12月８日放送の「プレバト！！」は、水彩画の「名人・特待生一斉査定」が行われ、名人８段の田中道子、７段の光宗薫、辻元舞による前人未到の10段をかけた死闘に注目が集まった。しかし、ある査定で野村重存先生が「致命的なミス」を指摘。その瞬間、スタジオが凍りつき、MCの浜田雅功まで「怖い、怖い…」とガクブルする衝撃展開に。一体何が起きたのか…？
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屈辱の"現状維持"に感情むき出しクイーン・田中道子が号泣！
今回の水彩画「名人・特待生一斉査定」は、「秋に描きたい観光地」をテーマに名人８段の田中道子、７段の光宗薫と辻元舞、初段のくっきー！（野性爆弾）、特待生３級の佐藤詩織、４級の中野周平（蛙亭）、５級の平美乃理が挑戦。現在トップに立つ田中、それを１段差で追いかける光宗と辻元の３人による前人未到の10段をかけた争いに注目が集まった。
★辻元舞の作品「青に浸る」 １ランク昇格 名人７段 → ８段
「命を削る覚悟で10段を目指す！」と意気込む辻元のお題は、海とプールの境目がないように見える「大磯プリンスホテルのインフィニティプール」。すべてが青一色という超難題に、辻元は「めっちゃ意地悪！」とご立腹だったが...。
「境目をどう表現するか悩んだのですが、海は大きい波、プールは細かい波で描き分けました！」
野村重存先生は「このブルーの使い分け！ プール、海、空が分かる。さすがですね！」「開いた瞬間、眩しいと感じた。キラキラした光の粒もいろんなテクニックを使っている！」と絶賛。"１ランク昇格"を果たしたが、残念ながら飛び級昇格はならず。
★光宗薫の作品「薄色の光」 ２ランク昇格 名人７段 → ９段
「特待生歴は一番長いので、誰よりも先に10段を獲りたい！」と気合十分の光宗のお題は、箱根の秋の風物詩「仙石原すすき草原」。無限に広がる黄金色のすすきを前に、光宗は「どこを描けばいいんだろう？」「近年で一番自信ない...」と不安を口にしていたが...。
「すすきを全部描く技術はないので、カップルを入れて、それが主役になるように描きました！」
遠ざかるすすきの穂波、風景に溶け込む人物のディテールまでこだわった光宗の作品を見た野村先生は「この絵を間近で見られるのは優越感ですね！」「これまで光宗さんが描いた作品の中でトップです！」と大絶賛。文句なしの"２ランク昇格"が告げられ、ついに光宗は田中と辻元を抜かし、単独トップに躍り出た。
★田中道子の作品「コキア」 現状維持 名人８段
「皆さんを突き放して圧倒的女王の地位に立ちたい！」と豪語する田中のお題は、赤く色づいた「ひたち海浜公園のコキア」。３万本ものコキアを目にした田中は「すごい景色！ ザ・風景画をやったことがないので新境地です」とノリノリ。
「雄大さを見せるために広々とした構図を意識しました。実際よりも色の違いを大げさにやったけど、どう響くかな？」
圧倒的な筆力を見せつけた田中の作品に、スタジオの一同は何ランク昇格するか固唾をのんで見守っていたが、査定結果はまさかの"現状維持"。その瞬間、"感情むき出しクイーン"田中は「勘弁してくれよ...」と深くため息。その後は怒りをにじませながら無言を貫き、MCの浜田雅功までが「怖い、怖い、怖い...」と怯えまくるなど、スタジオに重苦しい空気が漂った。
野村先生は「上手に描きましたね。コキアの色を変えているのも変化が出ていいね！」と称賛したが、「８段の人がこの部分に気がつかなかったのは残念ですね...」「パッと見た瞬間、傾いているんですよ。（風景が）曲がって見える」と致命的なミスを犯していることを指摘。
実は田中は家でじっくり描くために写真を撮って持ち帰ったのだが、肉眼の風景とワイドサイズの写真ではズレが生じていたのが原因。しかし、田中は「わざとじゃん！」とあえて描いたと言い張り、「１回、先生に合わせてほしい！」とブチギレ。くっきー！が慌てて「絶対、会わせちゃダメ！」となだめる一幕も。
番組終了後、誰よりも勝負にこだわる田中は「しんどい...。マジで！」とついに大号泣。辻元ら他の出演者までもらい泣きを始め、帰りかけていた浜田が一度戻って、「何してんの？ もう！」と苦笑いで退場をうながし、激戦の幕を閉じた。
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さて、次回のお題は・・・
芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛！才能ナシなら容赦なく酷評！浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト！！』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/
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