あなたの紫外線対策、実は「夏老け」を引き起こす原因になってるかも!?

5分で読める!教えてもらう前と後

2019/08/03 06:00

カラッと晴れた日はもちろんだが、曇り空でも紫外線が私たちに及ぼす影響は大きい。しかし、意外と夏の紫外線対策について正しい知識を身につけている人は少ない…。7月30日放送の「教えてもらう前と後」では、紫外線対策でベストな色のTシャツや日焼け止めの正しい塗り方など、紫外線に関するクイズを出題し、正しい紫外線対策について専門医がわかりやすく解説。夏の紫外線を侮って後悔しないように、しっかりと勉強しよう。

間違いだらけの紫外線対策!?
夏に増える紫外線。特に7月・8月は最もピークで、対策を怠ると、シミやシワ、たるみなどといった肌の老化を招くことになる。そんなことは、今さら言われなくてもわかっているというあなた、実はその対策間違っているかも...。正しい紫外線対策について改めて見直してみよう。

【日焼けしにくい服の色はどちら?】
A)白
B)青

正解は、B)青。

皮膚科医の友利新先生は「一見、白は紫外線を反射して紫外線をカットしてくれるような印象があるのですが、青に比べると紫外線カット率がすごく低くなります」と教えてくれた。そこで、実際に白と青ではどの程度違うのか実験してみることに。白と青、2色のTシャツを着て炎天下で3時間日光浴をした結果......。生地が白い部分の肌の方が赤く焼けているのに対して、青い生地の部分の肌はほとんど変わらなかった。

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実は、青の紫外線カット率は98%。99.5%カットしてくれる、紫外線カット率の最も高い黒とほぼ同じだ。一方、レフ板効果が期待できそうな白は最も低く85%。日焼けを予防したい人は、黒や青など色つきの服を選ぼう。

【日焼け止めの正しい塗り方はどちら?】
A)指先でこするように塗る
B)指先でトントン叩くように塗る

正解は、B)指先でトントン叩くように塗る。

日焼け止めの塗り方についても、実際にどれだけ違いが出るのかを検証。顔の左半分は指先でこするように日焼け止めを塗り、右半分は指先でトントン叩くように塗り、違いがわかるようにブラックライトを顔に当ててみると...。なんと、左側の方が塗りムラが目立っていた。

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これには、ゲスト陣もびっくり!
肌には凹凸があるので、こするように塗ると摩擦によって日焼け止めが削ぎ落とされる所ができてしまうのだが、トントンと軽く叩くような感覚で塗れば、肌の凹凸にも日焼け止めがしっかりと乗るので、塗りムラになりにくいというワケ。
滝川クリステルも「まんべんなく塗れているということですね」と、納得した様子。

日焼けするのは皮膚だけではない!
顔や腕など、肌の露出した部分に日焼け止めを塗るのは常識だが、肌だけではなく髪も紫外線対策をしている人が多い。実際に街で聞いてみると「日焼け止めを髪の毛にも塗る」という女性が、100人中4割近くいたのだ。現在は、髪専用のスプレー式日焼け止めも販売されており、シューっとするだけで簡単に紫外線対策ができる優れものもある。髪の日焼け止めを怠ると、紫外線を浴びた髪が酸化してパサつきや枝毛になるのだが、

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友利先生も「頭皮にダメージを受けることによって、抜け毛や白髪の原因になりますので注意してください」と教えてくれた。紫外線でダメージを受けた頭皮が炎症を引き起こして抜け毛や白髪を増やすと「夏老け」になる危険性大! 老若男女関係なく「髪にも日焼け止め!」これからの新常識になるかも。

抜け毛を予防するシャンプーの仕方は、桃の表面を撫でるようにソフトタッチで!
みなさん覚えていますか?

肌と髪だけではなく「眼」も同様に紫外線対策が必要。
紫外線対策に適切なサングラスの選び方は以前番組内でも紹介しているので、
ここでおさらいを!


「教えてもらう前と後」はMBS/TBS系で毎週火曜日よる8時放送。政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、「知のビフォーアフター」を体感できる。

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