12月3日放送の「所さん お届けモノです!」は、JR山手線沿線で100年以上続く老舗の定番&新定番を訪ねるシリーズの第2回。なすなかにしの二人が、文明開化の香りが残る上野で老舗の新定番探しへ。約350年続く漬物屋さん&現存する最古の西洋料理店でアレンジレシピを発見!
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■明治の世の"新定番"発見!
115年つづく画材店・田中金華堂や、ゴーフルで有名な上野風月堂など、100年続く老舗が100軒以上あるという上野でまず見つけたのは、上野駅から南へ徒歩5分、開業から347年という老舗中の老舗、漬物店「酒悦」です。
のりの佃煮など海産物の加工品を販売するほか、なんとこちら、福神漬の発祥のお店でもあるのだそう。塩漬けや麹漬けが定番だった明治初め、当時の15代目主人が「なにか新しいものを」と10年もの歳月をかけて作った醤油漬けがはじまりといいます。現代では超定番の福神漬も、誕生当時は"老舗の新定番"だったんですね~!
お店には今も「元祖 福神漬」(180g、432円)、塩分控えめで生姜が効いた「淡口 福神漬」(180g、540円)、ホタテやカツオのエキスで魚介の旨味をプラスした「特撰 福神漬」(180g、540円)などが並びます。お店の自慢は、野菜のシャキシャキ感も楽しめる昔ながらの味わい。試食した所さんも「アラおいしい!野菜の味がすごくするね」とニコニコです。
自宅で簡単!福神漬の炊き込みごはん
そんな酒悦でさっそく新定番探し。「さば燻製」(550円)は脂がのったさばを塩漬けし桜チップで燻製した大人気商品。燻製サーモン「富士の介」(1,880円)もおいしそう!
そんな中、ご主人が「若い人に食べていただくためにアレンジレシピを考案している」という耳より情報!福神漬を使った新しい食べ方がスタジオに登場しました!
届いたのは、酒悦オリジナルレシピの「福神漬の炊き込みごはん」。米2合に2合分の水、鶏肉など好きな具材と福神漬1パック分の汁を全部入れて炊くだけ。炊き上がったら、残しておいた福神漬けをごはんに載せ、4~5分蒸らして全体的にムラなく混ぜ合わせれば完成です!
「釜めしより甘いんじゃない?」と半信半疑の所さん、一口味わって「思ってたほど甘くない!ごはんじゃなくておかずにしたいね。おいしいよ」と意外な味に驚きの表情。新井ちゃんも「おいしいし簡単!」と大満足!
西洋料理の老舗、定番はやっぱりアレ!
続いてやってきたのは上野公園から西へ徒歩5分、現存する日本最古の西洋料理店「上野精養軒」。創業から今年で150年、明治の香りを今に伝える名店です。
現在はカジュアルなレストランですが、歴史をたどれば海外の要人を迎えるために開業し、王侯貴族が馬車で乗りつけたという文明開化の発信地のひとつ。夏目漱石や森鴎外、芥川龍之介も訪れたといいます。昭和35年に改築された現在の建物も、どっしりと赴きのある佇まい。
この上野精養軒の定番メニューの一つが「ビーフシチュー」(2,780円)。創業当時から変わらぬレシピで1週間から9日かけて作りあげられたドミグラスソースを使い、6時間じっくり煮込んだビーフシチューはコク深い味わいで、お肉もほろほろのトロトロ。現在は、勤続45年の総料理長がその味を守っています。
「ハンバーグ ハヤシソース」や「オムライス ハヤシソース」(各1,980円)でもドミグラスソースを味わうことができます。
材料は5つだけ!おうちで作れる餃子ラザニア
そんな西洋料理の老舗の新定番は、お店の味を家庭でも楽しめるように...と総料理長が寝ないで考えたというアレンジレシピ。伝統のドミグラスソースの味をこだわり抜いて再現した「上野精養軒のレトルトビーフハヤシ」(540円※オンラインショップで販売)と、市販の餃子を使った「餃子ラザニア」です!
作り方は簡単!オリーブオイルを塗った耐熱容器に餃子4個とレンジで1分半加熱したナス1/2個、ミニトマト3個を入れ、そこにレトルトのビーフハヤシ1/2袋、ピザ用チーズ大さじ2をのせて、焼き上げれば完成!(分量は1人前 ※レストランのメニューではありません)
スタジオでもさっそく試食。所さんは「あ、餃子だ!うん。不思議な味だよね」とその意外な味わいを楽しみ、新井ちゃんも「新しい!思わぬマッチングが成功したって感じがしますね」と、老舗の味と餃子の相性の良さに大感激なのでした。
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「所さんお届けモノです!」はMBS/TBS系で毎週土曜日あさ7時30分放送。公式HPはこちら。
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