5月15日放送の「日曜日の初耳学」に女優の広瀬すずが登場。数々のドラマ・映画の主演を務め若手No.1女優と言われる広瀬。林修先生が現代のカリスマに迫る人気企画＜インタビュアー林修＞で、デビュー当時の思いから大切にしている言葉、結婚願望に至るまで率直に打ち明けた。

■主演ドラマで感じた熱い思い

スカウトがきっかけで、14歳で芸能界入り。すぐに雑誌「セブンティーン」モデルに抜てきされた。VTRで当時の秘蔵映像が流れると、スタジオメンバーも「かわいい！」と沸騰！

だが、当時はバスケットボールに本気で打ち込んでいた。「(将来は)バスケの監督になりたくて。バスケをやりたくて、芸能の仕事が好きになれなかった時期がありました」と、デビュー当時の素直な思いも打ち明けた。

「大きなターニングポイントはあったんですか？」という林先生の質問に対して挙げたのは、10代で出演した2本の学園ドラマ。初出演ドラマでは「同世代の役者さんがいっぱいいて、撮影が楽しいと思えて、みんなのことが好きになった」と感じたといい、その2年後に挑んだ初主演ドラマでは「負けたくないという思いが出てきた」と心境の変化があったという。

■台本は「1回しか読まないです」

負けず嫌いな性格は、役作りにも表れている。乗馬や競技かるた、チアダンスなど役を演じる上で必要な芸事も、撮影前にすべて完璧に習得。「練習する役がめちゃくちゃ多くて」と笑顔で語り、ストイックな特訓エピソードが次々と飛び出した。

バスケで培った能力も、役を演じる上で思わぬアドバンテージになっているという。林先生が「いい演技と運動神経には関係がある気がしています」と指摘すると、広瀬は「（撮影現場で）『バスケをやっていて良かったね。(ポジションが)ガードだったから視野が広い』と言われて"ほお～っ"と思ったり、たまに共演者の方にも『背中に目がついてるよね』って言われたり。自分の見えている世界がちょっと広いなと思い始めています」と返答した。

さらに、セリフの暗記についても「(台本は)いただいてからほぼ1回しか読まないです」「開いたページが写真みたいに頭の中に残るんです」と語るなど、天才肌なエピソードでスタジオメンバーを仰天させた。

■結婚は？の問いにきっぱり「したいです」

林先生の「結婚についてはどうお考えですか？」の質問に、「したいです」ときっぱり答えた広瀬。芸能界で影響を受けた存在については、女優の天海祐希や松たか子の名前を挙げ、2人の先輩女優との印象的なエピソードも打ち明けた。

「今だから語れる挫折は？」の質問には「(共演者が)立体的にならなくて。生っぽくないというか...」と打ち明けた。だが公開中の主演映画「流浪の月」の撮影中にはその苦悩から抜け出す糸口が見えたという。

聞いていた林先生は「表現者としてレベルがぐんと上がっているとしか思えなくて。(レベルが)上がったからこその悩みなのでは」と指摘。怒りや悲しみといった感情を自分の内側から沸き上がらせ、本物の感情として感じたい、というさらに高いレベルに到達しているからこそ感じる悩みなのでは、と話した。

■大切にしている言葉「頑張らなくていいよ」

そんな広瀬が今、大切にしているのは「頑張らずに頑張ってね」「頑張らなくていいよ」という言葉。「すごく素敵なメッセージだなと思って。『頑張らなくていいよ』って言われて、ある意味自分の気持ちの"苦しい"の分散のさせ方を習得した気がします」と、思いやりある一言に救われた経験をしみじみ振り返った。

インタビューを終えた林先生は「なんとかこの壁を乗り越えて、より素敵な"広瀬すず"になってほしいと心底思いました」と、"演じること"に真摯に向き合う広瀬にメッセージを送った。

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5月15日放送「日曜日の初耳学」より、広瀬すずが今直面する苦悩を率直に語った＜インタビュアー林修＞、中島健人がロケで『最新トレーニンググッズ』を調べ尽くした＜初耳トレンディ＞がそれぞれTVerで放送から1週間、見逃し配信中！
＜インタビュアー林修＞はこちら【TVer】
＜初耳トレンディ＞はこちら【TVer】

また、番組公式YouTubeチャンネルで230万再生を突破した大反響の現代最強マーケター"森岡毅登場回＜インタビュアー林修＞(2021年11月放送)と、林先生も唸ったイェール大学助教授・成田悠輔登場回(2022年4月放送)の＜インタビュアー林修＞をTVerにてプレイバック公開中！
＜インタビュアー林修＞森岡毅 登場回はこちら【TVer】
　　　　　　　　　　　成田悠輔 登場回はこちら【TVer】

「日曜日の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
https://www.mbs.jp/mimi/