体の方向性を決める立場になったことで、視野がさらに広がったと感じています。
ものづくりの現場にいる楽しさを感じながらも、今後はより広い視点でコンテンツを考えていきたいと思っています。テレビ番組だけでなく、イベントやデジタルコンテンツ、IP戦略など、MBSのコンテンツを多角的に展開していくことが求められる時代。制作の現場で培った経験を活かしながら、新しい取り組みにも積極的に挑戦していきたいです。
また、プロデューサーとしての経験を積んだうえで、一度社外の視点を学ぶ機会を持ちたいとも考えています。営業やビジネスサイドの知識を深めることで、より強いコンテンツを作れるようになりたい。その経験を活かし、将来的にはMBSのコンテンツ戦略をリードできる存在を目指したいです。
スポーツと制作、全く異なる部署を経験したことで、ものごとを多角的に見る力が身につきました。スポーツでは「起きた出来事をどう伝えるか」、制作では「ゼロから面白さを作るにはどうするか」と、考え方がまったく違います。この2つの視点を持つことで、企画の幅が広がったと感じています。
また、制作に異動後も、スポーツ時代に培った対応力や編集の視点が生きています。たとえば、台本がないリアルな現場での取材力や、限られた素材の中から最大限の魅力を引き出す編集技術など。異なる環境で得た経験が、今の自分の仕事に活きていると実感しています。
”ジョブローテーション”で自分だけのキャリア
MBSでは、入社後に
複数の部署を経験してもらう
「ジョブローテーション」が定着しています。
異動の回数も、タイミングも、配属先も人それぞれ。
同じキャリアの人はいません。
ジョブローテーションを経て
活躍している社員をご紹介します。
MBSのキャリアについて
MBSでは、入社後に複数の部署を経験してもらう
「ジョブローテーション」が定着しています。
異動の回数も、タイミングも、配属先も人それぞれ。
同じキャリアの人はいません。
一人ひとりが持つ可能性は、
ひとつの部署だけでは計り知れないもの。
本人さえ気づかない才能だって、あるかもしれません。
つくる、売る、まとめる、伝える…
あなたにとっても、新しい自分を見つける
チャンスになるはず。