超一流の料理人が絶賛!幻の野菜「ぼたなす」とは

所さんお届けモノです!の気になるトコロ

2019/08/14 21:00

8月11日(日)放送の「所さんお届けモノです!」では、滅多に市場に出回らない幻の野菜「ぼたなす」を特集。
高知県室戸市でしか収穫されない幻の野菜、それは超巨大ナス。大きいだけじゃない。柔らかくて香りもよく、甘くて焼いても揚げても美味しい極上食材だった!
日本全国津々浦々、その土地でしか取れなくて、しかも取れる量が圧倒的に少ない極上品。そんな幻の食材を調査した。

漁業の街・高知県室戸市は、意外にも山の幸の宝庫!?
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文化功労者でもあり、お店が10年連続ミシュラン三つ星に輝く、京都の老舗料亭「料亭 菊乃井」の主人、村田吉弘に「幻の食材」を聞いてみると「高知のぼたなす」を紹介してくれた。
ぼたなすは、非常に大きい茄子で、香りもよく甘いのが特徴だそう。地元の人は焼き茄子にして食べているようだが、スプーンですくうことが出来るほどに柔らかいという。
東京の卸市場でインタビューしてみても、業者の方々も「知らない」という声が多かった。全国的に手に入らないというまさに幻の食材。
ぼたなすが作られているのは、高知県室戸市にある日南地区という小さな集落。食材を知り尽くす村田の情報を元に高知県へ調査に向かったのは、たんぽぽの白鳥久美子。
室戸市といえば...太平洋に面していて、マグロやカツオが獲れる漁業の街というイメージ。
地元の道の駅では、名物だという「鰹コロッケ」(120円税込)が売られていた。これから旬だという鰹。鰹コロッケはじゃがいもに鰹をたっぷり練り込んでいて、鰹の風味もしっかりとする、新食感のコロッケだった。
特売所に入ってみると、海の幸はもちろんのこと、山の幸もズラリ。旬の夏野菜も多く、赤紫色のじゃがいも「デストロイヤー」(1袋150円税込から)なる野菜も。これは長崎の農家が25年かけて研究して作られたそう。マスクをかぶったような模様から、この名前が付けられた。蒸かしてバターを付けるだけで絶品じゃがバターが味わえるという。そのお味は、栗とサツマイモを合わせたような甘みのある味。ねっとりとした食感も人気。
ほかにも、通常のにんにくの10倍以上はある「ジャンボニンニク」(1袋500円税込~)や、太さが通常の倍はある巨大きゅうり「シャキット」(3本入り100円税込~)もあったが、肝心の巨大茄子「ぼたなす」は、シーズン前ということで残念ながら店頭には並んでいなかった。

幻の野菜「ぼたなす」を天ぷらにすると...その食感はグラタン!?
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地元で聞き込みをしてみると、ぼたなすは香ばしくて焼き芋のような味で、鮪の大トロのような食感だという。
栽培農家を訪ねることにした白鳥。室戸市を北へ15キロほど行った、山間にある人口70人という小さな集落、日南地区。そこには、のどかで牧歌的な光景が広がっていた。
この地区では温暖な気候に加えて、肥沃な土地を活かして、田芋や柚子、柿など四季折々の農作物が作られているが、その多くはこの地区の中で食べられているんだとか。
ぼたなす農家はたったの7軒。市場に出回らない「幻の食材」であることがよく分かる。
農家を訪ねてみると、猿やハクビシンに食べられる被害が続出していて、なかなか巡り合うことができない。
訪ねた農家のお隣りさんのぼたなすが、一番大きく成長しているという情報を聞きつけ行ってみると、そこには超巨大な茄子が!
ついにゲットした高知県室戸市でしか取れない幻の食材「ぼたなす」をスタジオの所さんにお届け。
スタジオに届けられたぼたなすを見て、所さんは思わず「サイズ感おかしい!動物園に置いてあったら、ペンギン(のように見える)」と驚きを隠せない。
果たしてその味はどうなのか?地元の人のオススメである焼き茄子にして食べてみることに。備長炭の上に乗せて10~15分焼くと、裂け目から汁がプクプクと出てくる。これが焼き上がりのサイン。あとは、バナナのように皮を剥いて、食べやすい大きさに切り、鰹節をかけていただく。
評判通りトロトロで甘く、出演者一同、「美味しい」を連呼し箸が止まらない様子。
とろける食感が特徴のぼたなすを天ぷらにしてみると、そのトロトロ感は残っていて、所さんは「グラタンのような柔らかさ」と表現した。

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