鳥獣画家・佐藤潤 #8 2016年06月05日(日)放送

江戸時代、京都で活躍した鬼才絵師・伊藤若冲。
彼は全ての命は光り輝くという仏教の教えから多くの動植物画を残しました。

その若冲から200年、画家・佐藤潤さんは若冲に私淑し、動物画を専門に描いている鳥獣画家。
"動物吉祥"をテーマに日本人と動物の関わりを絵にし、絶滅危惧種の動物たちを描くことで動物愛護を訴えているといいます。
森林破壊に繋がるパルプ紙に、動物の絵を描くことに違和感があると考え、今ではあまり使われなくなった竹紙に絵を描いていることも佐藤さんの生き方のひとつ。
動物を描くことで、仏の心を伝えようとした若冲の魂が佐藤さんの絵筆に受け継がれています。

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