1/15000の奇跡!食の宝庫・山形で見つけた極上食材「真の葱」

所さんお届けモノです!の気になるトコロ

2019/10/09 20:30

食の宝庫・山形県。ブランド牛・米沢牛はもちろん、さくらんぼや桃といった果物のほか、日本屈指の米どころでもある。
そんな山形には、1万5000本に1本しか取れないという、幻の極上食材と言われるねぎがあるという。
10月6日(日)放送の「所さんお届けモノです!」は、めったにお目にかかれない旬の極上食材探し特集を放送。
たんぽぽの白鳥久美子が、山形県の一部でしか取れない「真の葱」を探した。


太くて甘い!山形四天王の一人が作る!巨大葱「寅ちゃんねぎ」って??
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野菜に関して、市場には並ばない全国の珍しい食材を扱う百貨店・伊勢丹。そこでバイヤーに旬の極上食材を聞いてみたところ「寅ちゃんねぎ」という山形県の一部でしか取れない葱を紹介してくれた。
この「寅ちゃんねぎ」の特徴は甘み。ブドウと同じ糖度22度もあるもよう。しかも、寅ちゃんねぎの中でも1万5000本に1本という割合で「真の葱」と言われる、より太くて甘い葱が存在するのだという!
産地・山形県米沢市へ直行したのは、たんぽぽの白鳥久美子。
道の駅では、山形名物芋煮が販売されていた。醤油ベースの出汁に牛肉や山芋を煮込んだ郷土料理で、葱も入っていたが、残念ながら寅ちゃんねぎではなかった。
ここで白鳥は、寅ちゃんねぎを作っている人の友人に遭遇。この友人は、食材の宝庫・山形県で農業の次世代を担う存在として注目されている山形四天王の一人、そば王の千葉陽平さん。寅ちゃんねぎは、作っている人物が「寅ちゃん」という名前であるため名付けられたという。
山形四天王には、他にも果物王の植松真二さん、米王の中川吉右衛門さん、そしてねぎ王の寅ちゃんがいるという。
山形のそば王に、寅ちゃんねぎを作っている場所を教えてもらい向かってみると、そこにいたのは「葱師」を自称する方々。葱師とは、葱を作るプロフェッショナルのことで、その葱師の一人が「寅ちゃんねぎ」を作るねぎ王こと、清水寅(つよし)さんだった。
清水さんは山形の農業を盛り上げるために、8年前から葱作りをスタート。葱に情熱を注いできた。
広大な葱畑に行ってみると、そこには「寅ちゃんねぎ」が実に17万本も植えられていた。この「寅ちゃんねぎ」は直接契約している全国20の販売店でしか手に入らないという。まさに幻の極上食材。
その大きさはというと、白鳥が思わず「アロエじゃん!」と叫んでしまうような大きさ。作り方が通常の葱と異なっていて、葉を大きくして光合成の量を多くして、栄養をいっぱい蓄えているという。ほかにも、肥料も「寅ちゃんねぎ」のために5年かけて研究した独自のもので、90種類のミネラルを含んだ専用の肥料を使っている。しかも、植え方も独特で、通常の長ねぎは白い部分を長くするため、葱を深めに埋めるが、「寅ちゃんねぎ」は浅く植えることで葉っぱの枚数が多くなり、太陽を沢山浴びて太く甘く成長するという。

葱だけで大満足!寅ちゃんねぎ17万本中たったの20本!より太くて、より甘~い「真の葱」って?
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驚くのはまだ早い!極上食材の寅ちゃんねぎの中でも、20本しか取れないという「真の葱」があるという。葱の中の葱で、お値段も8本1万円するという!「真の葱」は、より太くて3.5センチ以上あり、葉がちゃんと出ていて、葉先が枯れていないもの。しかも、葉っぱが大きく横に広がり、見た目も美しいものという条件がつく。
そのお味はというと、豊潤な甘みが特徴の寅ちゃんねぎの中でも、より甘く仕上がっているという。
スタジオには、白鳥が苦心の末、17万本の中から見つけ出した「真の葱」をお届け。スタジオに届けられた寅ちゃんねぎの「真の葱」と、通常の長ねぎを比べてみると、大きさはまさに大人と子どもの差があった。
真の葱の素材の旨さを一番堪能できる食べ方というのが、焼きねぎ。こうすることで甘みがより引き立つという。
生産者の清水さん曰く、葱は部位によって甘みが異なるようで、一番甘いのは根元部分の大トロ。次に甘いのが先端部分の中トロ、真ん中の赤身と呼ばれる部分は、葱本来の辛みと甘みの両方を味わえる。
まずは赤身を食べてみた所さんは「おいしい!」と即答。全国の美味しいものを食べ歩き、舌だけではなく全身が肥えているというゲストの渡辺徹は、「甘い!」と絶賛だった。
次に大トロを食べた渡辺は「大トロだけで飯100杯食べられる!」とご満悦だった。外はシャキシャキで中はトロトロ。中にはジュレも入っていて、噛むと豊潤な甘みとともに2段階の食感も楽しめる。
他にも、山形名物・芋煮に寅ちゃんねぎを16本も放り込んだ、「葱煮」もお届け。葱の甘みが出汁に染み渡っていて、ジューシーな肉、ホクホクな山芋に葱の甘みがプラスされて相性抜群!所さんも「これは卑怯じゃん!」とハマっていた!
スタジオにはもう一品、山形県の今が旬の極上食材をお届け。山形四天王の一人、果物王の植松真二さんが作った桃もお届け。レゲエを聞かせながら育てたというこの桃は、1年待ちは当たり前という超人気商品。「川中島」は大玉の白桃、「スウィート光黄」は黄桃で、どちらも硬いのに瑞々しいという独特の食感が特徴。葱と桃を堪能した所さんと渡辺は、両方とも「100点」をつけた。

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