白くて柔らか"東京ウド"に奇跡の復活"三鷹大沢わさび"...江戸東京野菜で作る春の絶品お花見弁当!

所さんお届けモノです!の気になるトコロ

2024/04/02 13:47

3月30日放送の「所さんお届けモノです!」は、生産者がぜひ食べてほしい“わが町自慢”の食材をトラック集荷便で訪ねる人気企画で、集荷係のハリセンボン近藤春菜が都内で採れる貴重な伝統野菜“江戸東京野菜”と出会う旅へ!今が旬の江戸東京野菜で作るお花見弁当、その中身は…?

■白くて柔らか!地下の横穴で育つ"東京ウド"

最初の送り主は、再開発が進む東京・立川で300年農家を営む鈴木さん。一家が育てているのは、12~4月が旬の"東京ウド"。一般的な山ウドは緑色で、硬い茎はアク抜きが必要ですが、地下の"ウド室(むろ)"で育つ東京ウドは真っ白で柔らか。ほのかな苦みとシャキシャキ感も楽しめると、老舗料亭でも重宝される食材なんです。

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この地一帯に広がる関東ローム層の赤土に掘ったウド室の中、日光はもちろん風にも当たることなく大切に育てられる東京ウド。苗から1か月ほどで80センチの大きさに成長するといい、定番の食べ方は天ぷら。塩でいただけば、柔らかい食感とほのかな甘みを感じることができると言います。

スタジオでは、所さんも「うちはカミさんがウド好きだから、食べる回数が多いんだよ。ウドは見た目じゃないんだよ」と、ウドの良さを力説。天ぷらを試食して「おいしい。爽やかなんだよ、ウドは」とにっこり。

■奇跡の復活!ことし初収穫の"幻野菜"

続いての江戸東京野菜はなんと、今年が初収穫という幻の野菜。その名も"三鷹大沢わさび"です。

わさびの栽培にはきれいな湧き水が不可欠ですが、三鷹市大沢地区は実は、昔から湧き水が豊富でわさびの栽培も盛んだった場所。それが昭和以降、土地開発で湧き水が激減したことで、栽培も途絶えていたんだそう。しかし近年、DNA鑑定したところ、全国でもここにしか残っていない珍しい品種であることが判明。6年前からボランティアの皆さんの力を借り、栽培に乗り出したのだといいます。

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今年は、食べられる状態まで育った「三鷹大沢わさび」の初収穫。まだ誰も味わっていないという復活後のわさびがスタジオに登場し、所さんも試食!わさびをすりながら「すごくいい香り!」とビックリの所さん、「おいしい。わさびの"ツーン"がないね。香りと辛みはすごくある。"香り立つ"をキャッチコピーにしたほうがいいね」と、その爽やかな味わいを絶賛!

■江戸東京野菜で作る春のお花見弁当、その中身は...

東京ウドと幻の三鷹大沢わさびに出会った今回、スタジオには東京ウドを使ったおかず、そして三鷹大沢わさび復活プロジェクトの皆さんが開発した"わさびメニュー"が詰まった"春のお花見弁当"が登場!

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東京ウドを豚肉で巻いて甘辛く炒めた"ウドの肉巻き"は東京ウドの柔かい食感が活かされた、冷めてもおいしい逸品。アク抜き不要で使えるウドの皮のシャキシャキ食感を活かしたきんぴらも、行楽弁当にぴったりのメニューです。

三鷹大沢わさびの本格的な流通はまだ先ですが、今回の行楽弁当には、復活プロジェクトメンバーが開発中のわさびメニューも。わさびの葉と茎を刻んで鮭と一緒にご飯に混ぜ込んだ"わさびおにぎり"は、最後に添えるわさび味噌が味の決め手。ベーコン、きのこ、刻んだわさびの葉と茎を炒め、特製わさびバターで和えた"わさびバターソテー"も、香り高いお弁当メニューです。

旬の味覚が詰まった江戸東京野菜のお花見弁当に、「東京も探せばいっぱい野菜があるんだね!」と大満足の所さん。現在52種類が認定されているという江戸東京野菜。東京にはまだまだ、知られざる絶品伝統野菜がありそうです!


次回、4月6日(土)の放送は...
【博多華丸も参戦!】芸能人が本気でハマるお花見最強グルメ!
※商品情報等は番組公式HPでも確認できます

「所さんお届けモノです!」はMBS/TBS系で毎週土曜日あさ7時30分放送。
公式HPはこちら
3月30日放送回はTVerで!

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