寺島保太良商店 4代・寺島大悟 #197 2020年04月26日(日)放送
今回の主人公は金糸を扱う寺島保太良商店の4代目、寺島大悟さんです。明治30年に創業して以来、金糸・銀糸の製造と卸を行っています。
金糸は分業制で作られます。
金箔の薄さはおよそ1万分の3mm。金箔の光沢を美しくするため漆を塗った和紙に貼り付けます。和紙の長さ125mに対し、使用する金箔はおよそ5800枚。糊の代わりに漆をぬって、1週間かけて職人が1枚1枚丁寧に貼り付けていきます。
その後、約2mmから約0.8mmの太さに裁断された黄金の和紙を芯糸と撚り合わせて、金糸が完成します。最後は寺島さん自らが適正な長さに金糸を束ねていきます。
金糸は酸化しないため、100年はその輝きを失わないといわれています。さらに金糸を使うことで、豪華絢爛な見た目になるため、古くから高貴な人々の装束に用いられてきました。京都では、祇園祭の山鉾などにも使用されています。
しかし寺島さんは、これまでの金糸の使い方に留まらず、新たな金糸の表現方法を模索していました。提案したのはジュエリーデザイナーとコラボした金糸を使ったアクセサリー。金糸を知らなった世代にも手軽に手に取ってもらい、伝統の技術を身近に感じることができます。
金糸の新たな可能性を生み出した寺島さんが、次に思い描くさらなる金糸の未来とは?
【INFORMATION】
(株)寺島保太良商店
〒603-8246 京都市北区紫野西泉堂町65-2
電話: 075-495-7111
FAX: 075-495-7117
Email: info@terayasu.com
http://www.terayasu.com/index.html
金糸は分業制で作られます。
金箔の薄さはおよそ1万分の3mm。金箔の光沢を美しくするため漆を塗った和紙に貼り付けます。和紙の長さ125mに対し、使用する金箔はおよそ5800枚。糊の代わりに漆をぬって、1週間かけて職人が1枚1枚丁寧に貼り付けていきます。
その後、約2mmから約0.8mmの太さに裁断された黄金の和紙を芯糸と撚り合わせて、金糸が完成します。最後は寺島さん自らが適正な長さに金糸を束ねていきます。
金糸は酸化しないため、100年はその輝きを失わないといわれています。さらに金糸を使うことで、豪華絢爛な見た目になるため、古くから高貴な人々の装束に用いられてきました。京都では、祇園祭の山鉾などにも使用されています。
しかし寺島さんは、これまでの金糸の使い方に留まらず、新たな金糸の表現方法を模索していました。提案したのはジュエリーデザイナーとコラボした金糸を使ったアクセサリー。金糸を知らなった世代にも手軽に手に取ってもらい、伝統の技術を身近に感じることができます。
金糸の新たな可能性を生み出した寺島さんが、次に思い描くさらなる金糸の未来とは?
【INFORMATION】
(株)寺島保太良商店
〒603-8246 京都市北区紫野西泉堂町65-2
電話: 075-495-7111
FAX: 075-495-7117
Email: info@terayasu.com
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